表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

43/60

怒りが今燃えている

それが始まりだった。

僕とツヨシとの始まりだった。

だけど、僕の心は始まりでは開きはしなかったんだ。


闇に触れ続けて、気づけば心が黒く淀んで、ツヨシがくれたあたたかな光に気付けなかったからだ。

一方的な攻撃によってつけられた心の傷が、それだけ深かったってことだ。


でもやっぱり、一番の原因は裏切り者のせいかもしれない。

僕の味方と名乗っておきながら、悪魔の言葉を信じた教師の存在は、さまざまなマイナス感情を生み出した。


もう裏切られたくない。もうあんな思いはしたくない。


そんな言葉を繰り返すうちに、僕は他人を信じることを忘れてしまった。


だけど、なんども光を当てられ続けるうちに、気づけば僕は暖かさに気づいていったんだ。


そして……僕はツヨシと仲良くなって……遊んで……何して……最後どうなったんだっけ……?


ああ……なぜだろう。それだけは……ただそのことだけは……忘れていたい……。





「おーい白ー?アッサでーすよー!朝だって言ってんだろうがサッサ起きろやバーカ!」


僕は目が覚めた時、どこでもないとこにいた。

天井というよりは、地面に面していた。

いや、天井……地面……天井……地面……何度も繰り返していた。

つまり僕は、何かしらの力によって今回転しているのだ。

その証拠に右腕がめっちゃ痛い。

たぶん蹴られた。

その威力でぐるぐると回転しているのだと予想できる。


天井……地面……天井……地面……なんども繰り返すうちに次第に回転のスピードは弱待っていき、地面……つまりうつ伏せの状態で止まった。


泊まった時、僕がやらなきゃならないと思ったことは、僕を蹴ったのは誰かを確認すること。

それつまり、最初にちらっと聞こえてきた、やかましいおはようコールを行った人物を確認すること。

たぶん同一人物だから、どっちも一緒だと思う。

それに、こんな頭がおかしい人は知ってる中でも一人だけしかいない。

その人物の顔を思い浮かべながら、転がってきた方を向くと、その通りの男がいた。

というか、僕の顔だ。


「乱暴はやめてくれよ、黒。君が蹴る前に、僕はすでに起きていたんだから」


僕は、ドッペルゲンガーのように瓜二つな男にそう言った。

そんな僕を見た黒は驚いていた。

いったい僕のどこにそんな不思議要素があるだろうか。

そんなもの、生まれてから一つたりとも持ち合わせてはいないというのに。

あっ、転生した時にもらった能力があった。

だがまあ、それぐらいだ。

他には何もない。

なにもないのだ。


「……まあいい。それよりさっさと合体だ。こっから出て、もういっちょバトってこーぜ!」


「それは無理だよ」


僕は黒の提案を断った。


「……は?」


断られるだなんて考えてもいなかったのか、自身の耳を疑うように、黒はありえないと言いたげに、たった一文字、無意識に口からこぼれる。


だが無理なものは無理なんだ。


「無理だ」


「なんでだッ!!どうしてそういいきれるッ!!」


否定に反応するように、かき消さんとばかりの大声で、黒は僕に理由を求めてくる。


だけど僕にはそれを答えられるだけの情報を持ち合わせていた。

だから、たんたんと説明してみせた。


「生命の魔力……いや、これからは可能性エネルギーと呼ぶべきか……まあとにかく、それは今、確実に一千万切りの寸前だ。つまり、あのフザけた名前の神が施した縛りが僕らの邪魔をする。痛みには耐えきれなかった。能力も発動しなかった。だから抗う術はない」


