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鳥使いの娘  作者: つんざき


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14/21

十四 王城 契りの間

 三人から一人を選ぶとして、最も後に響かなさそうなのはサペンタリ様である。ほぼ確実に令嬢たちから呪われる私の今後を除けば安泰だと思う。陛下もそのようにお考えだろう。

 という私の予想は裏切られた。陛下は思い悩んでいらっしゃるそうだ。今朝届いたワーブル様からの手紙には、昨晩陛下に兄弟全員が呼び出されてガルレス殿下がその場で婚約者に名乗りを上げたこと、『三人とも優れている能力があまりにも違うので比較検討が難しい』といった旨の話を陛下がされたこと、その上で私の独断で選ぶという方向に進みそうだということ。え、丸投げにされそう。手紙はまだ少し続いていたが読まなくても分かる。自分を選ぶようにと要請する内容だろう。私は手紙をしまい、身支度を整えた。メイドさんに変な着こなしをしていないかざっとチェックしてもらい、次は父上の寝室へ行って叩き起こす。

「な、なんだなんだ」

「陛下にお尋ねしたいことがございます。ご同行願います。父上」

「うう、分かった」

 目を白黒させる父上を馬車に押し込み、自分も乗り込んで城へ向かった。謁見の申し出を持たせた隼を飛ばし、そこでようやく父上に説明する。いくら英雄の娘とはいえ、王子殿下の中から一人を選ぶなど分不相応にもほどがある。そんな失礼を働いたら父上の評判にも傷を付けかねない。さすがに立場が危うくなるだろう。早々に始末を付けなければ噂が広まり手の施しようがなくなってしまう。王子殿下はお三方とも必ず何かしらの行動に出るだろうから、その前に事を収めなければ。父上は渋い顔をして固い声で「分かった」と言った。


 森と王都を駆け抜けて城に着くと既に話は通してあり、私と父上はスムーズに応接間に通された。ワーブル様との婚約が決まった契りの間である。まだ朝早いこともあり、部屋はひんやりとしていた。南に面した窓からは朝日が差し込んで契りの間を明るくしたが、まだ昇り切らない太陽のやわい光は部屋全体には及ばない。所々に薄暗さが残る契りの間はどこか寂し気だった。

 私は以前と同じく父と並んでソファーに座り、出された紅茶のカップはそのままに陛下を待つ。今朝の紅茶もよい香りで全く気分が解れないわけではなかったが、今は紅茶の値段やらを気にするどころではない。

 陛下はほどなくしてやってきた。いつものように仕立てのいい上等な服や靴を身に着け、髪にも髭にも乱れ一つ残していない。しかしなんだか気まずそうな顔をしている。

「この度はご温情賜りありがとう存じます。陛下」

「ああ……」

 私と父上が立ち上がって一礼すると陛下はごにょりと相槌を打ち、私たちの向かいのソファーに申し訳なさそうに座った。

「昨夜の件か。ワーブルがいち早く伝えたのであろうな」

「はい。陛下。娘が今朝方お手紙を頂戴いたしました」

 父上は頷き、頭を下げた。隣で私も頭を下げる。

「我が娘が権限を賜りましたこと、恐悦至極に存じます」

「よい。申せ。たまさかそのように謝意を述べに来たわけではあるまい」

 陛下はやはり気まずそうに促した。この分ならこちらの話は聞き入れてもらえそうだ。

「はい。陛下。恐れながら申し上げます。王子殿下お三方よりお一方をお選びたてまつりますことは、誠に恐れ多くございます。いかな事由がございましょうとも王族への無礼は赦されざること。英雄としてお引き立ていただいたご恩に報いりますどころか仇で返すが如き傲慢な行いは、忠臣たる我々には能わぬことでございます。さりとて陛下のご温情を無碍にすることもまた許されざることにございますれば、故に――」

「分かった。分かった。私が決めよう」

「痛み入ります。陛下。ありがたく存じます」

 陛下は気まずそうに父上の言葉を遮り丸投げを撤回し、父上は落ち着き払って礼を述べ顔を上げる。父上が珍しくちょっと怖かったので一瞬呆気にとられたが、私も慌てて「ありがとう存じます」と礼を言ってから頭を上げる。陛下はやはり気まずそうな顔でもじもじと話し出そうとしたが、ノックの音がすると一旦いつもの陛下に戻った。執事が陛下の分のお茶を用意して退室すると、あっという間に気まずそうな陛下に戻る。

「昨夜は結論に窮してしまい口をすべらせた。決してお前たち親子に苦労をかけさせることが目的ではない」

「存じております。陛下」

「しかしあのようなことを口にすべきではなかった。シトリン嬢、もちろんあなたにも詫びさせてほしい」

 陛下は私を見た。突然のことに私の中の一般人の部分が飛び出て一瞬呆気にとられる。陛下と顔を合わせるのが初めてという訳ではないがいつも父上にくっついて対応していたので、こんな風に私個人に言葉をかけられては恐縮してしまう。

