マイルール
ルールとは何のために存在するのか。
厳格に守ればよいのか、一通りの枠にはまっていればルールといえるのだろうか。
今述べた後者がマイルールにあたる。
ルールの基本を守っているから個人的なルールを混ぜてもよいという考えである。
これを集団の多くが実行すれば、マイルールに満たされてしまうのである。
そして、気がついた時には、その集団とルールが私物化されてしまい、厳格なルールは消えてしまうのである。
ただし、ルールを厳格に守ることが絶対的に正しいとはいえない。
なぜならば、厳格すぎると臨機応変にルールをもとに行動することができないからである。
そういった意味では、どこまでルールを厳格に守るべきか、マイルールはどこまでよいのか、境界があいまいなものとなっているのかもしれない。
終わり