6話
感想と評価とブクマありがとうございます!
ちょー嬉しいよー。
面白そうなキャラ案などありましたら教えて下さい。
出せそうなら出しますので(笑)
ただ...。主人公のいる場所は魔物しかいないんで、街に着いてからになります(・・;)
そして数ヶ月後...。
やっと街に着いた。
とかにはならないです。
1日目とか2日目とかのダイジェスト風になるかもしれませんが。
「なにこれ。」
『ちくわ...じゃな。』
あ...ありのまま、今起こったことを話すぜ!
「知らないうちについていた加護を見ていたら、左手が光ってちくわが出てきた。」
な、何を言ってるか(ry
『お、おい。劇画調になりそうな事を言うのはやめよ!
背後に┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ もいらんっ!!』
い、いかん。
このままでは、バニシングされてしまう。
『鑑定眼を使って見れば、何かわかるやもしれんぞ。』
そうだな。そうしよう。
てことで、鑑定眼!
ちくわ
大明神の加護により作り出された食材。
大明神の加護があるものか、加護持ちに認められた者しか食することも触れることもできない。
とても栄養が豊富で(ちくわなのに)
HPやMPを30%回復する。
「なにこれ怖い。」
『ま、まぁ、それのお陰で食事の栄養面は問題なさそうじゃな...うむ。』
ちくわ食べれば、栄養失調になることはなさそうだ。
深く考えたらいけない。
この世界はファンタジー。
真面に考えたら疲れるだけだ。
『よいか。街の方角は此処から東南じゃ。
バールに言霊を使えば方角がわかるからな。』
バールが万能すぎる。
『死ぬなよゼロ。
我がお主を手に入れられるまではな!』
そう言い残し念話が切れる。
最後まで下心丸出しだなおい。
さて、生きて街につけるかなぁ。
問題はそこだ。
化け物だらけの樹海を抜けて、街に行く。
「最短距離で1ヶ月か。長い冒険だなぁ。」
俺、街に着いたらのんびり平和に暮らすんだ...。
死亡フラグ立ててる場合じゃねぇ。
「バールよ。方角を示せ。」
バールを手に持ち、言霊を発言させる。
するとバールが手元から離れ、フワリと宙に浮く。
「なんか方位磁石みたいだな。」
つうことは、バールの赤い部分が北を示してるってことか。
邪神は東南方向って言ってたな。
魔物に遭遇しないように祈りながら行きますか。
こうして俺の異世界の冒険が始まる。
はいどーも、皆さんお元気ですか?
俺?
只今戦闘の真っ最中だよ!
というわけで、敵さんのステータスをドン!
ブラッディウルフ LV121 ×3
ブラッディウルフ LV125
ブラッディウルフ LV117 ×5
ブラッディウルフリーダー LV153
キングヒュドラ LV1022
レベル1000オーバー出現ですよ。
気配察知が全く役に立ってなかった。
気付いたら背後からキングヒュドラに奇襲されたんだよ。
言っとくがキングヒュドラは金色ではない。
勘違いするなよ。
金色なのはキングヒ○ラだ。
そしてド○クエのアイツでもないぞ。
キングヒュドラの体色は黒と赤で彩られていて、かなり毒々しい外見。
九つの頭からは、様々な属性のブレスや毒液、酸などを吐き出してくる。
キングヒュドラだけでも辛いのに、ブラッディベアーから逃げる時に度々邪魔してきたブラッディウルフの群れまで来やがった。
ハイエナかアイツら...。
「まずは雑魚から片付けるっ!
氷雷槍!!」
頭上に雷を纏った氷の槍が複数現れる。
それをブラッディウルフ達に向けて飛ばす。
氷槍に貫かれたブラッディウルフは体内を雷で焼かれていく。
「ちっ!リーダーには避けられたか!」
「シャアァァ」
「うおっ!?」
いかん。
ブラッディウルフリーダーに気取られ過ぎた。
気付いたらキングヒュドラは目の前。
牙で噛み付こうとしてくる。
だが俺は...。
「この時を待っていたんだ!」
魔法よりも物理の方が殺りやすいんだよぉ!!
「粉砕せよ!」
噛み付こうとしたキングヒュドラの頭にバールを突き刺し言霊で潰す。
まだ頭は八つあるし、どうせ再生能力付きだろ?
