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world online  作者: 気になる木の実
10/26

装備新調

 

「あんまし儲からなかったな」

「最初はそんなものですよ」


 最初はまだ装備は作ってもらうより買った方が良いとのことで、俺とエンキドゥが集めたものをほとんど売っ払ったのだが手に入ったのは合計で3520G。結果今の手持ちは13520G。これならバイトの方が儲かりそうである。禁書さんが言うとおり初めのうちはこんなものなのだろう。


 まあ金への愚痴は置いとくとして、やってきたのは冒険者通りと名のついた北門からのびているとても賑わいのある大通りだ。

 冒険者通り、そこに集中的に構えているのが武具屋である。武器を扱う店は長剣と盾が互いに交わる一般的なそのマーク、言いかえれば盾の上に剣が乗っていると言って問題ない。防具の店は二つのグローブがこれまたクロスを象るマークである。そして魔法屋は火水風土、四つの自然を右回りに配置した紋章のようなものだ。他の店に関しては悪いが省略である。

 訪れた武器屋の看板は少し禿げ始めているが、それがまたなんともいえない味をだしている。年季、というものであろうか。

 扉などの区切りはなく中の装備を見ていけ、と言わんばかりに解放されていたので遠慮なく入らせてもらおう。

 店内には当然ではあるが様々な武具が所狭しと並べられている。気の良さそうな青年がいらっしゃいと爽やかな笑顔で迎えてくれるが野郎の笑顔に興味はない。しかし、外から見て分かってはいたが思ったよりもプレイヤーが少ないな、まあその方が楽だが。


「ギルガメッシュさんは短剣ですか?」

「おう、後スローイングナイフも欲しい」


 今持っている投げナイフも残り少ない。補充できる機会にしておいた方が良いだろう。


「ありましたよ短剣。すぐ隣にスローイングナイフも並んでます」


 ノンビリと店内の武具を眺めていた俺とは違って禁書さんはテキパキと目的のものを見つけていく。買い物には無駄な時間をかけない人なのか。


「ふむ、どれにするか」

「〈盗賊のダガー〉はどうですか? 〈奪取〉の成功率を上げてくれるそうですよ」

「ほぅ」



 〈盗賊のダガー〉

 Lv10〜

 ATK60

 〈奪取〉成功率上昇(小)

 幅広で応用性の高い盗賊愛用のダガー。小剣の中では重い部類となる。これを使えば仕事もし易い、かもしれない。悪用禁止!



 片手で使う武器だが青銅の剣より攻撃力も高いし多少嬉しい追加効果もある。説明通り片手で扱うには多少重く感じるが、まあさしたる支障はなさそうだ。なかなかに優秀ではあるのだが、その分やはり2500Gと他と比べてお値段はそこそこになる。ん? 奪取と言えばあれがあった。今ごろ豚箱に放り込まれたであろう哀れな戦士、グースから奪った〈鋼鉄の剣〉だ。これは売れないだろうか?

 ボックスより鋼鉄の剣を取り出して勘定してみる。



 〈鋼鉄の剣〉

 Lv10〜

 ATK90

 鉄を鋳造して作られた量産型の鋼の剣。頑丈で使い勝手が良く戦士なら誰もが一度は手にするだろう。



「鋼鉄の剣ですね、どうしたんですか?」

「奪ったのさ、こいつを売っ払う」

「へぇ、さすが。会話だけ聞いたら悪どいですね」

「フッ、暗い夜道にゃ気をつけな」

「それもう別の犯罪ですよ」


 簡素なカウンターに向かうと、なんとそこにいたのはなんとドワーフだ。プレイヤーが似せたものでなく正真正銘のドワーフである。

 子供ほどの身長、立派に備わった髭、膨らむ上腕二頭筋に滾る胸筋、太い首は梃子でも動かず槌を握る指にまで筋肉の脈動が……途中から全部筋肉になっていた。

 そんなドワーフのオヤジが堂々たる面構えでカウンターの上な胡座をかいて腕を組んでいる。こちらが近づくとギョロリとその眼光が光ってこちらを見据えた。


「よおく来た!!! どんな用だ!!!」


 ほとんど怒声である。頭の奥までガンガン響くような大きさだ。ドワーフのオヤジの凄まじい大音声に後ろにいた禁書さんは慌てて防御態勢に入っていた。ここは見なかったことにしてあげよう。


「ジイさん、聞こえてるからそんなデケェ声出すな。俺の鼓膜はシャボン玉より繊細なんだ」

「ガハハハ、まかせろ!!!」

「……」


 このジジイ、喧嘩売ってんのか?


