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ここのつのお祝いに、聖邪の箱を。

作者: なと

雑記帳。

雨に関する色々、忌まわしい出来事、忌まわしい呪い事、綺麗な石の置物、夏、子供の頃の記憶…

怪談めいた、小言です。

ネタ帳というか、これから書く小説のネタにでも、と思い。

雑記帳。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここのつのお祝いに、聖邪の箱を。


・宝雨の祝い


雨をよいものとしてとらえる言い伝え。

恵みの雨。

天女の描かれた袋に入った飴が村人に配られる。

雨に打たれながら、舞う美しい少年少女。

雨がないと死んでしまう、雨人なる人々。


・鬱雨の忌まわし


梅雨の時期は引きこもる、山の集落の村人たち。不吉だという雨。昔、山神の御子だった神聖な、村の御子が豪雨で流されてから、梅雨になると人が消えるという事件が多発。神隠し。

だから、梅雨の時期は家に引きこもって、行事はしない。


・雨神の像


傘を持ち、水晶を持った観音様のような像


・雨龍水龍


青く輝く龍神。雨の恵み。天に住み、雨を降らす。


・お地蔵様、置物


入道雲に、お地蔵さまにお供えされた菊の花。

真っ赤な花が、真っ赤な涎掛けのしてあるお地蔵様にお供えされている。

狸の置物の隣に、蛙の置物。その隣には、狐の置物。酒瓶が並び、鮭を咥えた熊の置物と、獅子舞いの置物が、並び、その隣に、石の置物が並ぶ。


・古美術市


売っている様々な根付。

象牙で彫られた仏像、牛の像、桜の像、

時計の置物、懐中時計。小さな人魚の小物。鱗の一枚一枚が螺鈿でできていて、青系の七色色に光っている。金箔の入った縁起のいいガラス細工。


・ななつこ


まず七人も子供を産んだことがすごい。

その子は、お守りを持っていた。小さな胎児みたいなミイラみたいのお守り

紫色の朝顔模様の着物姿の女が訪ねてくる。ふっと消える。

軍服の男が訪ねてくる。ニヤニヤ笑っている。

僧侶の男が部屋の隅に現れる。

小人の七福神が、床下を駆けまわる。

正体は鼠の化け物。

黒電話に電話がかかってきて、無言電話だった。

止まっていた懐中時計が逆さにぐるぐる動き出す。

部屋の灯りが、点滅する。

午後2時だというのに、だんだん太陽が翳ってきて、太陽が消える。日食が起こっている。


秋に咲く彼岸花で、遊ぶ、不思議な妹。美しいかんばせ。天真爛漫。明日は晴れるのよ、とか、雨が降るのよ、とか、言い当てる。予言の娘。


暗い目をする弟。弟も、美しく、不思議な予言をする。明日、どこでだれそれの、人が死ぬとか、不吉なことを。静かで、暗い目をしている。


風知鳥。天変地異を予言する。


・当たりもの


ラムネの中に蛍石が入っていた。

当たりくじに、金メッキの蛇のお守り

鈴のくじを引いて、大きな鈴が当たり、振って遊んでいると、中から駒の人形が飛び出してくる。


・戸棚


戸棚の中に折った満開の櫻の枝が入っている。

戸棚の中に、鼠のはく製が置いてあり、目玉はガラスでできている。

戸棚に、抜けた歯が、置いてあった。

戸棚にきのこが生えている。かびが生える。


・病。


風邪をひいてみた夢に、亡くなった祖母が、赤と緑色のまだらの胎児の人形をくれる夢。

水頭症の目つき悪い双子が、周りをぐるぐる回る。

牛目の女が巨大な眼で、睨みつけてくる。よだれがたれている

奇形の子供たちが、理科室でお遊戯をしている。

かたわの男が、無くした腕を探している。


・夏の事


真っ赤な傘を持った小学生が、黒い影を背負っている。

黒いコートの黒い帽子の男が、橋の上で黄昏ている。

人殺しに見える。

押し入れの中の日本人形

埃を被っている。お札が張られている

お札には隅の方に、「粗末にすると、祟られる」

と書いてある。

しわだらけの怖いおばあさんが、予言をして回る村。

狂い女だと思われている。


戸棚の中に、爪切り。飾り石のたくさんついた綺麗な爪切りだが、その飾り石の、なぜか、一個だけ蛍石が埋め込まれている、裏を見ると、アタリと書いてある。

これを持ってから、いい事ばかりが起こる。


・夜


じんましんのできた同級生を見て、夜、布団の中でいぼのできる夢を見てうなされる。

ゴキブリがでて、一晩中、どこかにいるかもしれないと、寝れないでゴキブリを探す夜。

花火をして、ねしょんべんをする夜。

隣が神社だったため、たまに狐がでるのではないかと、怪談をテレビでみた後眠れない夜。

夜の苦しみ。お化け。



何年かぶりに書いている文章の少し。

なんだか、少し、不思議な感じのするものを。

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