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猟団掲示板から始まる物語  作者: クリクロ
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名探偵編ー導入04ー

ある時ピノさんが打診を受ける。それは日本人上位ランカーが集まってグループを作り過疎対策をしよう!という試み。プレイヤーにとって現時点でのゲームのモチベーションは


「いかに高速周回してステータス数値を上げるか」


この1点に絞られてた。その為にランカーが集まり、効率よく周回したいというのは非常に理に適っている。高速と効率。まさに一石二鳥のプランであった。


トトは数値上昇への固執より4人とワイワイ楽しむ方にウエイトがあったので、とくに今のPTに不満はなかった。しかしピノさんとハッサンには魅力的な条件だったに違いない。なぜなら二人はランキングにおける上昇志向が強かった。それもTOP10野望に満ち溢れていた。結局トトを含む四人全員で相談し、このグループに参入することになる。



トト達だけでなくTOP100位内の他の日本人ランカーさんにも声がかかり、了承した者達が集結しグループが出来た。先導したのがギンガ(ginga)さん。

ギンガさんはリーダーあるあるの典型的タイプ。勿論、ランカー達に声をかけ集結させた功績は賛辞に値するが、仕切りたがり感は隠せていなかった。VC使い。



単独でありながら、すでに日本人トップで全体でも5位のベル(bell)さんも参戦。最強でもあり変態でもある。実際のキャラ名は卑猥すぎてここでは書けない。よくランキングボードにその卑猥な名前が堂々と表示されているのにBANされないのが不思議だった。しかし当人は


「BANされたら、さらに卑猥な名前をつける!!」

と豪語していた。まさにブレない変態。彼もまたVC使いである。


その他マル(maru)さん、サンカク(sankaku)さん、シカク(shikaku)さん、ダイケイ(daikei)さんら大勢。そうそうたる面子でありながら、VC組とTC組もすぐうち解ける事が出来た。




それはランカー達が抱えていた悩みが一気に解消された感じだった。安定したPT確保や集団での情報共有。戦闘中のVC指示も洗練され、より高い連携が取れるようになった。何より戦闘が安定してるので、VCもTCも盛り上がっていた。まさに全員がwin-winの関係だった。

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