「まあいい、買取はしてるか?」

「なに!?」

「買取をしてるか!」

「もちろんだあ!! モノを見せろ!!」


 睨みつけながらも手に持った鋼の剣を渡す。


「こいつは……鋼の剣じゃあねえか!! 1500Gで貰ってやるぜ!!」

「んじゃ、頼む」

「あぁ!? なんだって!!?」

「買い取れこの野郎!!」

「よっし!! 1500Gだ!!! ちゃんと確認してくれよ!!!」


 バンとドワーフジジイが何枚かの硬貨を叩きつける。銀貨一枚に銅貨五枚、しめて1500Gである。設定でお金のやり取りは省略も可能だが、これは多くの人が手間を踏んでいるのではないだろうか。そっちの方が買い物をしている気分にもなるものだ。

 硬貨を引ったくって振り返る、と禁書さんが恐々として顔を引きつらせていた。


「ここで買うものがなくて良かったです」


 それをこれからここで武器を買う俺に言うか。短剣が置かれている場所に戻りざっと目を通してみるが今装備出来るものの中では盗賊のダガーが一番良さそうなのでそれに決める。

 スローイングナイフからはピスミスという小さくて安いものを二十個選んだ。一個あたり50Gなので1000Gとなるな。


 選んだ武器を手に、振り返ればもう相手は臨戦態勢とばかりにこちらを見ていた。もちろん引き下がる俺ではない、ここで逃げれば漢が廃る。やってやろうじゃねェかくそジジイ。


「おい」


 ゆったりとした足取りで、初手は静かに幽鬼のように。


「なんだ小僧」


 相手もそれに応えて静かに返す。俺の方が三倍ほどの身長差があるというのに、その憮然とした態度からはそんなものを微塵と感じさせない。


「こいつをよこせやァ!!!」


 爆弾のように吠えつける。猛る獅子の轟きに恐れを刻ませてやろう。


「よっしゃああ!!!! なんだ!!!! 盗賊のダガーとピスミス二十個だな!!!! しめて3500Gだあ!!!!」


 だが筋肉ダルマにそんなものは蚊の羽音か、いやむしろそのいかつい顔には笑みさえ浮かんでいる。空気を震わすその爆声に店内の武器がカタカタと泣いた。


「くれてやらあ!!!」

「いいぞお!!!! 確かに受け取ったあ!!!! また来やがれやこの野郎!!!!」

「二度と来るかこの暴風ジジイ!!!」


 暴言を吠えてからフンと鼻息荒く振り向くと店内のプレイヤーが揃ってドン引きしてた。しまったな、とんだ注目を浴びてしまったらしい。店内どころか通りのプレイヤーも何事かと野次馬根性丸出しでこちらを覗いている。


「す、すごい剣幕ですね」

「とんだ茶番だぜ」


 となんでもないふうにすまし顔で答える。恥ずかしいが、そんなことはおくびも出さず堂々と通りへ出る。まだこちらを見ているプレイヤーにギロリと睨みをきかせてみると慌ててどこかへ行った。

 禁書さんはぺこぺこと日本人特有の愛想笑いを浮かべながら後ろからついてきてるようだ。視点を変えれば背中に哀愁の二文字が見えるかもしれない。すいませんね巻き込んで。


「け、結構、個性的な方でしたね、あの店長」

「……個性的、ね」


 物は言いようだな。禁書さんは常識ある優しい性格をしている。素直に喧しい野郎と言えば良いのに。




「革製品を扱う店はここですよ」


 先ほどの店から数店舗隣にその店は構えてあった。大きなドアは開きっぱなしだが、壁はちゃんとある。少し安心だ、プレイヤーの出入りもそこそこあるようだ。


 内装はしっかりと整理されておりとても見易いものだった。いくつか並べられた展示用のレーザーアーマーのセットがあり欲しいものを言えば良いらしい。もちろんセットで買う必要はない。

 オーナーは紳士然として穏やかな雰囲気をまとう白髭が素敵なおじさまである。入店時には優雅な礼を見せてくれた。どこかの誰かとは大違いだ。


「んー、迷いますね。全部揃えるのは厳しいから、とりあえず胴回りだけ良いのを買おうかな」


 魔導書という痛い出費をした禁書さんは顎に手をつけて考えている。俺はと言えば、実は同じく迷っているのだ。

 今のところエンキドゥはほとんど戦闘に参加してない。採取がメインではあるがもう少し参加してくれよ、と言うのが本音だ。魔導書を使っていったいどれぐらいエンキドゥが強くなれるのか、先に禁書さんに試させてもらった方が良いかもしれない。


