表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

一番古い記憶

わたしが持つ一番古い記憶。


冬の寒い日の夜。

わたしはまだ幼稚園にもいっていない。

3才くらいだろうか。


幼いわたしは酷い咳で眠れずにいた。

ドアを開けた父親が顔を真っ赤にして怒鳴っていた。

「うるさい」

「おまえはヤクビョウガミか」

「キチガイ」

父はそんな言葉を怒鳴っていた。

その時のわたしは「ヤクビョウガミ」という言葉の意味はわからなかったけど、その言葉は既に何度も聞いて、覚えていたことだけはわかる。


母は、「これ以上パパを怒らせるようなことしないで」とわたしに言い、わたしをベランダの外に出した。



わたしが後に喘息だとわかるのは、40も過ぎてからのことだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