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悠久の誓い  作者: PARA
1/1

平凡な日常

俺がこの世界へ来て早5年が経った

未だに慣れぬこの世界の常識に苦労する日々が続いているが、知り合いも増えなんとか普通に生活ができるようになった


「よう、ゲン!」


「お、サムじゃないか! どうした?」


「いやな、風の噂でレッドドラゴンを倒したって聞いてよ! 本当か聞きたかったんだ!」


「ああ、もう噂になってんのかよ……」


「ってことは本当なんだな?」


「ああ、3日前に帰って来たところだ」


また( ・ ・ )一人か?」


「またってなんだよまたって!」


「だってよ、お前がだれかと一緒に依頼行ってるとこ見たことある連中が一人も居ねえんだぜ?」


「う、ま、まあいいじゃないか!」


「そうだな! そうだ、ゲン、この後暇か?」


「いや、ちょっと武器がダメになったから新調しに行くんだが」


「あー、今度でいいか」


「どうした?」


「いや、新しい子があの店に入ったらしくてよ」


「……サム」


「いいじゃねえか! お前だって行ってるのは知ってるんだぜ!」


「いやな……そこをどうこう言うつもりはなかったんだが……」


「ん?」


「いや、いい。 そうだな、武器関係終わったら行くか? まあ付き合い長いし、纏まった金入ったから日々のお礼に持つよ」


「おお! 太っ腹じゃねーか!」


「まあ、お前がいなかったら今は俺はいないからな」


「そういうことにしとくぜ」


「じゃあ、とりあえず二日後ぐらいにまたギルドに顔出すから」


「おうよ、待ってるわ」


「じゃあまた」



そういって俺はサム・レゾットと別れた

彼は俺がこの世界に来て最初に出会った奴だ


さて、自己紹介がまだだったな

俺の名前は星川玄(ほしかわげん)

日本国の出身だ

気が付いたらこの異世界・ラストリアに来ていた

神が話しかけて来たとかそういったお約束は全くなかったがな

ただ、恩恵はあったようだ

【照会】というスキルだ

この世界では人々はゲームのようなステータスボードと呼ばれる自己の能力を見る事のできる物を持っている

この能力は相手のステータスボードの内容を1分間自分のステータスボードに表示できるというものだった

サムはこのことを知っているが、彼曰く「そんなスキル聞いたことがない」という

これ以外に個別スキルというものがあるがこれは彼も知っているものだった

彼曰く「個別スキルは個別っていっても七つしかない、そのどれか一つを習得しているだけだ」と言っていた

まあこれについてはまた説明することにしよう

この世界は基本的にRPG世界を元に作ったような世界だ

神が遊びで作ったのか、そうでないのかは定かではないが

特に使命等を与えられた訳ではないから自由に過ごしている

年は現在は18、以前は35と言えばなんとなく理解はしてくれそうだけど

まあ若返っていた


さて、自己紹介はこれぐらいでいいだろう

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