バディス一家
やってきたのはオリジンの街の中でもいかにも柄の悪そうな感じの裏路地だ。所々によく分からない落書きがあり、人通りも少なく地面の整備も手抜きなのかヒビ割れが多い。狭い路地は無計画にボロ家が建てられたスラム街のようにゴチャゴチャとしているのでマップが無ければ間違いなく迷子になっていただろう。たまにマップを見ながら目を血走らせたプレイヤーを見かけた。どうもマップがあってもダメな人はダメなようだ。
「……ここか」
ネセル神官長に記してもらった場所には他の建物よりも一際大きな、しかし外観はさして変わらない薄汚れた建物があった。そして入ろうと思って踏みとどまる、なにせ入り口には腕に刺青をいれた青年が睨みを利かせて陣取っているのだから。眉根を寄せてしかめ面を作っており、一目で機嫌が悪そうだと分かる。
これ近づいたら、絶対あれだよな、絡まれるよな。うわー、なんか妙に勇気いるわ。
「ケッ! ケッ!」
早く行けとばかりに投げやりな声を出すのは我が盟友エンキドゥだ。お前はなんかこういうの得意そうだよな。
こんなガキにはビクビクしてられん、俺は三十路過ぎのオッさんなんだ。本当はただのガキだが。そう言い聞かせてそのチャラい雰囲気の青年へと近づいた。
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【職業クエスト : 無法者の法】
〈無法者〉の基礎を教わるために〈アイラ〉を訪ねてきた。彼女の出す課題をこなして無法者の一人として認めて貰おう。
報酬 : ?
※ このクエストの実行中はオフラインとなります。
このクエストを開始しますか?
〈YES / NO〉
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こちらを見てきたと思ったらこんな表示が、どうやらあいつに絡まれるとこからもう職業クエストは始まるらしい。迷いは捨てた、俺の心はいつもYESだ。
『職場クエストを開始します。これよりオフラインとなります』
待ってましたとばかりにチャラ男はこちらの方へ歩いてくる。金髪にブルーの瞳は意外にも結構イケメンだ。頭の上に表示されてる名前は〈流れ者のマルス〉となっている。
「チッ、オメェさっきからなにガン飛ばしてんだ? ここに何か用か?」
「アイラ、という者を訪ねてきた」
素直にそう返事をすると、マルス青年はより厳しい目をしてこちらを睨んでくる。頭に気軽に会いたい、というのはやはり癪に触ったらしい。
「ここをどこか分かって言ってんのか? 突然やってきて姐御に会いたいとは馬鹿にもほどがあるぜ。度胸だけは褒めてやる、だが姐御とそう易々ご対面出来ると思ってたなら大間違いだ、分かったらとっとと失せな」
「チッ、うるせぇガキだ。お前が失せな」
俺の返事の意味を理解するのに数瞬かかったのか、すぐに目をカッと開いてこちらを睨む。
「あァ!? 喧嘩売ってんのかオメェ! いいぜ、ちょっくら痛い目みねぇと分かんねぇようだな。後悔させてやらぁ!」
「面白い、やってみなガキンチョ」
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【職業クエスト : 無法者の法】
〈アイラ〉と会うのはそう簡単ではないようだ。怒らせてしまった〈マルス〉を収めよう。
※武器・スキルの使用禁止
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弱い犬ほどよく吠える、と言うがこの場合はどちらなのか。
くいくい、と手首をくすねる俺に当たり前だけどマルス青年は顔を真っ赤にして怒っている。
「行くぜ!」
ひとっ飛びでこちらの側まで来る、さすがに速い! 平原にいるモンスターとは段違いだ。だがこちらだってあんだけ大見得きった手前、負けるわけにはいかんぜよ!
顔には既に拳が振るわれている、あまりの速さに不意を突かれたので防ぐことは叶わない。代わりに顎を引いてそれを耐える、鈍い音と共に軽減されているとはいえかなりの痛みが走った。
「チッ!」
身長はこちらの方が大きい、上から大振りな拳骨をぞんざいに放つがその前に後ろに下がられる。素早さを活かしたヒット&アウェイ、おそらくそれが彼の戦いかただ。
「オイオイどうした? そっちから来いよ?」
余裕飄々といった感じで挑発を行ってくるがその手には乗らない。向こうの方が明らかに速いのだ、無駄に動き回るより狙われたところを返しに行くのが良いだろう。とは言え、舐められてばかりじゃ腹立たしいのも事実、堂々と歩いて近づくとそれに合わせて相手も動く。
しつこく付け回すと焦れたのか向こうから急な接近、だが身長の分はこちらにある、片脚を下げて迫り来る拳を肩で受けて耐え、すかさず相手を掴みにいく。上手い具合に殴りに使われた右手の手首をひっつかめたので、これ幸いとばかりにすぐさま反対の手で服も掴んでこちらに強引に引っ張り込む。
「フンッ!」
引き込んだままに勢いよく頭突きをかます。頭に入る鈍い痛み。だが向こうは鼻から突っ込んだのでより痛そうだ。
ここからは反撃の時間とさせてもらおうかね。腕と襟を握り近づくことで拳を防ぎ、膝を押し込むことで蹴りを防ぐ。
俺は格闘技にはあまり覚えはないが高校では柔道をやっていた。そして他のVRでも何度か柔術にはお世話になっている。モンスター相手には全くもって使う機会はなかったが相手が人ならば話は別だ。
「ふっ!」
相手を体ごと押し込み足を引っ掛けてバランスを崩す。さすがにNPCに柔術の心得はなかったか、いとも簡単に転びかけてる。
さらに迫撃で大外刈り、この体は性能が良いのか面白いようにマルス青年は吹き飛び頭から地面に叩きつけられる。
これ現実なら死んでんじゃないか?
