第一話
嵐の神がいなくなって400年、神なき自然を人は恐れた。
神がいなくなってからなのか、春は嵐の季節となった。
そんなある嵐の夜にそれは生まれた。
青年というよりはおっさんだった。
生まれながらのおっさんである。産毛が生えかけなので頭は残念なことになっていた。
『ここどこ?』
生まれたてだが、しゃべれるおっさんだ。
見渡す限り森が広がっている。
下半身をみると黒いトランクスが一枚。
『パンイチじゃん』
おっさんは嵐の中、頭を手で押さえて仁王立ちで考えた。
『なんかでた』
あでこに力を入れたところでカードのようなものが宙に現れた。
【どちらの神を選びますか?】
【秩序(■)】 【混沌(闇)】
メッセージとともに2枚のカードがなんか浮いてる。
『闇とかかっこいいな、いつ選ぶの?今でしょ!』
テンションが高いおっさんである。
闇のカードとともにメッセージが表示され意識が落ちた。
【運命:闇の神をロードします。】
【警告!闇の神:不老不死のインストールが妨害されました。
ロードが妨害されているため、闇の神のロードを中断し、初期状態:邪神をロードします。
これにより大幅に能力が低下します。】
【運命:邪神は一定条件でのみ生存可能です。嵐の神を見つけだしてください。それにより闇の力が復活します。
間に合わない場合には死ぬ恐れがあります】




