表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/86

京都旅行

【妻のターン】



「そうだ、京都へ行こー!」


「「おー!」」


 と、いうことで、今は京都です!


 冬休みに家族で旅行ということで、京都に旅行です。


 京都に、旅行です!

(大事なことだから2度言いました)


「じゃあ、まずは清水寺から行くか!」


「「おー!」」


 見事な橋場家のチームワーク。


 京都の町並みは、古き良き日本を思わせ一層テンションが上がる。


「修ちゃん修ちゃん。ここ、三年坂って言うんだって」


「へー、変わった名前だな」


「なんか転んだら、3年寿命が縮まるらしいよ」


「ふーん……まあ、転んだら、むしろ普通に死にそうだけどな」


「……」


「……」


「えい!」


「どああああああっ! な、なにすんだ!?」


「エヘヘ……なんとなく」


「お、恐ろしい奴だな。なんとなくで、俺の寿命を縮めるんじゃねぇよ」


「えい!」


「どああああああっ! り、凛ちゃん!?」


「エヘヘ……なんとなく」


「ほら見ろ! 子どもなんてすぐに真似するんだから」


 す、すまぬ……つい。


 その後も、チラホラ道を歩いていると、衝撃的な光景を発見。


 なんか、気持ち悪い人形がいっぱい並んでいる家を発見。至る所に、妖怪のような人形が立ち並ぶ。


「……ず、随分変わった家だな」


「うん……」


 『無断撮影禁止』って書いてある……写真を取ったら、金でも取られるのだろうか。でも、不思議と、全然取りたくない。


「パパ―、ママー写真撮ろー」


「「え゛っ!?」」


 どうやら、凜ちゃんがお気に召した模様。


 けれど、断じてごめんである。


「修ちゃん」


 コクリ。


「あー! のっちだ!」


「えっ!? どこー?」


 ガシッ!


 娘を抱っこしてダッシュ! 夫婦の見事なコンビネーション。凜ちゃんはワンワン泣くが気にしない。あんなの気持ち悪い人形と写真撮るぐらいだったら。


                 ・・・


 娘が泣き止んだ頃、清水寺に到着。


「うっわー! いい眺めだねー」


「本当になー。うわっ、下見てみろよー」


「……落ちたら死ぬね」


「まあ……死ぬよな」


「……」


「……黙んじゃねーよ」


「修ちゃん……」


「ぜ、絶対悪ふざけすんじゃねぇぞ」


「……」


「だから黙るんじゃねぇよ!」


 やっぱり、夫からかいは、やめられない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