「勿体のうございます。陛下」

「あなたは父上と同等の貢献をしているが?」

「ガルレス殿下をお守りできた実績こそ誉高く存じます。鳥使いの娘としてお役に立てましたことが何よりの喜びでございます」

「……まったく。親に似て無欲なことだ」

 陛下は目を丸くしたが、すぐにおかしそうに笑った。父上が苦笑する。

「申し訳ございません。我らの力は忠誠を誓った王族のために振るわれてこそと、娘には教え込んでおります」

「ではガルレスの件については口にすまい。しかしな、シトリン嬢。あなたの貢献というのはそのことだけではないのだ」

 私は思わず目をぱちぱちと瞬いて陛下を見つめた。何かしたっけ? なんにも活躍してないけどな。鳥を操る以外に役に立つ能力があるわけでもなし。ほぼワーブル様とまったりしてるだけだった気がするし。陛下はそんな私を見てすぐに察したのか苦笑し、父上を見た。

「鳥使いよ。お前の娘は少しばかり人がよすぎるのではないか?」

「どうかご容赦を。人に与えることを苦にせずいられる子でございます」

 見れば父上も苦笑している。私だけなんのことだか分かってない。人がよすぎるなんてことないと思うけど。何かお人好しだと言われるようなことをしただろうか? 少し居心地悪い。

「よいか、シトリン嬢」

「はい」

 再び陛下がこちらを向く。私は居ずまいを正した。

「ワーブルは目的のない努力を続け、終わりのない研鑽に耐えていた。ガルレスは自己犠牲の子だ。兄弟や私や妃に遠慮して全て譲ってきた。サペンタリは女性に襲われたあの日からずっと出られず、またそのような状態の自らを恥じていた。あの子らが変わったのはあなたが来てからだ」

「お、恐れ多く存じます。私はお傍に置いていただいただけの小娘にすぎません」

 私のおかげで変わったとか、私はそんな大層な人間ではない。国王陛下に過大評価をされるなんて困る。怖い。ストレスが溜まる。びっくりして声を若干裏返らせながら言うと、陛下は快活に笑った。

「まあそう言うな。聞け」

「はい。陛下……」

「ワーブルはあなたという理解者と共に事を成すという目的を持ち、日々を意義あるものにしている。ガルレスは兄弟たちの前で自分も婚約者にと手を上げてみせた。当然ワーブルが反対したが結局折れることもなく……ああ、あの子に頼みごとをされたのも初めてのことだったな」

 陛下は感慨深げに呟き、紅茶を飲んで唇と喉を潤した。

「サペンタリにいたっては言うに及ばずか。シトリン嬢。あなたはよくやってくれた。王子達の行く先に光を与え、延いては国の未来をも明るいものへ変えた。これがあなたの言うところの、ただの小娘のすることか? 貢献といわずしてなんとする?」

 さすがに私は目をむいた。国の未来なんてまだ重たすぎる。王家に入るということは遅かれ早かれ、そういったことも考えなければならないというのは重々承知だが。ちょっとまだ現実味が。

「勿体なきお言葉、恐悦至極に存じます。陛下。お役に立てますことが何よりの幸いにございます。しかしながら私はきっかけとしてお使いいただけた者に過ぎません。全てはお三方のご意志あってのことと存じます」

「その意志を抱かせたことにこそ私は価値を見たぞ。シトリン嬢」

 謙遜しても陛下はまた褒めてきた。謙遜したら謙遜した分だけ自国の王に褒めさせることになるなんて。私は諦めて受け入れることにした。

「ありがとう存じます。陛下」

「では褒美を受けてくれるな」

「はい」

 お言葉だけでとよっぽど言いたかったが、たぶんまた粘られてしまうだろう。思い起こせば陛下はそういう人だ。貴族でもなんでもない父上であっても一度価値を見出したとなれば、王族に加えてまで手元に置こうとする。

「何がほしい? ……と聞いたところであなたは答えられぬのであろうな」

「も、申し訳ございません。陛下」

「よい。あなたの父上もそうだった。……あなたの父上には王家の血筋を与えたのだ。あなたには王の力を与えよう。いずれか成したいことがあれば私を頼るといい」

 王の力って権力か。そこまでする? 王子たちを変えたのは私であるというのも未だにピンときてはいない。別にアドバイスとかしてないし、精々励ますとか応援とかそれくらいだと思う。そんな中での破格なご褒美に私は困惑することしかできなかった。