「俺も、今は胴だけにしよう。魔法屋に行く前に魔導書を試させてくれないか?」

「えぇもちろん、そうですね。それが良いでしょう」


 ところで魔法使いである禁書さんはローブとかでなくて良いのだろうか。そういうのは確か仕立屋にあったはずなのだが。

 そのうまを確認してみるとローブなどの魔法職系装備は魔法攻撃には優れた性能があるが魔法を使う敵はまだ先だろうとのことでとりあえずは多少の防御力があるレーザーアーマで済ますらしい。


 並べられた装備を順番に見ていく、がさすがにそれほど種類がある訳ではない。レベルも考慮すればすぐに選択は一つに絞られた。



 〈キャトルアーマー〉

 Lv10〜

 DEF25

 牛の皮をなめして作られた一般的なレーザーアーマ。多少の防御力は期待出来る。



「こいつだな」

「ですね」


 直立不動のバーテンダーのごとき店主へとキャトルアーマーを注文する。値段は2000G、もちろん文句は無い。


「ギルガメッシュさんは加工はしますか?」

「加工?」


 思わずない眉を寄せて禁書さんに振り返る。うっ、と禁書さんは一歩下がってそれに応える。


「し、知らないですか? ハード加工とかリングとかですよ。お金を払えばより性能を上げて貰えるんです」

「あぁ、そんなのがあったか」

「ただ装備を買い換えればそれでお終いです。売却値は色が付きますが出費よりは当然少ないですよ」


 ふーむ、悩ましいな。今の装備はどうせ直ぐに変えてしまうだろから、わざわざ加工は必要ないか。


「俺は要らん」

「そうですか。まあ、まだ要らないですよね」


 納得とばかりに禁書さんが頷いてお金を払う。店主さんが奥からキャトルアーマーを二着、手伝いの青年に持って来させた。


「これは、どうやって着る?」


 率直な疑問だ。皮鎧の着方など現代日本で生きてきた俺が知る由もない。ギョッと驚いた様子の禁書さんが慌てて説明を出す。


「流石に自分で着付けることはありませんよ! 装備をタップするとウィンドウが表示されます、それで自動で装備してくれます。自分が着けていた装備はアイテムボックスに収納されますよ」


 と言いつつ禁書さんが叩くと直ぐにキャトルアーマーが光になって禁書さんの胴体を覆う。それが晴れた時には無事装備完了だ。


「……不格好だな」

「……言わないでください、ギルガメッシュさんも仲間ですよ」


 残念ながら一点装備は探索者シリーズの装備と不調和を起こしている。まるで緑茶にスプーンだ。

 不本意ながら同じようにキャトルアーマーにタッチ、装備の是非に答えて同様の格好に早変わり。禁書さんは予想通り苦笑しながらこちらを見ていた。


「似合って、ますよ?」

「くだらん世辞は要らんぜ」

「いえ、いや、それより魔法屋、じゃなくて先に魔導書を試すんでしたね。行きましょう」


 乾いた笑みを見せつつしのごのと話題を変えられた。俺たちは綺麗なお辞儀に見送られて店を後にする。



 店を出て数分、幾つも金属の立派な鎧が並べられた不思議な広場へとやって来る。他のプレイヤーもいるようでその鎧に向かって剣を振り下ろしたり弓矢を撃ち込んだりと破壊活動を行っている。もっとも、どの鎧も一度は吹き飛びかけるが一向に壊れる気配は見せていない。


「あれは、まあ見れば分かると思いますけど、そのまんま試し切りとかに使える鎧です。どれほどぶん殴っても壊れないそうですよ」

「鬱憤をぶつけるのか」

「……そうかも、しれませんね」


 ウラァだかギイァァだか人間あらざる雄叫びが方々から聞こえる。親の仇もかくや、という勢いで切りつけられる鎧さん、この場は修羅だ。弓矢を両手に串刺し祭りを繰り広げる彼の目的は何なのだろう。


