第4話:旅の始まり〜校外探索編1〜
前話の出来事・・・グラウンドに居たヒロイン、闇夜聖瑠の身に
危機が訪れた。校舎の外に居る怪物がグラウンドに、ヒロイン含む
生徒や教師めがけてやってきた。1人の教師、戸田明が身代わりに
なろうとしそこで主人公の地川影光が助けグラウンドの怪物を倒し
人間に戻した。
そして遂に校舎の外に出た。しかし、既に校舎の外の景色は影光
たちが知っている景色ではなくなっていた・・・。
夜が明け遂に、影光と聖瑠は校舎を出て探索をはじめるのであっ
た。
「ひかるー! 忘れ物とかないなー!」
影光は大声で聖瑠に喋った。
聖瑠も同じく大声で
「うんー! 大丈夫ー! かげこそ大丈夫ー?」
聖瑠は影光が忘れ物してないか確認した。
「おぅ! 大丈夫だ!」
「さて。そろそろ出発するぞ! 覚悟はできてるだろうな笑。」
影光は少し笑いながら心配した。
「当たり前だよ! 覚悟なんかとっくに決まってる。 行くよ!か
げ!」
聖瑠はそう言い、勢いよく走り出した。
影光は先生の所に行き、
「先生。行ってきます。必ず事件を解決し、2人揃って無事に帰っ
てきます。」
女の先生は少し心配そうな顔して
「うん。必ず2人とも無事に帰ってきてね。」
影光は
「勿論です。」
「かげー! まだ来ないのー?早くしてー!」
影光は
「おい待て。今行く! それでは先生方、行ってきます。」
影光は笑顔でそう言い、走って校舎を飛び出した。
1人の先生が
「行っちゃいましたね。 後は彼らに任せて私達はこの校舎を全力
で守りましょう。」
ほかの先生方も勢いよく頷いた。
「おまたせ! さてこれから探検を始めようか!。」
遂にここから影光と聖瑠の旅が始まったのであった。
少し歩きこの事件が起きる前まで頻繁に通っていたショッピング
センター付近に着いた。しかし既にこのショッピングセンターも影
光や聖瑠が知っているショッピングセンターではなくなっていた。
「あれ?ここって私達がよく行ってるノオンじゃない?」
聖瑠は戸惑いながらショッピングセンターノオンを指さした。
影光も少し驚いた顔で
「あー。 確かにあれは俺らの知ってるノオンだが、俺らの知って
るノオンじゃなくなってるな。」
聖瑠は驚いた顔で
「やっぱりノオンだ。 あの日の謎の光のせいで私たちの知ってる
お店や家とかが変わってしまっちゃったってこと?」
「あぁ。 そうなるな。 とりあえずお店の中が気になるから慎重
に入ってみよう。」
影光と聖瑠は慎重にノオンの食品売り場入口に入った。そこでま
さかの景色に2人とも目を疑った。
「なっんだ これ・・・。」
まるでゾンビかのようにそこらじゅうに怪物が沢山いた。
「もしかして他の階も似たような感じってこと?」
影光は
「多分な。 よし。やるぞ! 修行相手には丁度いい。」
影光はノオンにいる怪物を倒し始めた。
「はぁー! うぉりゃー! ふんー」
1階にいる怪物、2階にいる怪物、3階にいる怪物全てを倒し
た。
「はぁ、はぁ、変身せずに倒せたか。」
「かげー! 大丈夫?」
聖瑠が心配そうな顔をして影光を見た。
「そういえば、近くに日本最大の国立病院があったはず。次はそこ
に行くぞ。」
影光と聖瑠は国立病院に向けて出発した。
影光が変身をし続けると影光が・・・
影光がなぜ変身できるかと変身の代償についてはまだ先の話であ
る。
次回、第1章第5話校外探索編2
つづく。