表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/60

神・最終決戦。END

重い。

体が重い。

立ち上がれないほど重く……全身が地面から離れようとしない。

全身に激痛が走る。

走り続けている。

体を永遠と巡り続ける痛みに悲鳴を叫びそうになる。

俺は必死になって口を閉じ、それを決して外には出さなかった。


うつ伏せになり悶える俺を見た覇道道正は困惑していた。

それが、あと一手で自分が詰んでいたことに対してなのか、目の前の俺の姿を見てなのか。

それとも、その両方か。

覇道はただ立ち尽くしていた。


しかし、はっと目が覚めたように、目の前で倒れる俺にトドメを刺そうと動き出す。


それを感じた俺は、立ち上がる努力をした。

全身に走り続ける痛みを叫びで誤魔化し、潰されそうな痛みを無理矢理我慢し、ゆっくりと立ち上がっていく。


それをみた覇道道正は何を思ったのか、俺を殺すのを止めた。


「どうした……さっさとこいよ……」


俺はまだ負けてない。まだ負けてない。

そういい聞かせて、再び心に闘志を灯す。

そんな俺を、覇道道正は鼻で笑った。


「それは演技ではないだろう?そんな状態で私に勝とうだなどと……無理をせずに諦めたらどうだ?」


それを俺は笑い返した。


「諦める……だぁ? そんなもん……するわけ……ねぇだろう……が! それに……まだ勝ち筋は……ある……そう思ったから……お前……も……トドメさす……の……止めたんだろ腰抜け……」


これはハッタリじゃない。セーフティーが発動したとはいえ、生命の魔力を使った攻撃が出来なくなった訳じゃない。

油断して近づいてきた瞬間に、もう一度鎌を作り、体にかかる重力を利用し、少ない力で斬り殺す。

今の勝機はこれ一つ。

距離を取られたら終わりだが、それでも何とかできない訳じゃない。

だからまだ、戦える……。


「なんだ、見抜かれていたのか。だが安心するといい。貴様になにかしない訳じゃない……が、ただ殺すことに固執することを止めただけなのだからな」


殺すことを……止めた……?


「そう。ただ封印することにしたのだ。封印に特化した次元の中に貴様を放り込む。今の貴様を見ていれば、それが一番安全だ」


封印……だと……?


「そんなことして何になる……俺が……出れないとでも思っているのか……?」


「思っているはずないだろう?だが十分に時間は稼げる。戻る頃には、私は貴様よりも強くなれる確信がある。戻れないのならば、私の選択は正しかったということだ」


強くなる……?

いったい何をする気なんだ……⁉

いや、何をするにしても、ここでコイツを殺さなければ、カディア達は確実に殺される……!

だから絶対に……絶対に負けちゃいけないんだ……!


「次元封印」


次元の入口が開き、周りのものを手当たり次第に吸い込み始める。


体が引き釣りこまれていく。

重みと痛みで抗えない。

ただ無抵抗のまま、入口へと風に運ばれていく。


まだだ……アイツを殺さなければ……今ならいける……たとえ届かなくても、足止めさえできれば……フザけた名前の神がたどり着くまでの時間を作れれば……次に繋げる……!


「マキシマムバー……」


マキシマムバースト。

そう言おうとした瞬間。

再び全身を激痛が走り回る。


この瞬間、俺は確信した。

セーフティーの発動条件は、一定値を下回った時に発動するのではなく、一定値を下回る技を使おうとした時に発動するということを。

残りの生命の魔力は1000万年。

これ以上、どうしたって使えないということだ。


俺はすでに、詰んでいたのだ。

あの神によって、つまされていた……。


……違う。事前の説明はあったし、理由としては納得できた。

こんなにも消費が激しくなってしまったのは、俺が復讐なんて考えたせいだ。


俺は……俺の勝手な行動が……カディア達のところへ覇道道正を行かせてしまったんだ……。


俺のせいで……俺のせいで……俺が……俺が……俺はッ!!


自分自身への怒りの叫びが、痛みを消した。

何もできないカカシのようになってしまった俺にとっては……たったそれだけのことなんて……意味はなかった。


終わらないからね!? こんなんて終わったら俺誰かに恨まれるて。

誰かは知らんけど。

久しぶりの二回投稿だけど、その理由は寝ないようにするために書いてただけってだけだから、不定期なことにゃ代わりにゃいぜ。

そういえば、ポケモンユナイト復帰しました。

ミュウツーたのちぃ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