Vtuberの昔と今
最近、Vtuberが何かと話題になっている気がするので、Vtuberを黎明期(?)から追いかけて来た私が、Vtuber界の流れを忘れない備忘録という意味でもここに記しておく。
Vtuberの黎明期(四天王時代)
まずは、四天王時代から。
四天王とは黎明期に活動していたVtuber達の事で、キズナアイ、電脳少女シロ、輝夜月、ミライアカリ、ねこますの5人で構成される。特にキズナアイは2016年から活動を始めており、正しくVtuberの始祖とも言える存在である。(ただし、それより先にAmi YamatoというVtuber(?)も存在していて、3Dキャラを利用した動画投稿者としては始祖とは言い難いかもしれない)
この当時は、VR技術がまだ発展していない事も相まってほとんどのVtuberが企業勢だった。四天王もねこます以外の4名は企業がバックに付いており、この当時はVtuberと言えば3Dモデルを持っている事がほとんどだった様に思う。
ただ、この流れが変わったのがねこますの登場で、ねこますは個人で3Dモデルを用意し、のじゃロリ狐娘という自分のなりたい姿になって動画投稿を行った。これがTwitterなどでバズり2018年1月からのVtuberの個人勢の増加の要因となった。(作者がVtuberを知り始めたのはこの辺りから)
Vtuberの個人勢の台頭とにじさんじ
ねこますの動画を見て感化された人が多かったのか、2018年1月以降は特にVtuberの個人勢の勢いが凄かった。
理由としてこの当時、ニコニコ動画にVtuberよくばりセットというVtuberを紹介する切り抜き動画が上がっており、比較的どんなにクオリティが低くてもVtuberっぽいと大体は紹介されていた。(後に切り抜きの権利関係などで削除された)
当時、人気があった所としては天魔機忍ver.G(絶対天使くるみちゃん・あっくん大魔王・ニーツ・乾伸一郎・バーチャルゴリラ)やノラキャット、BANs、さはな、もちひよこ、メディカルテット(薬袋カルテ・たかじんちゃん・名取さな・六道冥)、モスコミュールおじさん、瀬戸あさひ、世界クルミ、魔王ディープブリザードなどが挙げられる。
この頃からFaceRigを使用した所謂2D勢が生まれ始めた。また、2D勢の誕生に拍車をかけたのは2月ににじさんじが登場し始めてからだった様に思う。
にじさんじは元はスマホアプリの広告担当としてライバーグループを作っていたが、月ノ美兎のヨーロッパ企画の実況動画がバズり一気に有名な企業勢のグループとなった。
因みに、この当時は本当にVtuberの数自体100名程度しかおらず、瀬戸あさひが2月26日に行った生放送でVtuberを60名弱集めたのは当時の人数からすると中々に見られない光景であった。(https://youtu.be/WisB_Xc5BOo)
企業勢の興亡
Vtuberの企業勢として当時有名だった所を挙げていこう。
にじさんじ(月ノ美兎など)
.LIVE(電脳少女シロなど)
ホロライブ(ときのそらなど)
upd8(キズナアイなど)
ゲーム部(夢咲楓など)
ENTUM
アマリリス組(皇牙サキなど)
ただし、現在も残っているのはにじさんじと.LIVE、ホロライブのみであり、他は全て業界から撤退、又は解散済み。
にじさんじは2期生、ゲーマーズ、SEEDs等の様々なグループを立ち上げ、60名程度までその人数を伸ばした。また、余りにもデビューするライバーが多いため、事務所の体制を不安視する声や箱推し勢の箱推し疲れなどが目立った。
.LIVEは新たにアイドル部を立ち上げ、生放送は必ず1時間程度、ライバー同士の放送時間を被らせないなど、かなり箱推しのしやすい企業勢であった。ところが、夜桜たまの炎上をキッカケに盛大に燃え、今の登録者数の増加は当時と比べ小さくなっている。
また、ホロライブなどは今と比べると、2018年3月当時などはときのそらとロボ子さんしかおらず、今の様に巨大な事務所という訳では無かった。特にときのそらの初回の生放送には視聴者が10名程度しかおらず、その視聴者達は円卓の騎士とも呼ばれた。一応、2018年末までに、2期生やゲーマーズまでがデビューしている。
ゲーム部は、当時は人気があったが、その後、演者にかなりハードワークをさせていた結果、夢咲楓のポケモンレート戦の耐久放送後に一斉に事務所を辞めて炎上騒ぎとなった。結果、ほぼ全ての演者が交代し、中身だけ別人になり最近まで活動を続けていたが、現在は桜樹みりあ以外引退する結果となった。同じ事務所が運営するグループとして他にあおぎり高校ゲーム部などが挙げられる。
upd8やENTUMなどは、主に活動をサポートする側面が強かった印象だが、解散して、所属していたVtuberは大半が個人勢となった。
他にもアマリリス組などが居たが、現在は吉持もに、四ツ辻まよい、理原ひなり、ルチカのみ個人で活動を続けている。
2018年にあった界隈の論争について
当時は2D勢の発展が顕著で、Vtuberの定義について論争が巻き起こった。現在で言う所の「2D勢なんてただの絵じゃん。Vtuberではないだろ。」という主張を皮切りにどこまでがVtuberなのかファンの間で定義が分かれた。
実際に人形を使った実写のVtuber高い城のアムフォやンヌグムなど、本当にVtuberと判断して良いのかという例もあり、最終的には個人の判断でという結論に落ち着いた。
また、ロールプレイに対する問題も上がり、D事件などをきっかけにキャラの設定はなるべく守るべき物だとして一部で炎上騒ぎとなった。最終的には住み分けをちゃんとするという結論で落ち着いた。
また、バーチャル蠱毒としてTwitterでもトレンド入りした「オーディション極」も同年7月から開催され、Vtuberの魂(所謂中の人)の重要さについて議論が巻き起こった。(ただ、後に2次審査を落ちた人達も個人勢になったり、公式に転生して新たなVtuberとして活動するなど、ハッピーエンドと言えなくもない状態になった)
2019年の流れ
2019年といえば、にじさんじ所属の笹木咲の復帰が1月に発表され、同時投稿された替え歌「笹木は嫌われている」が一躍話題となった。当時では、一度引退したVtuberが復帰する事は珍しく、かなりの反響を生んだ。
また、マリカにじさんじ杯やVtuber最強決定戦、ポケモンの剣盾にじさんじ杯などのゲーム大会が盛んに行われた。特に、渋谷ハルが主催した同大会は当時PUBGの最盛期という事も相まって盛況の内に幕を閉じ、その後3回も渋谷ハル主催のPUBGの大会が開かれる事となった。
現在のVtuber業界の状況
企業勢としてはにじさんじ・ホロライブ・.LIVEの3強となっている。また、業界全体の人数も増え、投稿日の現在でおよそ1万5千は超えていると推測されている。
また、黎明期の頃は3Dが主流だった影響もあり、界隈全体として動画投稿が主体であったが、2Dが流行り始めると生放送が多くなった影響からか、動画の視聴率が減少して、次第に生放送主体となっていった。
正直、2019年後半から後は纏めることが不可能なくらい色々あって書き切れないなと思い断念しました。感想等で2019年後半以降の出来事等について教えて欲しい事があればその時に追加で知っている範囲を書こうと思います。
純粋にあなたの推しとか教えてくれても良いんやで...
また、要望があれば、私自身の推しを紹介しても良いかなとは思っています...