武の極地
間が空いてすみません
忙しくて時間がありませんでした。
100年後
世間一般的に武術と呼ばれているもの全般はマスターした。
まさかマスターだけでこんなに時間がかかるとは...
改めて自分の無能さを痛感した。
マスターするだけじゃダメだ。
むしろここからが本番と言っていい。
ここから基礎を底上げしつつ、自分の流派のようなものを作る。
つまり、全く新しい武術をつくるということだ。
よし、やってやる!!!
1億年後
よし、よし、よしよしよし!!!!
「完成だ!応用も完璧!
これなら今すぐにでも実践で使えるはずだ。」
俺はボコボコの荒野で叫んだ。
本来なら、ここには実験で作った山があったのだが、ちょっとやりすぎて辺りを更地にしてしまった。
本人に悔いはない。
よし、ここからは武術の強化。
そしてその中でも1番鍛えたかった剣術の鍛錬を始めよう。
武術を今より鍛えるのは理由がある。
いや、理由と言うかなんというか、
ここまで長いことやると習慣としてやってるため、
鍛えようと思って鍛えている。
というよりは、いつもやってるから...
の方が強い。
ともかく、剣術を鍛えるのは理由がある。
クラスメイトの中に確か剣聖とか剣士がいた。
そいつらの成長速度が未知数である以上、鍛えておいて損はない。
「よし、やるぞ!絶対最強になって、あいつら全員見返してやる!」
とは言っているが、海斗はすでに魔力なしでも世界最強レベルの強さを手に入れている。今の海斗を倒せるとすれば、フェンリルやフェニックスなど、それこそ神獣クラスでないと難しい。
この事実に海斗は気付いていない。
100億年後
...どれくらい経った?
...どれくらい剣を振った?
わからない...とにかくやらなきゃ、あいつらを殺すために、絶対に見返して、絶望させて、苦しめながら殺してやる...
「ハッ!...ハァ、ハァ、ハァ...またあの夢か」
ここ数十年度々見るようになった悪夢。
まぁだいぶ前の自分だよな
トラウマになってるし、
たまに精神が死にそうになって怖いんだよなぁ...
よく耐えたもんだよ、あの時の俺、ありがとう
100億年経った今、
俺は剣術はもちろん、武術も極めた。
「まだ不安はあるけど、その辺のやつにはもう負けないだろう。」
この百億年で、海斗は神獣を超える力を手に入れている。すでに世界最強と名乗ってもいい。
...本人はまだ上がいると思っているが...
今の海斗と対等に戦えるのはそれこそ神くらいだろう。
「そろそろ武術以外も、やってみるか、となると...
やっぱ魔法だよなぁ、魔力無限だし、できないことは無さそうだなぁ楽しみだなぁ」
魔法の特訓開始
次回、魔法の特訓開始!!!