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猟団掲示板から始まる物語  作者: クリクロ
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猟団家族再戦編ー11ー

リベンジと称し、8人クエスト『続・城門解放』クエストに挑んだ今回。


前回も今回も同じクリアだが。内容は全然違う。最後こそ、ワンスター・オークにボコボコの返り討ちにあったが、それでも何とも言えない楽しさがあった。


だから勝利した瞬間、大声で「やったぁぁぁぁ」と歓喜してしまった。

無意識に拳を握りしめ、「よしっ!!」とガッツポーズをしていた。

こんなことはVCボイスチャットがあるなしに関係なく、ゲームをやってきて今まで一度もなかった。本当に初めての感覚だった。


この達成感、体の中から溢れ出る喜びの満足感は、これまでの『無知』では決して味わうことが出来なかった。4Kモニタ購入の餌に釣られたとはいえ早起きして朝練をした。実物の4Kモニタ見たさに実家行ってじぃちゃんとばぁちゃんの連携技を間近で見てきた。そして今回の実戦でPTの事を意識しながらがら『家族全員』で戦う事を実行出来た。まさしく苦労が報われた瞬間でもあった。


単独でクエストをクリアする歓喜とは全然違う。適当に戦って勝つ喜びや、報酬を貰える喜びとは全く違う。『協力』して戦っているという一体感を存分に感じる事が出来た。


これが『連携』なのか?そしてそれを体感すると、こんなにも充実感を得られるのか?



ただ、課題も多々あった。城内における構造がわからず、俺だけ迷子になってしまったこと。ジャストガードの成功率が高くなかった事。調子こいて我先に進んでしまい雑魚軍団に囲まれてボコられてしまったこと。何よりワンスター・オークにやられてしまった事。



それでも、この手汗ビッショリな現実が、まぎれもない俺自身の興奮を物語っていた。

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