猟団家族朝食編ー02ー
エマとマー君は目玉焼きに何をかけるかで喧嘩していたのだが、その理由がとにかく酷い。
それはエマが教えてくれた、その時の2人の会話からも見て取れる。
「マー君もこれからはエマと一緒で目玉焼きに味噌かけてネ。そしてエマの為に、家族内における味噌派の地位向上に貢献してネ」
「そ、それは、ちょっと、、、、」
「なんでヨ??」
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『なんでヨ??』じゃ、ないよ!!味噌派の地位向上ってなんだよ!?
そりゃマー君も頭ん中???になるよ!!やんわり即決で断るよ!!
「なんでヨ??」
『なんでヨ??』じゃ、ないよ!!俺にまでマジマジと疑問系で聞いてくるなよ!!
俺は目玉焼きには『マヨネーズ』と決めているんだよ!!
味噌なんかに負けてたまるかよ!!
そもそもウチの家族は、なんで朝から目玉焼き如きで論争になるんだよ!!
そして、塩派、ソース派みたいな派閥争いに発展してんだよ!!
何よりエマは味噌派閥で、天下取ろうとするなよ!!
無理だよ!!街頭演説しても絶対に支持されないよ!!。生涯劣勢だよ!!
そして当然俺も絶対に支持しないからな!!
それにしても……マー君は、大変だなぁ〜〜(切実)