第1話:変貌世界の始まり〜謎の光編〜
西暦2020年3月、突如謎の光が世界に降り注いだのであっ
た。この光により世界にいる人間の半数は人間誰にもある心の闇の
増幅により怪人へと変わってしまった。
そしてここ、都立永翔総合高校も同じく怪人化してしまった学生や
教師が居た。しかしその中に唯一ヒーローになってしまった男がい
た。そう彼が後にこの事件を解決する男である。
名前は地川影光 。
彼はただの普通の高校1年生だった。謎の光が降る前まで
は・・・。何故光が降り注いだのか、何故光を浴びたことにより約
半数の人間が怪人になってしまったのか、原因調査の為国は様々な
手段を用いり解析を始めた。一体事件の真相解明までどのくらいか
かるのだろうか。
西暦2020年3月、ここは都内にある都立永翔高校、この日は年
度内最後の出校日で終業式が行われていた。その後クラスのホーム
ルームで担任が話をしていた。この日日直だった地川影光が
「起立!気をつけ!ありがとうございました!着席!」
全員が座る瞬間空が急に光った。影光が目を開けた瞬間クラスメ
イトを見て目を疑った。
「一体何がどうなった?」
クラスの約半数が人間ならざる姿に変わっていた。
「おい!お前ら。大丈夫か?」
怪物化したクラスメイトが暴れ始めた。
「体に異変のない奴は俺の後ろに下がれ!何か嫌な予感がするか
ら俺が出ろと言うまで絶対に扉を開けて出る
な」
と影光が言い異変の無いクラスメイトは影光の後ろに下
がった。
「俺がみんなを守る!助けられる命が目の前にあるのなら助ける
以外の選択肢はない、だから今助ける!」
「怪物化した奴らは今の俺にはどうすることも出来ない!お前ら
は必ず俺が助ける!だからもう少し待ってろ」
そして影光が大きな声で
「今だ!扉を開けて体育館に向かえ!」
そう言い扉を開けて走り始めようとしたが影光の幼馴染であるク
ラスメイトの闇夜聖瑠が
「キャーーーー」
そう叫んだそして影光が
「どうした!聖瑠!」
そして聖瑠がこう言った
「ねー!かげ!他のクラスもうちのクラスと同じ様な事がおきて
るよ!」
「何!? まさかあの光の降り注ぎ方から考えて世界全体に降り
注いだ可能性があるぞ!とりあえず体育館に向かえ!そこで情報整
理をするぞ!」
そう影光が言い体育館に向かって、走り始めた。そして体育館に
つくと同じく怪物化していない学生や先生が集まっていた。そこで
スマホを確認し情報を集めた。
「まさか・・・こんなことが起きてるなんて・・・」
「先生! 1度グラウンドに出ましょう。体育館に居ても状況は
変わりません。」
そして先生は
「分かった。俺が先導してグラウンドに向かうから生徒の統制を
とってついてこい」
影光が、
「わかりました。みんな!今からグラウンドに出るからついてき
て!」
そして皆をひきつれてグラウンドにでた。しかしグラウンドに
でたら既に外に怪物が沢山いた。
「皆の事は俺が守る!」
と影光が叫び怪物がまとまっている所に走って戦いに向かった
「はっ!ふん!おーりゃー!」
しかし人間である影光と怪物では圧倒的な力の差があった。
「俺にもっと力があれば・・。あーー!。」
影光が大声で叫ぶと突然体がひかり始めた。
「なんだ・・・。これ。ん!?」
すると突然腹付近にベルトが現れた。
「これで俺は強くなれる。なんかそんな気がする。」
怪人の前に行き
「お前ら!絶対に俺が救ってやる!」
「変身!」
すると体に装甲がつきヒーローへと変身した。
「いくぞ! はーーっ。」
怪物を次々と殴り自分の武器を地面から取り出し怪物を斬ってい
った。
「これが俺の力!これで、いくぞ!」
そして双剣必殺技をくりだし怪物を倒した。
「おい!。だいじょぶか?。」
さっきまでの怪物が人間に戻った。
「この俺の力で世界に怪物化してしまった人間を倒しこの事件の
真相を解明する!」
そして影光は世界に飛び回り怪物を全て倒すことを決め
た・・・。
第2話に続く!