絶望の始まり
初投稿です。
拙い文章ですが温かい目で読んでいただけると幸いです。
いじめられていた
学校に楽しい思い出はない
痛い、痛い、苦しい...
誰もが見てみぬふりをした。
先生でさえ我が身可愛さに俺を避けていた。
庇ってくれる人は...いたにはいたが、いつもボコられた後に庇いにに来るからさらにその後八つ当たりでまだボコられた。
体格はいい方だし背も176と低くもない、だが5人がかりでの数の暴力というのは、流石に格闘技からっきしの俺には無理だった。
いつも終わった後に庇ってくれる人たちには、いっそ偽善なら他をあたれ
と、言いたいが自分が弱いゆえの結果なのもまた事実...
唯一の支えは家族だけ。
父、母、弟、妹、そして長男の俺
みんな優しい、大好きな家族だ。
いつもボコられてできる怪我は、幸いにも腹とかで何とか服で隠せるところなため、夏でも長袖長ズボンだ。
家族には肌が出てると落ち着かない、などいい加減な理由をつけている。
早く卒業して、そこそこいい大学行って、みんなと暮らしたいなぁ。
そんな願いを呟きつつ、痛みでしかめた顔を直しながら家に着いた。
着いたのは7時。夜だ。なのに明るい、あれは俺の家!?
走って向かうとそこには、夜の街の中、炎で燃えている俺の家があった。
初投稿です。
拙い文章ですが温かい目で読んでいただけると幸いです。
投稿はかなり不定期になると思うので、ご了承ください。