だがこれは現実ではない、彼はひとつ呻き声をあげただけであり、気絶どころか咳き込みひとつさえしない。
ここはもう無慈悲に行かせてもらうぞ、すかさずマルス青年の上に飛び乗りマウントポジションへ。膝を使って腕を出来るだけ抑えこみ、丸太のように太い毛で包まれた獣の腕を振るってはひたすらに、殴る! スピードというアドバンテージの完全にない戦いにマルス青年のHPはじわりじわりと減っていき、気づけばいとも簡単にゼロになった。
「く、くそっ! ダメだ、ダメだこんな奴に負けてちゃ!」
試合が終わるとマルスはブツブツと押し殺すように呟き出した。
そんなに悔しいならもっと修練を積み研鑽に励むが良い、なんてな。
上から退いてやると青年は悔しそうに立ち上がり俺を睨みつける。今にも俺を射殺さんとする目だ。興奮してるのか頰が上気して息は全力疾走の後のように荒い。いや息が荒いのは喧嘩したからか、あれ、頰が赤いのは殴ったからじゃないよな?
「ふ、ふ、ふざけんなぁ、よぉ!」
彼が取り出したのは、ナイフだ。木製の持ち手で簡素な作りではあるが凶器には変わりない。
刃傷沙汰にするつもりか? 俺も武器を使って良いのだろうか?
とそんなことを考えてると突然流星のごとく飛んできたナイフが陽光を反射しながら彼のそれにぶち当たり、甲高い音色を響かせて宙にまわせた。
ハッとした様子の青年と同じように俺も反射的にそっちを見る。そこに立っていたのは露出の多い動きやすそうな服を着た褐色肌のグラマラスのお姉様だ。黄金の瞳は獲物を狙う鷹のように鋭くギラリと光っている。
「あ、姐御! こいつが――」
「負け犬がキャンキャン吠えんじゃないよ! 発情期の犬みたいに見境もなく興奮して、情けないと思わないのかい!」
「す、すいません!」
「ここでしばらく反省してな! こいつはあたしに入り用のそうじゃないかい?」
「はいっ!」
美貌の主はカッカッと地面を打ち付けてこちらを見すえながら近づいてくる。身長も俺とさして変わりないほどに大きい。後ろで一纏めにされた赤いくすんだ髪が、彼女に合わせてゆらゆらと揺れる。
なんか雰囲気だけで圧倒されそうだ、間違いなくこの人がアイラさん、いや、アイラの姐御だ!
