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電話


玄関まで来ると

何時もの様に扉を開けて家の中へ入ろうとする。


「あれっ?飲んでないのに酔ってんのか、俺?」


今度は慎重に

ドアノブを掴み、右に捻って押す。


、、、おかしい、扉が開かない?


俺はチャイムを鳴らした。

しかし応答がない。


まさか、間違えて鍵を閉めたまま眠ってしまったのか?

、、、仕方のない奴だ、、、

俺は携帯電話を取り出すと妻に電話をかけた



呼び出し音がずっとなっている。

不意に呼び出し音が途切れた。


「あっ、俺だけど、」


プツッと電話が切れた。

何なんだ?俺は今、クタクタなのに

あいつ寝ぼけて切りやがった。


俺は少しイライラしながら妻に電話を掛けなおす。


呼び出し音がなっている。

妻が電話に出るのを待ちながら腕時計を見た。

ったく、帰って来てからもう10分も経ってやがる、、、


いつもなら今頃、キンキンに冷えたビールを飲んでる時間だ、、、

早く出ろよ、何してんだ。



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