第九話
なんかきたぁー!最悪は消滅だってw。
嵐の神への魔法で効きそうなのは核攻撃のニュークリアブラストか神への死の宣告ディーサイドくらいか。
意外とヘルコキュートスが効くかもしれん。戦闘開始時にはダークワールドで世界を闇に沈めてシャドウムーブでの攻撃にするか。
もしくは時間を飛ばすクロックアンリミテッドとインフィニティの併用で叩きのめすか。
物理で攻めるか、魔法で攻めるか。
前の戦いは恐らく7日間かかったようだが、結果は両方消滅だったようだ。
戦わないっていうのはないだろうか?
平和に解決できない理由がおっさんには分からない。
といいながら、嵐が帝国に近づいてきてる・・・。
向うはやる気満々なようだ。悲しみ。
おっさんは帝国の首都スケサンを出て、郊外で嵐の神を待つことにした。
どうせ向うにも転移はあるんだろう。逃げても時間の問題だし。
突然目の前に若い女の子が現れた。
銀髪に金色の目をした外人さんだ。
「チーッス!」おっ、フレンドリー?
『チーッス!ミートゥー!』おっさんもフレンドリーさなら負けない!
「じゃあ、やろっか?」
『いやいやいや、スリープ(アンリミテッド)!』
『・・・』眠っちゃったよ、おい。
暗黒修羅棍棒で撲殺をしてみた、後悔はしてない!
ピローン
【おめでとうございます!嵐の神との勝利にしました。能力:反射に嵐神の全能が追加されました。】
【運命:先代からの嵐神との強さ比べに決着が着きました。他の6柱神からの干渉にご注意ください。】
ってどっちが強いのかとかそんなしょうもない争いだったのか。
おっさんが勝ったからいいものの巻き込まんでくれよ。
ピローンで頭へ情報が入ってきたが、どうやら嵐の神は水と光と雷と風を自由に操る能力をもっていたらしい。
恐るべし嵐の神!その能力は常時光の速度で移動しながらの攻撃!
超ヒットアンドアウェイ戦法だった。魔法も範囲外に避けてしまえば問題ないというチート。