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世界の崩壊・始まりの世界  作者: 火憐ちゃん
100年後の世界編
3/20

炎神・風神

更新頑張りました!

早速感想ありがとうございました!凄く嬉しいです。


感想=やる気に繋がる私ですので感想頂ければ…調子乗りましたスイマセン




《爆撃・両手足強化》


赤い鎖が両手足に巻きつく

巻きついた瞬間に、端の鎖が赤色に発光する


(風使いとやるのは初めてだけど…兄ちゃんとマリエッタさんがやりあった時は爆風を風で抑え付けられてたからな…)


火月は相性的に炎神を相手にする

そう決めた作戦は既に勘が外れて、風神と相手取ることになっている火月自身に風の魔法使いとの戦闘経験は無い

しかし、100年前の記憶からそう判断している


(まぁ…考えてもしょうがねーし、まずは一発!!)


相対する距離は100m程

接近戦を得意とする火月にとっても射程距離範囲内

まずは様子見と左拳を思い切り振りぬく


《爆撃・とりあえず様子見!!》


左拳の鎖素子が赤色に発光すると同時に拳撃と共に爆風がシラヌイを襲う


《風神・風の防御壁》


シラヌイは特に回避行動することなく、魔法を発動

風を操り、爆風を弾き飛ばす


「ぐっ!?」


想定していたよりも攻撃力が高く、爆風を少し食らうシラヌイ


(様子見で食らった?)


今のは唯の威嚇射撃程度である

火月が相手していた絶対強者級にはかすり傷も与えることができなかった一撃であるため、少し戸惑う


「なかなかやるな!だが負けはしない!この距離は俺の距離だ!!」


《風神・飛翔》

《風神・カマイタチ》

《風神・風玉》


火月の攻撃力に動きを止めるのは危険だと判断したシラヌイは全身に風を纏い空を飛びながら、カマイタチを放つ

音速を超えるカマイタチ

大きさも20m以上であり、避けるには大きく回避する必要がある

その周囲には圧縮されたピンポン玉ほどの大きさの無数の小さな風の玉が、火月を追尾し襲い掛かる

手数で相手を圧倒する

それが風神シラヌイの戦いである


《爆撃・左手解放》


両手足に装備している鎖素子が赤色に発光

それぞれは先程赤色に発光した鎖素子の次の繋ぎが赤色に発光するだけだが、左手に纏っている鎖素子は残り全ての鎖が発光する


火月は避けることはせず、襲い掛かるカマイタチと風玉へ全力で左ストレートを放つ

拳がカマイタチに触れると同時に左手の鎖が大爆発を引き起こし、爆風でカマイタチも風玉も全て吹き飛ばす

その感触に火月は一つの答えを出す


「兄ちゃんより遥かに弱ぇ!!」


「隙ありだ」


大技を放った後の隙を見逃すわけも無く、シラヌイは既に背後に接近


《風神・風刃》


腕に風の刃を纏わせて火月の首を狙う


「おっとっと!!」


《爆撃・左足解放》


左足を後ろに上げる

左足に纏う鎖素子が全て赤色に発光し爆発

爆風により風の刃を霧散させ、本体であるシラヌイも吹き飛ばす


「なんだ!両手足使う必要なかったな…」


火月の魔法

爆撃は爆発する鎖を創造する魔法である

長さ上限は50kmほど

爆発の前に、赤色に発光しその直後爆発するのが特徴である

鎖素子の一つの威力は鉄の塊であれば原型を残さず破壊する程度


この魔法の特色は効果を倍増させることと時間経過による破壊力強化である

鎖素子ではなく、鎖として創造した場合連鎖反応が発生する

鎖全体を爆発させれば、当然鎖素子の個数分の威力が望める

時間遅延は、5秒に一度創造した鎖素子が端から発光する

発光すること=爆発準備であるが

時間経過による発光は効果を倍増させる


《爆撃・右手解放+右足解放》


火月の右手と右足の鎖は鎖素子が2つ発光しただけであるが、この程度には充分すぎる

吹き飛ばされるシラヌイだが、風を操りその場で停止し次の攻撃に備える


だが、その瞬間に右足の鎖が全て爆発

爆風による加速でシラヌイが態勢を整える前に火月の射程距離に入る


三つ目の発光

同時に鎖全体が発光する


(やられる!!?)


《風神・完全防御》


火月のプレッシャー

シラヌイが全魔力を消費し、自身最強の風の防御壁を展開する

だが、完全に展開する前に火月の攻撃は完了する


「遅い!!!」


肘に仕込んでいた鎖素子を爆発

拳の速度を向上させた一撃は展開中の風の防御壁を粉砕し、シラヌイの体をくの字に折り曲げる

そして、拳に巻いた鎖が赤色に発光すると同時に大爆発を引き起こす


ゼロ距離爆発により、シラヌイの体は木っ端微塵に吹き飛ばされ、塵すら残らず消滅する


「私を相手取るにはまだ早かったみたいだな!!よっし、他の皆の援護しに行くかな!!」


======================================================================


「う~ん、まぁいいか。敵対するなら殺しますけど?」


秋野の相手は炎神である

特に秋野は戦う上での相性は関係なく、オールラウンドに戦うことが出来る


そのため、特に相手に気をつけたりしない


「舐められたものだな!」


《炎神・火炎硫》


アカツキが手を前に出すと、その瞬間炎が津波のように燃え盛り周囲を襲う

対する秋野は特に動かず不敵に笑い手を前に突き出す


《集固・ガード》


全てを集め固めて弾く秋野の魔法

掌に出現させると、周囲を襲う炎はその力に惹かれ集合する

炎の塊はおよそ3Kmほどの物量であったが、秋野の掌に集まった炎は直系1m程


(俺と同じ炎使いか…)


