名探偵編ー推理07ー
ついに全ての謎は解き明かされた。だが、それで終わりではない。
推理はあくまで推理であって真実ではない。そしてトトは真実を確かめることはしなかった。誰にもこの推理を伝えることはしなかった。なぜなら、ここにはもうトトの居場所は無くなってしまったから。
TOP1のベルさんの裏切りに対し怒りを抱いたが、反論はできなかった。
ピノさんが最後は許したハッサンを、トトは最後まで許せなかった。
何よりリーダーであるギンガさんを疑ってしまった。
そして公開処刑を知った後日、トトはグループを抜け、このゲームも辞めた。
もしも犯人が狡猾で、流出名簿に不備はなくランキング順やランダムで名簿を流出したら??他の者が犯人になり得た可能性は?
ここからは名探偵編における推理構築における隙間の補足です。
まず、外部犯の不可能説は本編でほぼ指摘しましたので、省きます。
ハッサンは妄想が現実を飲み込んでいたので、一番予測不能で一番可能性はあった。しかしピノさんの許しを得てなんとか絶縁から解消された今、トトから嫌われた程度で、この事件を起こすメリットがない。これ以上、騒ぎを起こして再度ピノさんに嫌われるわけにはいかない。逆に絶縁のままなら、やけになっていたかもしれない。
それはピノさんにも同様なことが言える。やっと心の傷が癒え、ハッサンとのフレ関係を修復した今、さらなる大騒ぎを起こす理由は彼女にもない。
ベルさんは(実際)卑猥な名前からして基本目立ちたがり屋ですが、孤高ゆえにキャラ名BANをかけて運営に挑み続け、この卑猥な名前でTOP1を取る事で勝ち誇っていた。つまり戦う相手が違う。むしろメンバーには無関心で、関心あるのは己のLV上げのみ。なので、今回のような劇場型の犯人像とは結びつかない。
ゼロさんは最後まで「秘密兵器」のままでした。結局、最後までノーエピソードでした。
そして真打のトト。
唯一3つの事件全てに関わっており、犯行動機という点では充分で
犯人と名探偵という自作自演の可能性もあった。
しかし最大の問題はトトは2.5ちゃんを知らなかった。
まぁ〜知らなきゃ流出できないもんね。
と言う事で「消去法」でもギンガさんが残ってしまいました。