「申し訳ございません。あまりのことに言葉を失ったようです」

 察した父上がすかさずフォローしてくれて、私は慌てて頭を下げる。陛下はまた快活に笑った。

「欲のなさもここまでくれば見物だな。よいぞ。シトリン嬢。顔を上げよ」

「はい。陛下。失礼いたします」

 私は言われるまま顔を上げた。陛下はなんだか楽しそうだ。

「服飾にまつわる者を城下に集わせるか? 書庫の書物を好きなだけ持ち帰るか? 共に食卓に着くことも望むのであれば許そう」

「お、恐れ多くも国王陛下にそのような、身の程をわきまえぬ望みを申し上げるなど……」

 王族と一緒にご飯なんて一般人に許されるはずがない。平成生まれ令和育ちの私でも分かる。冷や汗を滲ませながら固辞する私の慌てっぷりが面白かったのか、陛下は満足そうに笑って「冗談だ」と言った。じょ、冗談か。よかった。本当に。胸を撫で下ろす。陛下は紅茶をおいしそうに飲んで「そうさな」と呟いた。

「落としどころとしてはあの娘の処刑か」

 落ち着きかけた心臓が跳ねた。

「しょ、処刑、でございますか」

「うん。庭園に侵入しガルレスとあなたに狼藉を働いた狂暴な少女だ。あれの首を刎ねる。ただし兄の方はどうしてやることもできない。あの男は家督を継ぐ立場だ。その首を刎ねては後々面倒なことになる」

 陛下はそこで言葉を切って私を見つめた。さてどうする? と無言のうちに問いかけているのだろう。傍らに座る父上は黙ったままだ。私に決めさせようとしているらしい。なら好きにさせてもらおう。人の命をどうするか決めるなんて怖すぎる。さすがに。

「ご高配を賜りまして光栄にございます。しかし処刑は望みません」

「申せ」

「はい。あちらのご令嬢のお心を思えばこそ、命ばかりは」

「情を与えるか」

「はい。すでに罰は受けておいでだと考えました」

「故にあなたは何も望まぬか。分かった。まったく親子よな。鳥使い」

 陛下は笑いながら父上に話しを振った。父上は苦笑して頷く。なるほど、すでに似たようなやりとりはあったようだ。

「あの兄妹はすでに郷へ返してある。しかるべき処分を条件に無傷でだ。今朝届いた手紙では娘の方は幽閉し堕胎処置も受けさせたそうだ。なんでも妊娠は嘘だった上に純潔だったらしい。堕胎処置の折にその純潔も失ったようだ。あなたの察するようにすでに罰は受けている」

「……はい。陛下」

 あまりに惨たらしい話で私は頷くことしかできなかった。憧れの人を想って磨いてきた体に傷がついたショックと処置への恐ろしさと気持ち悪さで、きっともう正気ではいられないだろう。剃刀を首に押し付けるほど追い詰められていた令嬢の様子を思い出すと、その苦しみにたまらない気持ちになった。

「兄の方は名誉に傷がついたことを悔いてか酒浸りになったそうだ。家から金と適当な屋敷を与えられて以来引きこもってただ飲み明かしているらしい」

 陛下は紅茶のカップをテーブルに置きながら続ける。

「一つ覚えておけ。シトリン嬢。あれらの末路を憐れもうと、その末路へ至たる事情に何を思おうと構わぬ。されど切り捨てよ。己が負うべき責めはないと知れ。あなたはあなたの仕事をした。そこに正しきも誤りもない」

 陛下は座りなおして私と目を合わせた。優し気なブラウンの瞳に不思議な迫力が宿っている。私はつい固唾を飲んだ。ごくりと喉がなる。

「この先何があろうと責めに屈するな。あなたを恨み責める者は過ちを犯している。恨むべきはこの国王である。よいな」

「はい。陛下」

 頷いてはみたものの腹落ちはしていない。まだ心からそうは思えない。二人がその末路に至るにあたり多少なりとも私は関わっているわけで。陛下はそんな私を察したのか苦笑した。その瞳から迫力が消え、柔らかな光が戻る。

「あなたはこの男の娘であるからな。己を責めることも間々あろう。屈したとて不利益にならなければ許す」

「あ、ありがとう存じます。陛下」

 国王陛下の言う通りにできないかもしれないことを見抜かれどきっとした。どもりながら礼を言うと、陛下は気にするなと言わんばかりに手をひらひらと振る。

「よい。あなたの父上は若い時分に随分とやってくれたものだった。あれを思えば大方のことは些事である」

「その節は申し訳ございませんでした」

 父上は恥ずかしそうに頭を下げた。若気の至りとか黒歴史とかそういうものなのかもしれない。それにしても陛下にここまで言わしめる若さゆえの暴走って、一体何をしたっていうんだろう……。



