屋上
「はぁー…」
結局あの後、わたしは2日学校を休んだ。
龍くんはなんでわたしなんかにあんな事…
わたし、本当に最近変だ…
な〜んて考えながら、教室で一人授業も聞いてない…
「じゃあ、これで授業をおわる。」
先生が言った。
…昼休みだ
あんな事があってもまだ
お仕置き中…
少し、緊張する…
屋上についた…
「あっ…」
「小春〜」
龍くんはもう来ていた。
「あんな事あって心配だから急いできた!」
「あっ…」
言いかけた「ありがとう」が途中できえた…
「食べよ!小春」
「あ…うん」
わたしは、お弁当を龍くんに渡して、コンビニのパンを取り出した。
「え?なにそのパン…」
「え…コンビニの」
「!なんで、小春だけ…」
「…」
「食べよ一緒に!」
え?でも…
「ぅん…」
わたしは、パンを半分にして龍くんに渡した。
「ありがと!」
なんか、なんだろこの気持ち…
「ねー小春…スケッチ部の夏が宿、行くよね?」
そうだ!スケッチ部…わたし、スケッチ部…
【解説しましょう。小春はスケッチ部に入っていて今は「自分の好きな風景」についてスケッチの宿題がでていて、部はお休み!でも今度ほかの部と別で夏が宿があるのです。dy・YUME】
「俺も、スケッチ部だよ!」
「え?…」
「やっぱ、気付いてなかったか…で!夏が宿は?」
「もうお金、払っちゃったから…」
「やった〜!一緒に行けるな!」
龍くんはにこっと笑った。
ドキッ