八割台湾
ごきげんよう。いかがお過ごしだろうか。
私は今、どなた様からか「風邪」をプレゼントされてしまい、絶賛発熱中である。
風邪のクーリングオフは消費者センターに相談すればいいのだろうか。
最近、朝晩はしっかりと気温が下がるようになった。
就寝時はエアコンをつけず、窓を開けて寝ていたのだが、あの冷たい夜風が良くなかったのだろうか……。
寝るに寝れず、真夜中に温かいお茶を飲みながらこの文章を書いている。
今夜のお供は、母から送られてきた台湾名物のパイナップルケーキとプーアル茶である。
台湾を訪れた日本人の大半はお土産にこれを選ぶ。外箱にもご丁寧に日本語で成分表が記されているほどで、すっかりお得意様として認識されているようだ。
一方のプーアル茶は、私が好きだから送ってきたのだろう。
そのお茶会セットを前に置き、BGMに中華風の琴の音色を流せば、部屋の雰囲気はもう八割台湾である。
台湾観光にやって来たものの、初日に体調を崩してホテルに籠もっている——そんな設定のロールプレイングだ。
こんな遊びも微熱の夜だからこそ許されるのだろう。
もう少しこの世界観を味わってから寝ることにする。
夏の終わりと秋の訪れを感じる気候となってまいりました。
「季節の変わり目は風邪をひきやすい」と昔から言われますが、皆様もくれぐれもご自愛ください。
そういえば、ヨーロッパの船乗りの間には「風」を封じ込めた3つの結び目のあるロープのおまじないがあるそうだ。
航海中に風が欲しくなったとき、その結び目を解くのだという。
一つ目の結び目を解くとちょうどいい風が、二つ目を解くと強い風が吹く。
……たしか三つ目の結び目を解くと、大嵐が吹き荒れるのだったか。
このおまじないのロジックを利用して、紐にこの「風邪」を封じ込めることはできないものだろうか。
なんにせよ、早く治ってほしいものである。
本文の最後に「風」のおまじないについて触れましたが、皆様の地域やご家庭には、「風邪を早く治すおまじない」や「ちょっと変わった民間療法」などはありますでしょうか?
もし何か面白いおまじないや民間療法をご存じでしたら、ぜひご教示いただければ幸いです。
朝晩の寒暖差が激しい折、皆様もどうか体調を崩されませぬよう、温かくしてお過ごしください。