「なら死ぬまで潰しまくるだけだ!粉砕せよ!!」
更に頭を潰す。
残りは七つ。
生き残ったブラッディウルフリーダーにも継続で氷雷槍を飛ばしまくる。
集中的に狙われたブラッディウルフリーダーは避けきれず直撃。
よし、仕留めた。
残るはキングヒュドラのみ。
さぁ、潰しまくるか。
「粉砕せよっ!」
コレで頭を潰したの何回目?
10回以降数えてねぇよ。
潰しても潰しても、別の頭が再生して襲い掛かってくる。
キングヒュドラの攻撃がかすった程度でも俺は大ダメージだ。
本当に痛いです。
衝撃で吹っ飛ばされないように踏ん張りながら反撃の繰り返し。
再生しててもキングヒュドラにもダメージは与えてる筈だ。
「シャァッ!!」
「っ!?」
キングヒュドラの胴体が身体に巻き付く。
ヤバイ。このままだと身動きできなくなる!?
「爆裂せよ!!!」
バールを中心に爆発。
その衝撃で吹っ飛ばされる。
「いってぇ...。」
巻き付きから逃れるための自爆。
しかもバールを突き刺さずでの言霊発動。
できるかわからなかったが、成功したみたいだ。
邪神が作った身体と装備のお陰で自爆で生き残れた。
だが、感謝は一切せん。
キングヒュドラを見ると横たわったまま動かない。
倒せたか...。
「あ゛ぁ゛〜、本気で疲れたぁぁ。身体中いてぇ。」
そのまま座り込む。
名前 ゼロ
性別 男
種族 人間/ホムンクルス
LV647 (614UP)
HP 647055/430 (614000UP)
MP 647000/25000 (614000UP)
筋力 64705 (61400UP)
俊敏 64702 (61400UP)
知力 64709 (61400UP)
器用 64706 (61400UP)
装備品
邪神の作りしCrowbar
邪神の作りしゴスロリ
邪神の作りしスパッツ
邪神の作りしニーソックス
邪神の作りしニーハイブーツ
スキル
CQC LV8 (2UP)
身体強化 LV8 (2UP)
自己再生 LV7 (2UP)
暗視 LV5
気配察知 LV6 (1UP)
気配消去 LV7 (2UP)
投擲術 LV5
鑑定眼 LV6 (1UP)
虹魔法 LV7 (2UP)
合成魔法 LV7 (2UP)
魔力感知 LV6 (1UP)
魔力操作 LV6 (1UP)
魔力回復 LV7 (2UP)
状態異常耐性 LV7 (2UP)
精力強化 LVEX
加護
天照の加護
邪神の溺愛
大明神の加護
ステータス見たら物凄い上がってた...。
そりゃ上がるか。
1000オーバーと雑魚とはいえ群れだし。
HPがやべえ...。
本当にギリギリの戦闘だったな。
下手したら自爆で俺も死んでたわ。
自覚すると鳥肌が出る。
ちくわ食って回復しないと。
ちくわを出して食べる。
美味すぎるっ!!
マジでなんなんだこのちくわ...。
調理しなくても美味い。
これならいくらでも食えるな。
どんだけ出せるかわからんけど。
HPが全快するまで食べ続ける。
まぁ、1つで30%も回復するから、4つ食べれば全快するんだけどな。
ちくわがチート過ぎる...。
ちくわ食いながら戦闘したら最強じゃね?
右手にバール。
左手にちくわ。
ダメージ食らったら、ちくわ食って回復。
シュールだな...。
でも、いい案だろ?
一撃死はどうしようもなくても、ちくわ食っただけで30%も回復するんだぞ?
見た目がシュールとか気にしてる状況ではないんだ。
使える手は使う。じゃないと此処では生き延びれない。
ちくわ出せなくなったら死にそうだな...。
魔法で回復もできるが、ちくわ食う方が楽なんだよ…。
生命線がちくわ。
気にしたら負けだ。
それに今更だ。
え?いつの間に魔法が使えるようになったか?
魔物に出会う前に色々やったらできた。
ほら、小説でよくあるだろ?
丹田を意識したら体内の魔力が...とか。
そんな感じでやったらできた。
あとはイメージだな。
魔法の技名は適当。
イメージすれば魔法使えるし、重要視しなくていいだろ。
「さてと、倒した魔物の素材取って先に進むか。」
まぁ、身体も装備もちくわもチートだし、此れからも何とかなるんじゃねぇの?
24日は戦場に行ってくるので、更新はないかもしれません。(雨が降らなければ)