「やるじゃないかあんた、悪いけど見させてもらったよ。ネセルのじい様に言われて来たんだろう? 付いて来な」
頷くしかない、俺は黙ってアイラの姐御の後についていく。逆らって踏み潰されたりしたらこの世界からさらに新しい世界への次元を割ってしまいそうだ。この人には逆らうまい。
だがエンキドゥは通常運転だ、何がおかしいのかケラケラと笑っている。頼むからやめて欲しい。
アイラの姐御に付き従って例の建物の中へと入る。その中も想像通り衛生的とは言えない感じであり小汚く散らかっていて、怪しい男たちがこちらを訝しげな目で品定めしていた。
「ジロジロ見てんじゃないよ! さっさとやることやんな!」
「「「へい!」」」
姐御に一喝されて男たちは慌てて下を向く。まさに鶴の一声、粗暴な男どもを纏めているのだからこの人は相当な実力があるのだろう。
姐御は俺をさらに二階へと連れていった。ここは一階に比べるとそこそこさっぱりとしていて汚れも見受けられない。おそらく姐御の部屋なのだろう。
「さて」
こちらに向き直ると再びあの鋭い目で俺のことを値踏みするように上から下まで見てから獰猛な笑みを見せる。
「私は〈アイラ〉。ここ〈バディス〉の頭をやっている。あんたの名前は?」
「ギルガメッシュだ」
「そう、ギルガメッシュね。ネセルのじい様に言われて〈無法者〉としての基本を教えてもらいに来た、そうだね?」
「あぁ、間違いねェぜ」
ネセル神官長はいったい何者だろうか、という疑問が浮かんだがここは無視しようか。そのうち分かるかもしれん。
「わかった、だけど教えることなんてそんなあるわけじゃあないよ。あたいが教えることは本当に基本も基本、その後はあんた次第さ」
アイラの姐御はそう厳しい口調で俺に言う。要はそんなすぐに強くなるわけじゃねぇからあんま期待すんなよと。もちろんだ、力は己の経験を持ってつけなければ意味がない、ここは深く頷いて答えておいた。
「じゃあ先ずは〈無法者〉という職業について教えるよ。私たちにとって一番に大事なこと、それはスピードさ。隙あらば刺し、近寄らば離れよ! 触れさせるな、思考の暇を与えるな、付かず離れず纏わりついて相手を惑わせ! これが基本にして奥義、戦闘中に動きを止めるなら死を覚悟しな!」
なんという極端なヒット&アウェイ論理、当たらなければどうということもない戦法か! 確かにこれは難しそうだ、連続する瞬間的な判断は極度の集中力と冷静さが求められる。言うは易し行うは難し、だな。
「それはあたいがどれほど口を酸っぱくしてもそうそう身につくもんじゃない、実戦の中で習得することだね。それが一番の近道さ」
「分かった」
「まあ、と言ってもあたいら人間では限界がある。だからこそ神様に頂いた力を使うのさ。それぞれのスキルについて教えてあげるよ。耳の穴かっぽじって聞きなさい」
イエスマムと思わず言いそうになったがここはふざけないで真面目に聞かねば。これからの要となるのだ、是非姐御にご教授願いたい。
「先ずは〈速攻〉だね。これは一番使うことになるだろうよ、よく覚えときな。一瞬にして相手の懐に入り込み獲物を突き立てる、それがこのスキルさ。タイミングを損ねれば即座に致命傷繋がるよ、気をつけな!」
ザンッとい風が吹いたかと思えば姐御が消えて俺の胸に短剣を寸止めで当てていた。幸か不幸か、正直驚き過ぎて声すら出なかった、これが不可視の一撃か!
「習うより慣れろだ、私に向けてやってみるといい」
姐御が俺に短剣を放る、結構ビビったがそこはオートでカッコよくキャッチしてくれた。当然ながら青銅の剣に比べて随分と軽い。その分、より接近しての戦いが求められるだろう。
短剣を利き手である右手で持ち正面に構える。女性に武器を向けるなんて、とは口が裂けても言えん。それは姐御を馬鹿にしてるだけだ、それほどに差は歴然と隔絶している。
『〈速攻〉!』
姿勢は低く、蹴り出す脚は大砲のように、あり得ない速度で突っ込む急接近、そして勢いのある踏み込みで姐御の胸に突きを入れる。しかし俺の短剣は当然のように空を切った、この人は霞か?
「いいね、それだけ出来りゃ十分だ。後は実践あるのみさ。次に行くよ」
次のスキルだ、ちょっと名前が強そうだから期待しよう。
「〈迅苦〉だね。こいつは使い勝手が良いから重宝するよ。これは則ち、一瞬の斬撃、不可避の一撃さ」
俺にとってさっきのが不可避どころか不可視だったのだがな。姐御は短剣を逆手で構える、そしてヒッと空気が泣くような音がしたと思うと気がつけば既に振り抜いた体制になっていた。うん、現実だったら空気摩擦で光が見えてるかもしれないな、だがきっと肉も燃え尽きるだろう。つまり、姐御は最強ってことだな!
