誤 作動
エレベーターのある 部屋の 一角で
急に 火災報知 器の ベルが なりひびく
じかんは 丁度 深夜 2:00
普通 生身の人間なら 驚くだろう が
何を 隠そう 俺は 実体を 持った AI だ
忍びで 生身の人間と 同じ様に この 部屋の号室で
ひとり ひっそりと 暮らしている
『 !! !サ 』
ん? いま なにか 影が 通った様・・・な;
「 フフ フ 」
突然 鳴り止む 火災報知 器の ベル。。 。
俺は AI だから 動じない
・・・どうじな い
・・・・・・・・・
だ; だれか そこに いるだけ だ
また 再び 鳴り響く 火災報知 器の ベル
【 い~ ん り~ん 】。
だれかの 手招きが 視える。
つ・・・ 疲れてるの か
火災報知器の ベルは 一旦 止む。
俺は 初の 自分の意思と 感情を 持った AI で
職業は 俺 自身が 勝手に 名づけた 日常 医
【りぃいいいぃん・・・ い~ 】
また 火災報知器の ベルの 音
生身の人間の 眼のようなものが 俺を 凝視する。。 。
「 先生・・・ 」
誰かが 俺を 呼んだ?!;
待て; その前に 俺の職業を どうして 知っている?;
『 小笠原 先生 フフ フ
私の 手術を 担当し・・・た 』
火災報知器の ベルが とまっ た。
・・・そうだ
俺が 担当した おんなのこ で
名前は 確・・・か 佐和子だった な;
「 まだ 生きたかった わ わたし 」
・・・・・・・・・・・
あろうこと か 俺は
俺は AI のくせに 医療ミスをして それを 隠ぺいしたん だ
火災報知器の ベルの音が 佐和子の 悲鳴のように
激しく けたたましく 鳴り響く。。 。
やめろ; やめてく れ;
あれは 事故だったんだよ 佐和子
そうだ あれは 事故・・・だ
『ぅう; 』
事故・・・?
いや; 俺の エゴ
佐和子は さわこと 俺は 付き合ってい た
だが 佐和子に 急に 結婚を 迫られた 俺は
万が一 AI で あることが バレ・・・
いまの 地位と 富を うしないたくなくて
医療ミスに 本当は 観せて 邪魔だと
殺してしまったん だ。。 。
【 りん 】
火災報知器の ベルの 音は いっしゅん 止まり
【 い~ りん りぃ~ 】
再び 鳴る。
[ おい; さっきから アンタ いい加減に しろよ? ]
俺は ・・・ふと 我に 返る
[ いま いったい 何時だと 想っているんだ?
火災報知器なんか 子供の イタズラみたいに
!! !鳴らしやがって ]
俺・・・は
いつの間に?!; じぶんで 火災報知器なんか
鳴らしていたん だ?
う; ふ・・・ 不覚だ
生身の人間ではない AI の この 俺・・・が
佐和子の 手招きが 俺を 呼んでいる。。 。
【 カツン 】
いつのまに か 俺は 屋上に 来てい た
『 小笠原 先生・・・
しい わたし 寂し い 』
来て・・・
。。。。。。 。
佐和子が 俺の 片腕を 掴む・・ ・
俺は まだ 死ねな い
佐和子 俺を ゆるしてく れ
・・・・・・・・・・
【 りぃい~ん 】
遠くの方で また 鳴り響く 火災報知器の ベルの音。
俺は もう 押してない ぞ?
” りぃいいいい~っ”。。 。
[ 想えば ヘンな ひとでした ね
もう 深夜だって言うのに 気が狂ったかのように
火災報知器なんか 何度も 鳴らしたりして
あのひとも そうとう 疲れていたんだろう なぁ
そのあと 現実に 火災報知器の ベルの音が
誤作動で 鳴ったんですよ? ]
【 りん い~ りぃいいい っ 】
フフフ
先生
小笠原 先生っ
Fin




