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猟団掲示板から始まる物語  作者: クリクロ
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猟団家族傷心編ー02ー

「彼が『私の手料理食べたい』っていうから、ご馳走してあげたの」


アッコ姉さん、料理できたっけ??


「バカにしないで!!私だってやる時はやるのよ。で、本気出して晩御飯作りに行ってあげたの」



なに作ってあげたの?


「目玉焼き」


どこが本気なんだよ!!手ェ抜いているにしか見えないわ!!

つか、晩飯作りに出向いて、ドヤ顔の手料理に目玉焼きはないわ!!



「……に味噌」


お前も味噌かよ!!味噌派かよ!!エマぁ〜よかったな!!同志がいたぞ!!



って、ちげぇ〜〜よ!!。


なんで、どいつもこいつも彼氏に味噌かかった目玉焼き食わせたがるんだよ!!

どんなDNA引き継いでいるんだよ!!うちの先祖は味噌屋かよ!!




「この前のデートにも、お弁当も作ってあげたの」


……もう嫌な予感しかしね〜〜よ!!一応、聞いてみるけど、何作ったの!?



「味噌目玉焼きサンドイッチ」


だ・か・ら……味噌から離れてよ!!

味噌は万能調味料だけど、一度距離を取ろうよ!!


どこの罰ゲームだよ!!?

『この中に、どれか1つだけ辛いのが入っています』みたいなロシアンルーレットでも、普通は希望があるんだよ!!。しかし、その弁当には絶望しかないよ!!『味噌』という名の絶望しかないよ!!



「『こんなの食えるかぁ!!』と言われて、彼とはそれきり音信不通」


俺が彼氏でもそうするわ(いや彼女いないけど)

もっとさぁ〜学習しようよ!!失敗をバネにしようよ!!


「これまで、彼にどんなことを言われても許してきたの。でも『味噌』を否定されたことだけは、絶対に許せない。そこだけは譲れないの。」



逆だよ!!味噌は許してやれよ!!そしてガソリン代折半は許すなよ!!

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