「これを使いましょうか」


 禁書さんが鎧のひとつを決めその前に立ち止まる。そしてアイテムボックスから例の魔導書を一つ、片手に取り出した。


「これは〈火の魔導書〉です。中に書かれてる魔法は〈火弾〉〈火矢〉〈火吹ひぶき〉の三つですね。先ずは私が使ってみせるので見ていてください」


 禁書さんは魔導書を手に鎧と向かい合い片手を掲げる。


「火の魔導書、火弾、座標を展開」


 ザァと魔導書が浮き上がりバラララと光を撒き散らしながら一人でにページをめくる。ウゥンと禁書さんの足下には金色の光を纏う魔法陣が展開された。


「0.5.2、発動ブラスト!」


 数字に合わせて魔法陣が刻まれ、光を放つ収斂と共に禁書さんの片手からは炎の弾丸が飛び出し鎧を撃ち抜く。

 ゴオッ、と直撃した火炎の玉は大きく弾けて鎧を熱した。

 何で禁書さんが高い魔導書を買ったのか分かった気がする。ズバリ、カッコいいなオイ。なんで魔法陣とか出てんだよ、強そうじゃないかよ。


「どうですか? 試しにやってみてくださいよ」

「おう、ありがてェ」


『〈禁書〉さんからアイテムの譲渡があります。受け取りますか?』


 即刻受け取り魔導書を勘定してみる。



 〈火の魔導書〉

 Lv––

 世界の理が書かれた魔導書。〈火弾〉〈火矢〉〈火吹〉について載っている。

 ※〈禁書〉さんからの借用物です。売却・譲渡不可、残り時間59分52秒



 見たことのない注意書きが。まあ書かれてることそのまんまだろう。装備などの貸し借りによる事故を防ぐためだろうな。


 そんなことは置いといて、俺も早速使わせて貰おうか。確か片手を上げて――


「火の魔導書、火矢、座標を展開」


 同じ魔法では芸が無いので火矢を使うことにする。魔導書が開いてウゥンと魔法陣が足下に広がったのは同じだったが、さっきとは違い俺の目には白い縦線と横線が等間隔で走り無数の正方体が象られている。

 これが座標か、でも、思っていた以上に難しい! 突然座標なんか引かれてもどこがどれか全く分からん。


「あー、0」


 と声を出すと俺の体を通っている縦線がギンッと銀色の輝きをもって応えた。


「……6.2」


 ギンッと鎧にほど近い手前の横線が輝き、最後に高さの座標へとクロスした二つの銀線が移動する。


発動ブラスト!!」


 ここだけはしっかりと。俺の手から射出された炎の弓矢が高速で飛行し鎧の胸部を穿ち、火花を散らす。

 おぉ、と禁書さんが感嘆の声を出して拍手を贈ってくれた。

 しかしこれは難しいな! ただでさえ座標の数字を即座に読み取るのは困難だが動く相手ともなればその難易度は格段に上がるだろう。俺には無理そうだ。


「ーーエンキドゥ」

「ギ?」

「使ってみるか?」

「キッ!」


 フワリと前に来たエンキドゥに魔導書を手渡す。エンキドゥはそれを両手で受け取り大事そうに抱えて、ジーッと不思議な物でも見るように魔導書の表紙を見つめている。金色の装飾が気になるらしい。

 やっぱエンキドゥには厳しいか? これは空間把握能力が高そうな人じゃいと難しいだろう。


「……ギィ」

「ん?」


 珍しく困った表情でこちらを見てくるエンキドゥ。使い方が分からないのかと思った瞬間。


 ーーニヤリ


「のわぁ!?」


 ボシュ、と発火音と突然現れた炎の矢が俺の顔面に飛来する! 顔を覆いつつ横っ飛びに避ける時に視界の隅に捉えたのは狂ったような笑みを浮かべるイタズラ妖精。


「ケキャキャ!」

「〈跳散〉!」


 立て続けに撃たれた火弾を斜めに後方へと跳んで回避、崩れた姿勢を持ち直す。


「キーヒヒッ!」

「テメェゴラァー!!!」


 中心に火弾、それに遅れて左右から火矢が迫る。速度も高さも違う撃ち方は実に嫌らしい。

 だが甘いな、すぐさま右に飛び込み顔を引っ込めた受身仕様の前転で迫る火炎の下をくぐり勢いのままエンキドゥに肉迫する。


「ゲハ?」

「ザマァ見ろ畜生が! 〈速攻〉!」


 してやったり、そう思った。

 そう思ったのだが、馬鹿な俺はほろけた顔のエンキドゥが我慢出来ないとばかりに歪に口端をつりあげていることに気づかなかった。

 スキルが発動する数瞬前に、ヤツの前には炎の奔流が吹き出す。おそらく、俺がまだ見ていなかった火吹だ。

 あっ、と間抜けな声を出した時には、時すでに遅し。ボファッと迸る火炎地獄に勇者よりも果敢な迅速の飛び込み、同時に視界は火の海に染まった。

魔導書の座標は地上を真上から見た(x, y)で区切りそれに高さを加えたものです。軸線の幅は変えられるとかなんとか

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