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28.ばくま 一時の休息と、最終フェイズの手前側

私の名前は、カミノ・ゴッドインダース。

神をやっているものです。

最近は、仕事のキャラが私生活に侵食を始め、語尾に「だの」が普通になり始めてきている今日この頃。

私は、自身の力のコピーを取られました。


私……神なんですけど。


私……あんな強くないんですけど。


なんなら、敵の方に弱いとか思われてるんですけど。


こんな私を、世間は不遇と呼ぶのでしょうか。

それとも、規則に縛られた不人気キャラの末路だと罵詈雑言吐かれるのでしょうか。


私は、泣きたいです。



『神域に両足を突っ込んだか……。それでこそだ狂命ッ!』


転生者を名乗る男の言動は、常に最強であるかのような立ち回りを感じられますが、この男が後輩転生者に勝つ未来が見えません。


だって無理……ですよね、絶対。

普通に考えて、神に勝てる人間なんているはずがない。

(わたし)だってそう思います。


きっとこれから始まるのは、なんの面白味もない消化試合というやつなのでしょう。

今の私には、次の戦いにワクワクできる自信がありません。


そんなこんなで、私は来てそうそうなんですが、もう帰ろうと思います。

もう大丈夫そうだし、どうせもっと大変なことになるだろうから、何がきても分離できるように、天へ戻り準備をしなければならないからです。


それでは皆さんまたの機会に。最終回近くになったらお会いしましょう……と、どこにいるでもない誰かに独り言のように語った後に、私は天へと戻った。


「おいおい、こんな面白いものをみてるってんなら、俺も誘ってくれたって良かったのにな」


……帰れそうになくなりました。






俺の名前は世界くん。

見た目どおりマンマル地球に手足が生えた、わかりやすい存在だ。

俺がどういう存在か分かりやすく説明するなら、つまるところ神様だ。

正確には、世界の意思が無条件に神格化した……っていうのが正しいが、そこはどうでもいい。


問題は、今現在進行形でこの俺が、怒り心頭だってことだ。


「どうして俺が怒っているのか……お前にわかるか?」


表情なんてものはないので、気づいていなかったのか、カミノは「ああそうなの」みたいな表情をしている。

考えようとはしている様子だが、あの様子じゃあことの重大さに掠りも気づいていないだろう。


「見に行くのを教えなかったのは謝るだの。でも、本当は観戦のつもりで降りてきたんじゃないんだから、そこはわかってほしいだの」


「カミノ、俺はそこに怒ってるんだ。どうしてまた、()()()()()()()()()()()()


そうだ、カミノは気づいちゃいない。アイツがしでかしたことが、どんな悲劇を生み出すのか。

ならここで、手遅れながら気づかせてやる。

俺はそのために降りてきたんだからな。






こんにちは……ではありませんでした。

すでに長い時間がたったように感じていたので、間違えてしまいました。

この時間は、こんばんは。でしたね。


こんばんは。私の名前はカディア。

善組織のボスの娘にして、狂命さんのお友達? です。

彼との関係については、私自身にも何が正しいのかわからなくて……曖昧なまま進めることをご容赦ください。


それで、その狂命さんなんですが……あの痛いおじさんのボソボソとした独り言によると、なんと神の力を手にしたんだとか。


情報の元は信頼できないですが、映像に写る彼の姿は、つい神様みたいだな、なんて思ってしまいます。

凄く光っているせいというのも、あるんですけれど。


それに不思議は続きます。

丸い体に手足を生やした不審者……なのでしょうか。

そんな謎の存在が突然、目の前に現れたんです。


そして、痛いおじいさんと言い争いを初めてしまって……何やら深刻そうな雰囲気のある会話だったのですが、狂命の名前が何回か上がっていること以外、私には理解できませんでした。


「だから、前にも言った通りだと言っているだろう。お前は運命に介入し、狂命の使命を阻害した」


「何言ってるだの。すでに神と化した狂命はもう止められないだの。もし止められるとしたら、もう私達ですらもどうしようもない事態だの」


二人の会話をただ聞いてみる。

運命……使命……神。出てくる言葉は難しいわけではありませんが、生きる中でより、本の中での方がよく出てくるものばかり。

非現実的すぎて、やっぱり私にはわかりません。

ですが、狂命さんに関係ありそうな話なので、聞いておくべきだと思いました。


目の前の光景に、冷静さを保てずにいながらも、私はちょっとずつ口を開き、声をだす準備を始めました。

それでも最初に出てきた声は、二人の会話に入り込めないような、少し小さな声でした。


「えっと……あの、少しよろしいですか?」


気づかずに話続ける二人をみていた私の中に、ある考えが浮かびました。

届かないならいっそ叫んでしまえ。

そう思ってすぐに、私は少し強めに叫んでみることにしました。


「あの! す……少しよろしいですか?」


その声は、本当に自分から出たのかと疑いたくなるほど大きくて、自分でも少しビックリしてしまい、集めた視線から恥ずかしさを産んで、二言目からは、中くらいにまで声が落ちてしまったのですが、奇跡的にもそれが丁度いいと感じる声量だったため、そのままでいくことにしました。


「なんだの。部外者は静かにしてるだの」


おじいさんは私をあしらうようにそう言いました。

しかし、狂命は私のボディガードなんですから、雇い主として引き下がるわけにはいきません。


「おいおい、狂命が蘇らせた女を、部外者だって一蹴する気か? そもそも勝手にお邪魔したのは俺たちなんだ。気になるワードだけ残して即退散ってのも、酷い話じゃないか? 」


そんな私を見かねてか、世界くんと呼ばれる人が間に入ってくれました。

しかしどうしてか、おじいさんはなかなか話してはくれませんでした。


「仕方ない、お前が話さないのなら俺が話す。文句は受け付けないからな」


「何を言ってるだの! 世界の(ことわり)に関わる話を、人間にするなんて!」


「伝えたところで何も変わらない。それに、その理もお前のせいで崩れたんだ。尚更問題ないな」


「だから、使命はあの能力でも十分に遂行できるだの!」


また口論に発展しそうな府陰気を感じた私は、世界くんに聞くことにした。


「お願いします。教えてください、いったい何が起こっているんですか」




なんて話を始めると聞いたので、ワタシことラーラも、聞き耳をたてることにしました。

投稿をサボっていた数日間。

その間にいろんなことがありました。

グリッドマンのMX4D、新しく始めたゲームで押しが即死、妖怪ウォッチの赤鬼青鬼なまはげ周回。

いろんなことがありましたが、私は元気です。

そんなこんなでいろいろどーんですが、ちゃんと完結はさせるので待っててください。


ちなみに、一部、二部、三部で完結予定なので、大幹部なんとかしたら休憩とります。

あれもこれもそれも全部押しを即死させたあのシナリオが悪い。


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