please don't deserted.
掲載日:2014/12/07
「お前なんて要らない」
って、僕を捨てないでください。
捨てられた僕も、まだ生きているのです。
這いつくばりながら、蹲りながら。
僕も、まだ生きているんだ
「大嫌いだ」って。
「面倒臭い」って。
君が、僕から目を背けるのが解るから。
「……OK.forget me.」
僕は君に、嘘を吐いたんだ。
僕を捨てないでください。
手を差し伸べてくれたのなら、もう少し待っていて。
君を、信じられるまで
―…待っていてよ。
「please don't deserted!」
「傍に居るよ」って、交わしたあの日の約束を
憶えているのは、きっと僕だけだ。
「please don't deserted!」
僕を置いていかないで。
もっともっと、頑張るから。
君が嫌がる事なんて、絶対にしないから。
暗闇の中で、たった独りでもがく事が
ただ、ただ、怖いんだ。
陰口を言ったって、良いから。
僕を嫌ってくれて、良いから。
だから、僕の事なんて忘れてください。
―…新しい君で、居てください。
そう呟きながら僕は独り。
君の温もりの残る手を、そっと離した。