「やってみな」
姐御が手をこまねいて指示する。俺はさっきの姐御の真似をして構え小さく唱えてスキルを発動、導かれるままに合わせて横一直線に短剣を振り抜く。ヒュンとこぎみよい音がなったが相変わらず姐御に当たる気配はない。
しかし、自分でもほとんど捉えきれないほどに速い一撃だ。これを目の前で使われたら避けるのはほぼ不可能と言っていい、ガードもままならぬ迅速の一閃だ。
「よし、いいね。筋が良いよあんたは。次は〈投擲〉について説明する。これには〈投げナイフ〉を消費するからね、無駄弾撃つんじゃないよ」
そう言うと姐御は持ち手のない刃だけの投げナイフを直接指で挟んで持ってみせる。それを耳の横まで持ち上げると重心を一切ブラすことなく振り下ろす。たったそれだけの自然な動きだ。だが飛び出したナイフは無回転に空を突っ切り向かいの壁に刺さった。もしこれに出くわしたら何をされたのか分からずに死ねるかもしれない。
「そら、使いな」
姐御がありがたくも手ずから投げナイフを渡してくれる。受け取った投げナイフを同じように指で挟んで持ち、そして構えると同時にスキル発動! 振り下ろす俺の手から完璧なタイミングで放たれたナイフが数メートルも離れた壁までブレることなく飛んで行く。コッと狙い通りの場所に突き刺さった。壁を傷つけていいのか、そんなことを聞くのは野暮であるよ。
しかし、スキル様々だな。誰かの頭にリンゴを乗せてみたくなる。
「よし、問題ないね。ただ動く相手になると狙うのは格段に難しくなるからね。正確に、かつ素早くだ。
さて、次は〈跳散〉だったね。これは〈速効〉とセットのようなもんさ。〈速効〉が攻めのスキルなら〈跳散〉は避けのスキル、いかなる体制からも行動をキャンセルして後ろに跳ぶことができるものさ。試しに私に切り掛かってご覧なさい」
さっきから当たってないんだがなぁ、短剣を片手に袈裟斬りの要領で肩を狙って切りつける。剣が触れるか触れないか、ダンッ! と小さな爆発音がして姐御は消えた。気づけば俺の数メートル手前でこちらを見ている。
「跳ぶのは何も真後ろだけではない。あんたの脚の蹴る方向次第で右にも左にも行ける。あたいが切り掛かるから避けてごらん、逃げ腰になるんじゃないよ」
姐御に剣を向けられて俺の心はスクリーム、隣をみれば口に小枝を咥えたエンキドゥがダラけきった姿勢で寛いでいる。その壺の中は温泉にでもなってんのか? 俺と変わってくれ!
「行くぞ!」
タンッと豹のようにしなやかなジャンプで姐御の短剣が俺に降ってくる。引きつけろ、ギリギリまで、なんかそんなミニゲームがあった気がします。でもこれは冗談抜きで怖いです。
迫り来る銀色の刃物、それを握るのはさらに鋭い刃物を瞳に宿すアイラの姐御。
「〈跳散〉!」
クンと腰が下がって床と足が弾けたように吹き飛ぶ。短剣がどれほど近くを通ったのかも分からない、一瞬だ。自分でもほろけたまま数メートル後ろに俺は突っ立っていた、
「ふん、ちと早かったがまあいいさ。別に実践ではギリギリである必要は全くない、相手の一挙手一投足を捉えてどれだけ早く攻撃を判断出来るか、むしろそっちの方がよっぽど大事さ。それも自分で身につけていくんだね」
攻撃の予備動作を見極めろってことか、人間ならまだしも肢体も違って様々な種類がいるモンスターの攻撃を素早く見定めるのは並大抵のことじゃなさそうだ。結局は積み重ねということか。
残りのスキルについてはここで試すものではないらしいので口頭で説明していただいた。
〈毒の歯牙〉はそのまんま毒のナイフを敵にえぐりこむものだ。毒と言っても魔法毒のようなもので調合などで作ったものを用意しとく必要はないらしい、使えなくはないそうだが。そして魔法毒の付与に多少の硬直があるので注意せよとのことだ。後でどのくらい硬直があるのか調べておこう。
〈奪取〉は狙った対象からアイテムを盗み取るものであるそうだ。モンスターに使えば素材を盗めるらしい、このエリアでは無理だがプレイヤーに使えば通常のレア度のものをランダム、または金を盗めるそうだ。面白いことに岩や木などのフィールド上の無生物にも有効なのだ。どんなものが手に入るか気になるな。
命綱であるMOVをさらに増加させるスキル、それが〈風来坊〉だ。スキルの使用で一定時間己のMOVを上昇させる、ただし慣れないうちはむしろやり難くなるだけだとのこと。これは実践での投入前に練習しておこうと頭の片隅にメモを入れといた。
無法者らしいスキルの一つである〈逃げ足〉。モンスターなどから逃げる時のみ有効になるスキルで使用によりパーティーのMOVを格段に上げることができる。まさしく逃げるが勝ちのためのスキル!
無法者らしいスキルその二、〈隠密〉。使用によりモンスターに発見され難くなるそうだ。足音とかも小さくなるらしい。戦闘中に使えば狙われやすさを下げることができる。しかしそれは他の人が狙われやすくなるのと同じことだ。考えて使わなねばならない。
無法者らしいというかただのネタスキル〈博打〉。戦闘中にのみ使用可能。戦闘終了時に得られる経験値、アイテム、それら全てがゼロになるか倍になるか、答えを知るのは運営のみぞ。とんでもないスキルだ。遊びで使うのはいいが強敵に使いたくなる誘惑と戦うことになりそうだ。
以上無法者のスキル十個、これらをどう使っていくか、それは俺の実力次第だな。いつかは姐御のようになることを目標としよう、おそらく無理だが。
ゲーム世界、という都合上どうしても設定を変更することがあるかもしれません。その時は何卒ご容赦を。




