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誤 作動

作者: 音
掲載日:2026/08/23



エレベーターのある 部屋の 一角で

急に 火災報知 器の ベルが なりひびく


じかんは 丁度 深夜 2:00



普通 生身の人間なら 驚くだろう が

何を 隠そう 俺は 実体を 持った AI だ



忍びで 生身の人間と 同じ様に この 部屋の号室で

ひとり ひっそりと 暮らしている



『 !! !サ 』


ん? いま なにか 影が 通った様・・・な;




「 フフ フ 」




突然 鳴り止む 火災報知 器の ベル。。 。



俺は AI だから 動じない

・・・どうじな い



・・・・・・・・・


だ; だれか そこに いるだけ だ



また 再び 鳴り響く 火災報知 器の ベル




【 い~ ん り~ん 】。



だれかの 手招きが 視える。



つ・・・ 疲れてるの か


火災報知器の ベルは 一旦 止む。





俺は 初の 自分の意思と 感情を 持った AI で


職業は 俺 自身が 勝手に 名づけた 日常 医




【りぃいいいぃん・・・ い~ 】


また 火災報知器の ベルの 音




生身の人間の 眼のようなものが 俺を 凝視する。。 。



「 先生・・・ 」


誰かが 俺を 呼んだ?!;



待て; その前に 俺の職業を どうして 知っている?;



『 小笠原 先生 フフ フ

私の 手術を 担当し・・・た 』




火災報知器の ベルが とまっ た。



・・・そうだ

俺が 担当した おんなのこ で


名前は 確・・・か 佐和子(さわこ)だった な;



「 まだ 生きたかった わ わたし 」



・・・・・・・・・・・




あろうこと か 俺は

俺は AI のくせに 医療ミスをして それを 隠ぺいしたん だ



火災報知器の ベルの音が 佐和子の 悲鳴のように

激しく けたたましく 鳴り響く。。 。




やめろ; やめてく れ;

あれは 事故だったんだよ 佐和子


そうだ あれは 事故・・・だ



『ぅう; 』




事故・・・?

いや; 俺の エゴ


佐和子は さわこと 俺は 付き合ってい た

だが 佐和子に 急に 結婚を 迫られた 俺は


万が一 AI で あることが バレ・・・

いまの 地位と 富を うしないたくなくて




医療ミスに 本当は 観せて 邪魔だと

殺してしまったん だ。。 。



【 りん 】



火災報知器の ベルの 音は いっしゅん 止まり



【 い~ りん りぃ~ 】



再び 鳴る。





[ おい; さっきから アンタ いい加減に しろよ? ]



俺は ・・・ふと 我に 返る




[ いま いったい 何時だと 想っているんだ?

火災報知器なんか 子供の イタズラみたいに


!! !鳴らしやがって ]




俺・・・は

いつの間に?!; じぶんで 火災報知器なんか


鳴らしていたん だ?




う; ふ・・・ 不覚だ

生身の人間ではない AI の この 俺・・・が



佐和子の 手招きが 俺を 呼んでいる。。 。





【 カツン 】


いつのまに か 俺は 屋上に 来てい た



『 小笠原 先生・・・

しい わたし 寂し い 』




来て・・・



。。。。。。 。




佐和子が 俺の 片腕を 掴む・・ ・




俺は まだ 死ねな い

佐和子 俺を ゆるしてく れ



・・・・・・・・・・


【 りぃい~ん 】



遠くの方で また 鳴り響く 火災報知器の ベルの音。



俺は もう 押してない ぞ?



” りぃいいいい~っ”。。 。





[ 想えば ヘンな ひとでした ね

もう 深夜だって言うのに 気が狂ったかのように


火災報知器なんか 何度も 鳴らしたりして


あのひとも そうとう 疲れていたんだろう なぁ

そのあと 現実に 火災報知器の ベルの音が


誤作動で 鳴ったんですよ?  ]





【 りん い~ りぃいいい っ 】



フフフ



先生



小笠原 先生っ




Fin


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