 朝食前には無事に謁見が終わった。まだ陛下との会議があるという父上を残して私は一人、契りの間を辞して庭へ向かう。今日の上空警備を代わりに担当するよう指示を受けたのだ。ガルレス殿下をお守りする際におびただしい数のカラスやモズを操った実績から、そろそろ次のステップに進んでもいいだろうとのことだった。

「うーん……」

 鳥たちに本日の伝達は自分にと指示を出し終えて城へ向かいかけ、足を止める。城内にいては逃げ場を失う可能性があるなぁと思い至ったのだ。昨晩の陛下の発言の訂正は今日中には入るだろうが、それがいつになるか分からない。少なくとも朝食後すぐ王子殿下のお三方は私に選ばれるための行動に出るだろう。婚約の話となると目の色を変えて迫ってくる彼らが今日は数段飛ばしでギアをあげて突っ込んでくると思うと……不敬なことだが辟易せずにいられない。

「……よし」

 今日は逃げよう。なんとか一日を凌ごう。幸いにも父上は今陛下と謁見中だ。そこへ突っ込んでいって「シトリンの居場所はどこですか」なんて聞くようなことをする三人ではない。私は雀を集めて王子のいる方向を逐一伝えに来るよう頼んで再び庭に放ち、自分はできるだけ人気のない方へ歩き出した。

「チチチチチ」

「チュチュピチチ」

「ま、また挟まれた……」

「チュンチュ」

 一時間ほどは平和に過ごせていたが、王子達は城内に私がいないと分かるとすぐに庭を探し始めたようだ。雀たちがひっきりなしに報告を入れてくるようになった。私は三人のいる方向から逃れながら時おり城のバルコニーや白亜の東屋、バラの木の下のベンチなどに鳥たちをわざと集まらせて攪乱を狙った。後にこの鬼ごっこをこっそり見ていた父上と陛下に見事と褒められさらなる信用を得られるのだが、そんなこととは露知らず私はただ必死に逃げ惑う。鳥たちから情報を貰い、歩き、隠れ、指示を出し、攪乱させ、また歩く。それをひたすら繰り返し続け、ふと足を止めた。

「……先回りされてる」

 先ほどから王子達のいる方向というのが私の進行方向になり始めている。それに気が付いた時はさすがに背筋が凍った。彼らは狩猟を趣味にしている。私の足跡からどこへ行こうとしているのかが分かるに違いない。もはや私は獲物。それだけ本気で会いたいのだ。その熱量が怖い。会ってどうするつもりなんだろう。そこで再び背筋が凍る。

 一旦城に戻ろう。自分の進行方向且つ城の反対方向の適当な所に鮮やかな鳥たちを集まらせた。それを囮に城へ急ぐ。城内へ入ると父上の書斎に直行した。父上は軽食を摂っていたところで、のんびりと紅茶を飲んでいた。昼食にしては軽すぎる。これはアフタヌーンティーだ。そこでようやく私は朝から夕方前の今まで、ざっと十時間弱鬼ごっこをしていたことを悟った。

「ち、父上」

 どっと疲れが出てよろよろと傍に行く。急に足が痛くなってきて同時に体も重くなり、お腹がぺこぺこになった。緊張の糸がぷっつりと切れたのかもしれない。

「こちらに来て休みなさい。父はもう十分だから好きなお菓子をおあがり」

 父上は優しく言って、大きな机の影に座り込むのを許してくれた。私は父上の椅子の足元に座ってお菓子を食べた。小さな子どものように不躾でだらしない私の様子を、父上は優しく見守ってくれる。その眼差しやお菓子の甘さなどあらゆるものが疲れた体に染みわたって涙が勝手に流れた。

「……疲れました」

「そうだな」

 相槌を打ってくれた父上を見上げるとハンカチで優しく顔を拭いてくれる。そうして父上は私が落ち着くまでずっとかかりきりで慰めてくれた。

「も、申し訳ございません。父上。お仕事中に」

「構うな。父はお前を安心させることを何より得難い権利であると考えている。父の前では何も気にかけずにいていい。何かあればいつでも……そうだな、今朝のようにだ。今朝したように遠慮なく頼りなさい」

 父上は小さく笑った。その笑顔にまた目頭が熱くなる。不思議と、陛下の権力よりも父上の存在の方が安心感を覚えられた。私には前世があってそこにはもちろん家族もいるけど、ここまで大切に育ててくれて一緒に生活してきた父上もまた家族だ。

「ありがとうございます。困った時は頼らせていただきます。父上」

「そうしなさい。父はそのためにいるのだ」

 父上は私の頭を撫でた。温かい大きな手だ。小さい頃はよくこうしてもらったな。と懐かしさに浸る一方で、父上の中の私はまだまだ子どもなのかもとなんとも言えない気持ちにもなって、私は大人しく撫でられながらもちょっとだけ苦笑したのであった。



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