鑑定
やっと異世界っぽい展開になってきた...ここまででかなり話数ができてしまった..!
「ではみなさん、こちらに手を置いてください。ステータスを鑑定させていただきます。こちらでは、ステータスは下から、E D C B A Sの六段階で表示され、ユニークスキルなどを持っている場合はそれを反映したジョブが表示されます。」
「じゃあおれから...「おれから行く」...え」
クラスメイトの一人が上代の言葉を無視して手を挙げた。
「鬼塚とか白海とか加山とか、ましてや上代なんかやべーのもらうに決まってんだろ!そんなやつの後にしたくねぇわ!」
「そ、そうか...」
上代も思わずたじろぐ。
「で、でしたらその四人以外から始めましょうか。」
サリエルも動揺していた。
その男子は石版に手を置いた。すると、
- B - 戦士
と出た。
オオオオオオ!!
城の人たちが歓声を上げた。
「いきなりB!?その辺の兵士より高いだと!?まだ戦闘経験のない子供じゃなかったのか!?」
「いきなりBなんて、上代殿は一体どれだけすごいのだ?」
周囲で驚きの声がやまない。
上から三番目でこれなのだ。
上代や鬼塚はそれ以上と考えるとやばそうだな。
そんな感じでさっきの四人とおれ以外の鑑定が終わっておれの番が来た。
...頼むからEだけは勘弁してくれよ...
俺が手を置くと石板はひかり、
- F - 無能
無慈悲にも程度ってもんがあるだろ...
いよいよステータス公開!
と思いきやまさかの最低ランク&無能...
海斗の運命は!?