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妹こんとろ〜る  作者: 立木 剣
7/11

アイドル宣言

「おかしいなぁ…」

強は、和人から借りたDVDをもう一度再生してみた。

ファイヤーバキューンのライブ映像が流れる。

「未希の姿は何処にも写ってないな…」

早送りをしてもメニュー画面を見ても何処にも写っていなかった。

「いったいどういう事だ…」

強は眉間に皺を寄せ難しい表情をした。



コンコン

ドアのノック音の後にドア越しに未希の声がした。

「お兄…はっ…入っていィ?」

「いいぞ…って…未…希?」

「お兄…こういうの好きなんでしょ…」

半分開いた扉の向こうに、ファイヤーバキューンのレプリカコスチュームを着た未希が顔を赤面させ、虚勢を張ってぎこちない仁王立ちで立っていた。

視線はふわふわと定まっていなかった。

「どうしたんだ…未希?」

「わ、わわったし…お兄専属…損よう…専用のあい、アイドルになります!」

「はい?」

強は、斜め上の妹にたいして、驚きのあまり、はい以外言葉が見つからなかった。

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