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八百円の女  作者: 本山 蓮寺
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 今日僕は彼女とデートの約束がある!藁で作った今年の干支がある神社に行き、映画を見る予定がある。

だから僕は気怠い体を無理矢理動かした!

 僕は、ここ最近彼女に対して冷めているのだろう。考えてはいけないと思うが、前の彼女の方が顔が良かった、一緒いると楽しかったような気がしている!

 今も今日行った写真が送られてきた!あー見るのがめんどくさい。

 

 そう思ったのは、これから起きる出来事がきっかけであり今冷めかけている僕にとっては、更にそうなるであることだった…。

 

 きっかけは、あのセブンイレブンから始まったと思う。 僕たちは、待ち合わせの駅で合流して神社に向かった!神社に向かう途中僕たちは喉が渇き近くのコンビニに寄った!飲み物を買う時彼女は、さりげなく一緒に飲み物を出してきた。笑いながら出してくる彼女に僕は、まあ150円くらいだし別にいいかと思いそれを了承して買うことに決めた!

 

この時はまだなんともう思ってはいなかった。


 コンビニで飲み物を買った僕たちは、再び目的地へと車を運転して向かった!もちろん僕が運転だ。

そこについては何も思わない彼女は、まだ大学生で車を持っていないから。

目的地に着きお参りなどを一通りしてから、彼女が今年就活生なのでお守りを買いに足を運ばせた。

 だが、行ったはいいもの、就活に対しては何の御守りがあうか合格なのか勝なのか分からなかった。僕は、どっちでも意味は一緒じゃないかと思ったが彼女は、そうでもなかったようだ。悩む彼女は、結局何も買わないと選択肢をした。それじゃあ窓の扉を開けてくれた巫女さんにも悪いと思い、ちょうど自分の御守りを買ってなかったので買うことにした!

 その後、おみくじを引き彼女に御守りを持って貰った。数分後、彼女は、笑いながら僕の御守りをこれ自分のにするなど言い出した!この御守りを買うのに僕は、御守り頼るのは恥ずかしいが、仕事で他の人より自分が良いと言われたい、ゲームでも私生活でも勝負事には負けたくないなど、しっかり悩んで考えて買ったのに!

 だから僕は、流石にあげれないと思い、笑いながら御守りは自分で考えて買わないと意味がないんじゃないと言った。当然そんなことはないとは思うが揉めるのが嫌な僕はこの答え方が正解だと思った。


 そして今日更に冷めかけている僕にダメージを与える決定的瞬間があった!

 

神社を出て次の目的の映画を観に再び目的地に向かって運転し始めた。映画が始まるまでの時間がなく僕は、目的地に到着してすぐトイレに向かった。そして彼女が映画のチケットをすでに買ってくれていて、僕たちは、すぐさま映画を観た。

映画を観終わり彼女が、トイレに行くようなので僕は、暇つぶしに、物販コーナーに寄った。

 

 その時ふと思った、今日、自分の映画代払っていない何円だっただろう?そうこう思っていたら彼女が帰って来た!彼女がトイレから帰ってきて発した言葉は、

「そういえば今日の映画代貰ってなかったわ!」

 その時の彼女はあまり笑ってないように見えた。僕は、少し頭の中戸惑った!

まさか向こうから先に言ってくるなんて!僕の頭の中では、

「そういえば今日の映画代払ってなかったわ!何円だった?」

と僕が聞き、彼女が、

「映画代くらいいいよ!」

と言い、

「いや払うよ」

など、やりとりするのものだと思っていた。

少し予想外だったが、まあ大学生には、1900円ぐらいは、高いのかなど思い何円だったと僕は、問うた。彼女の兄が、チケット代が安くなるものをくれた、ということもあったので、値段は八百円だった。

 僕の頭の中が、再び疑問で溢れかえった。

 たった八百円、それを請求して来るのか?僕は、いままで彼女に、お金を迫ったことがない。それは彼氏としては、当たり前だとおもったからで、僕は、八百円以上、もっと大金彼女に使ったと思うのだが、彼女は、八百円と少し真剣な表情で言っていた。頭の中ではそんなことを思っているが、そんなことで小さい人だと思われたくないので僕は、黙って払った。この人と結婚するかわ分からない他の人と付き合うかもしれない、だが、この先僕の中で、たった八百円、たった八百円を請求してきた女を忘れることはないだろう。


これが今日最終的に僕の心が遠のいていくような出来事だった!

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