表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
心霊探偵ジョージ   作者: pDOG
59/94

ショートショート「恐怖のナポリタン」

俺の名前はジョージ、しがない探偵なんて稼業をしている。


ある日、俺は森に迷ってしまった。

夜になり腹も減ってきた。


そんな中、一軒のお店を見つけた。 怪しげな店だったが、よく見ると看板の横に殴り書きがしてある。


「ここはとあるレストラン、ナポリタンが人気です。」


変な名前の店だ。 だがこんな辺鄙な所にある割には有名なメニューがあるくらいには繁盛して居るらしい。


俺は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。


数分後、ナポリタンがくる。俺は食べる。



・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。



しばらくして、俺は気づいてしまった・・・


この味・・・このしょっぱさはまるで、そう、涙の味だ。



 俺の脳裏に、あいつの横顔が浮かんで消えた


 あいつは寂しそうに笑っていた



俺はナポリタンを完食すると店長に「美味かったぜ。」と礼を言い店を出た。



タバコに着いた火が見上げた星空の中で赤く光っていた。



ちくしょう、やけに煙が目にしみるぜ・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