だけど
ねえ、言って
何が不満なの
そんなにすぐに つっかかって
誰も信用できなくて
ねえ、言って
何が怖いの
そんなにあたりを 見回して
目を合わすことも出来なくて
ねえ、言って
何が許せないの
そんなに疑って にらんでばかりで
話すことさえ拒んで
誰も信じないことが自分を守る手段だったんだね
誰とも分かり合わないことが自分の信念を貫くことだったんだね
誰とも触れ合ないことが傷つかない方法だったんだね
孤独を抱きしめて、
虚しさを撫でて、
絶望を愛しながら
生きてきたんだよね
あなたはなにも悪くないよ
あなたの言ってることが正しいよ
あなたのいく道は開けるよ
そう言って欲しいの
だけど、いえないよ
あなたが好きだから