それを見たアカツキは相手を炎の魔法使いと断定

舐めた一撃であれば、利用されることを把握すると即座に意識を切り替える


「同じ炎の魔法使いであれば、どちらが強い魔法使いかハッキリする…それはわかるな?なら俺は全力で殺すだけだ!!」


同類の魔法使いであれば、全ては魔法の力量で決まる

例えば100の力を持った炎の魔法使いと50の力を持った炎の魔法使いが戦った場合、50の力を持った炎の魔法使いは敗北する

50の力を持った炎の魔法使いが幾ら魔力をつぎ込んでも100の力を持った炎の魔法使いにダメージを与えることはできない

同じ絶対強者級であろうと関係ないのだ


「あ~私が相手する人は皆そういうこと言うんですよね~、私は炎の魔法使いじゃないって言うのに…」


秋野の属性は集・固・弾である

決して炎ではない


ただ、秋野は集の属性を持っているがゆえに相手の属性の魔法を集めることができる

そのため、同じ属性ではないが同じようなことができる


《集固・フレイムバースト》


固めた炎を弾く

アカツキの一撃を集めた一撃を指向性を持って放つ


「っ!!?」


《炎神・大炎神》


青色の炎がアカツキの全身に纏われる

炎によるジェット噴射で、急速移動

放たれた一撃は秋野正面10kmほどを焦土に変えるが、肝心の相手であるアカツキはそれを避けた


(…意外に速い)


アカツキはそのまま秋野の背後に迫るが、秋野は真上に跳躍


《集固》


秋野は足場を固める

それは秋野単体を集める為に使っているためのものであり、例え脚が上についていても関係なく重力を無視する


炎によるジェット噴射により音速を超える速度で秋野に迫るが、跳ぶのではなく跳躍を行うことでアカツキの予想を上周り秋野に追いつくことができない


(…あれ?魔力量的にこの人のほうが強いような)


炎神と風神

双頭とも言われる者達だが風神よりも炎神のほうが強い

その差は約2倍ほど


風神であるシラヌイに遠慮してか、炎神であるアカツキは本気を出したことが無い

だが、相手は自分と同等以上と考えたアカツキは100年以上も錆付かせていた魔力を解放する


(あ~やっぱりか…まぁそのほうがいいかな)


1.5倍ほど速度が向上しているアカツキ


《集固・エアロバーストいっぱい版》


秋野は逃げつつ、空気を固めていた

約15ほどの空気の塊が同時に弾ける


風神が放つよりも遥かに強い爆風にアカツキの身体を揺さぶる

大炎神による炎が吹き飛ばされてしまう


「ちょっと強いのやるよ」


《集固・グラビティブラスト》


逃げながら集めていた重力を弾く

集めて弾いたことにより、平常の1000倍程

そこら辺の重力使いが放つ重力を超える一撃を放つ


「ぐぅ」


空を浮いていたアカツキはその重力の勢いに負けて地面に叩きつけられる

100年前の秋野なら見逃す隙を今の秋野が一瞬を見逃すはずは無い


「はい、隙あり~ギルギアさんなら軽くいなしてましたよっと」


《集固・エアロブラスト》


脚を前に突き出し溜めていた魔力を解放する


「おっと?」


付近で一つの絶対強者級の魔力が消える

残った魔力は火月のであり、火月が勝利したことを知った秋野は笑う


(撃墜速度負けちゃった~)


「まぁ、貴方が殺意込めた一撃じゃなかったら殺さなかったのに殺意込めてたんで因果応報ですよ」


そして圧縮した空気を放つ

エアロバーストよりも威力が高いエアロブラストはアカツキの身体を粉微塵にして飽き足らずそのまま敵国の城壁へと襲い掛かり国ごと吹き飛ばした


====================================================================


「あ~疲れた」


ようやく数多の反則級を突破して城壁に接近した彗

温存していた魔力を解放し、魔法を発動しようと魔力を込めた瞬間


「!!!!!!!!?????」


何かやばい一撃が放たれたことを察知する


《限界突破・即時退避》


脚をできる限り全力で最速で進化させて、真上に跳ぶ

跳んだ瞬間、彗が破壊しようとしていた城壁が爆風で粉微塵に吹き飛ばされていた


(あっぶねぇぇぇぇぇえ!!!)


ギリギリ回避した彗はその威力に避けて良かったと心から安堵して、その風が城壁を破壊して国ごと吹き飛ばすのを確認する


(とりあえず、あの日には間に合いそうだ…)


リタに殺されることはないと安心の一息をついて着地する

そこには国があったと思えないほどの破壊跡が見えていた


(あ~始末書書かないと…胃が痛い)



次話投稿は未定(多分1~3週間後???)ですが、月1になっていた災厄よりかは早く何故か仕事が暇で毎日投稿できていたハチャメチャよりは遅い速度で更新できると思います


どうでもいい話

テレビでやっていましたが、卵はよく1日1個といわれますがロシアの研究が対ウサギ相手だそうで、草食動物はあまりコレステロールを摂取しないのでこの実験結果は人間にはあまり意味が無いとされているようです

ベストは1日3つだそうです。作者は一日1個を信じていたので卵焼きがとても貧相でしたがその話を聞いて卵を3つも使ってます

体は肝臓以外は健康ですので、皆様も試してみてはいかがでしょうか?


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