それでも。

そう言いかけた黒の口を止めるように、僕はさらに付け加えていく。


「能力が使えないんじゃ、勝ち筋は0だ」


それでも。奇跡の一つ起こせるかもしれない。

やってみる価値もない行動を、行う義理はないと、僕はさらに付け加える。


「奇跡に頼るな。いままでだって、一度も起こせちゃいないんだ。全ては、必然の重なり合いで生まれた必然の螺旋……起こるべくして起こったことなんだから」


それでも。やらないよりは何億もマシだ。

そんな、都合のいい理論を使おうとしたアイツに腹がたった。

だから僕だって言い返した。


「わかりきってるのに、やってもなんの価値もない。そういうのを無駄って言うんだ」


……どうして簡単に諦めたりなんてするんだ。昨日のお前なら……


……。


「昨日もクソもないんだよ。僕はいつだって僕のままだったんだ。君の強さに憧れて、その君を超えて、僕は最強になった気でいた。なりたい自分になれた気でいた。でも違ったんだ。僕はただ、憧れの延長線上にいただけだった。僕は……僕は……何も変わっていなかった!」


そうだ……あの時から今まで、いつだってそうだった。

頭がおかしくなって、君を作り出したその時から、絶体絶命を簡単に踏み越える君の強さに憧れていた。

それが、たとえ自分に憧れるなんてバカげた行為だと笑われたとしても、弱い自分を知り尽くしていた僕には、憧れずにはいられなかった。

僕の目指していたものとは違っていたけど、僕は黒みたいに強くなりたいって……そう思えた。


それからの僕は、ただの黒の真似事だ。

ただ黒みたいにネジ飛ばしてテンション上げて、ぶっ飛んだやり方で敵を倒して、それで勝手に突っ走って、それで僕はここにいる。

結局僕は、それまでだったんだ。


「僕が黒に勝てたのだって……きっとたまたまだったんだ……」


そんな弱音を吐いた瞬間。

黒は、僕の胸ぐらを掴んで引き寄せた。


「取り消しやがれ……今の戯言を取り消しやがれって言ってんだ……!」


わからなかった。どうして僕は服を掴まれて、こんなにも圧を感じる睨みを効かせられてるのだろう。

突然の出来事で僕の頭は真っ白で、そんな状態で、僕は疑問について考えることなんて出来もしなかった。


「今のは俺への侮辱のつもりか……?命の取り合いした相手に勝って、たまたまですませられると思ってんのか……?」


頬に衝撃が伝わる。

殴られた……?

僕はそれに気づいた時には、すでに体は倒れていて、痛いという感覚だけが残っていた。


どうして。


僕がそう言い出す前に、黒は怒りに燃える声で宣言した。


「リベンジマッチだ。お前に負けたなんて事実を、今ここでぶっ潰してやる。なんなら一つ確信してんぜ?今のお前に、俺は絶対負けねぇってなッ!!」

すんげぇ遅くなりました。

気づけばもう一週間くらいたつんでしょうか、僕は元気です。

こんなに空いてしまった原因は二つくらいしか思いつかないんですが、一つは暗い話書くとやる気が七割消滅する問題です。

僕はたまに、主人公に感情移入しながら書いてしまうことがあるのですが、それがあのシーンでっていうか、キツいシーン書く時はほぼ必ずなるので、当然前回を書いてる時にダイレクトアタックしてきまして。

たとえ、僕が一切経験したことのないものを書き連ねたとはいえ、ただクソ辛い。

ネガティブ人間になりかけるほどの精神的ダメージを負ってしまう結果になりました。


まあコッチは数日で治ったのでいいんです。

問題はもう一つの方……。

ドラゴンボールZドッカンバトル(ソシャゲ)が楽しすぎるんです!

ちょっと神引きして目玉キャラが当たったのでイヤッフゥー!してたらなんですが、必殺技の演出が良くてなんどもクエスト潜っちゃって。

他のソシャゲも一緒にヒャッフーしてたら気づけば9月!

しんじられねぇなあ!って感じです。

まあこれからも、無理しない程度に自分なりのペースで頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。


以上。無職からでした。


9月1日 21:19

たぶんこの時間みんな投稿してるから、寝る前に投稿しよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