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亡くした俺の世界  作者: 鈍色砂雨
1/1

死にたい俺とプロローグ

他作品と違い、シリアスです。ご注意を。

「ああ…本当に最悪だ…。俺はまた死ねなかった。もうこれで何度目だ」

「これで72回目だ」

「まだ諦めないの?」

「…ああ、俺は絶対に諦めない」

「なんでなの…?なんでまだ諦めないの!?死んでいった家族の為にも長生きしなよ!?」

そんな悲痛な叫びに

「断る」

なんど聞いたかわからない、否定の言葉をかける。

「……っ!」

「何故だ?お前にだって義理とはいえ帰りを待ってくれる家族がいるだろ」

その問いに疑問で答える。

「生きて…なんになるんだ?」

「結婚して、家庭を築いたりして、幸せに」

「本当にそれ、幸せか?少なくとも俺は幸せに思えない」

「なら、友達と遊んで、バカみたいに笑ったり」

「ああ、それは楽しいかもしれないな」

これを聞いて可能性を感じ、聞く。


「じゃあ」

その言葉に終始光の無い目をして答える。

「だが、それをしてなんになるんだ?生き物である以上、どうせ死ぬんだ。延命したって死ぬんだ。寧ろ長く生きれば生きるほど辛くなるだけだ。生きるということに、なんの生産性も見出せない」

諦めたように

「…そうか」

とだけ呟く。

「話は終わりか?なら俺は帰って自殺のための方法でも考えておくよ」

「……ねえ!!」

「なんだ」

「私達に教えてくれた約束の事、あれは本当なの?」

「ああ、俺は絶対に




自宅で自殺をしない」

名前?あ、後で決めておきます(震え声)

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