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化かし062 生存

 焼き畑から燃え広がった山火事は、ミズメたちの降らせた雨によって鎮火をみた。

 だが、焼けてしまったものまでは元には戻らない。

 降雨ののちに残されたのは黒々とした死の大地。荒涼と立ち並ぶ木々は卒塔婆(ソットウバ)のごとしである。


 火事の件を保食神(ウケモチノカミ)と銀嶺聖母に伝えると、ツクヨミ降ろしは一時延期となった。

 まずは術師と神、それと二村の村人が総出で大地の再生を試みる事業を行うこととする。


「この木はもう駄目かな?」

 木に触れて呟くミズメ。倒木の危険のある樹木を選定して伐採する計画がある。

 この木もまた、自立こそはしているが、大半の枝葉が焼け落ちてしまっている。木の下には焼け死んだ兎。

「だんにゃーですよ。わやになったように見えますが、根はまだ生きてます。死んだ枝だけ払うようにお願いしておきます」

 スズメは木ではなく土を視ながら歩き回っている。

 土術に長けた巫女は畑弄りだけでなく、樹木にまつわる知識も豊富であった。

 焼けた森の木々の検めは彼女主導で行われている。


「おまえにも手伝って貰うかな」

 ミズメは兎の亡骸を土へ還した。


「こっちの赤松(アカマツ)は?」

 赤松の数本は他の木よりも酷く焼けて落ちてしまっていた。

「そのあたりの雌松(メマツ)はもともと根腐れしてたようです。伐ってしまいましょう。土も精霊が溜まり過ぎてるので、根をどけてあそこらじの土と混ぜたらええですよ」

「同じ松でも、あっちのほうは、思ったほど焼けてないね。地面だけ焦げてる」

「本当は、生きた木は燃えづらいんです。オトリ様が雲を作れにゃーのは、木の水気をぼってしまうのを心配したからではにゃーでしょうか」


 噂をすればなんとやら、樹木の植え替えを手伝っていたオトリが戻ってきた。

 祭祀場予定地の木は、利用しきれないぶんは(オロシ)を素通りさせる禿山へと移されることになっていた。

 景観が変わるほどの大移動ではないものの、多少は風を弱め、根が落ち着けば地滑りも防ぐ助けとなるであろう。


「意外と早く終わったね」

「術でちょちょいのちょいです。桜の木だったので、蕾を散らさないように運ぶのには苦労しました。また怪力女扱いです」

 苦笑いするオトリ。

「お疲れ様。飯は食ったかい?」

「はい。村のかたが、たーっくさんご飯を用意してくれて! 美味しかったなあ」

 水術を行使すれば人一倍腹が減る。ひと労働を終えた巫女は満足げに腹をさすった。


――食事の出処は、知らぬが仏だね。


 女神の眠たげな涙目を思い出す。


「そっちのほうはどうですか?」

「見掛けほどは酷くないかな。ほら、その木の穴を見てみなよ」

「穴?」

 赤松を指し示す。オトリは穴を覗き込むと、小さく悲鳴を上げた。

「む、虫がいる……」

「ちゃんと生きてるだろ? 樹皮が護って、冬籠りしてた虫が助かったんだ。鳥もまだ卵を抱く前のが多かったみたい」

「あっ、啄木鳥(キツツキ)が来ました!」

 啄木鳥は逞しいのやら卑しいのやら、焦げた木を叩いて虫を探している。

「こらっ! そっちの木は弱ってるんだ! あっちの木にしろ!」

 ミズメは枝の切れ端を投げつけて追い払った。


「森が死んでないのは霊気を探れば分かりますよ。そうでなくって、私が聞いているのはミズメさんのほうです」

「ん、そうだね……」

 ミズメは空を見上げた。

 そこには上空から地形を検めている銀嶺聖母が居た。耳を澄ますと下手糞な鼻歌までが聞こえてくる。



 ミズメはオトリのひと押しにより、抱えていた疑問を師へとぶつけていた。



 邪仙を斃してまで救って大切に扶養してくれたのは、不老長寿の研究のためではないのか。

 じつは邪仙はまやかしで、銀嶺聖母が邪仙その人なのではないか、とじつに実直に訊ねたのである。


 ギンレイは不老長寿への疑問については否定をしなかった。

 邪仙を殺したのは自身の師や同門がらみ怨恨からで、救ったのはついでである。

 借寿ノ術を用いてまでミズメを生き長らえさせたのは、邪仙が飼う子供に興味が沸いて、あとから調べてみれば特別な存在であることに気付いたからである。

 もしもただの人間であれば、多少の世話は焼いたであろうが、贔屓はせずに今の月山の子供たち程度の扱いに留めたであろうと答えた。


「この身体のせいで嫌な目に遭ったけど、この身体のお陰で生き長らえさせて貰えたってわけだね」


 だが、オトリの指摘した通り、不老長寿への探求と、長きに渡る共同生活で培った愛は別の話であり、共存しうるものだと回答された。

 長きのあいだこれを話さなかったのは特に訊ねられなかったからで、ミズメがそのような些末なことを気にする性分だとは思っていなかったのだという。

 おっしゃる通り。ミズメの怒りは宙を彷徨った。

 己の性分を一番分かっているのは己である。そもそも、今更になって沸いた疑念だ。


 後者の一人二役説については腹を抱えて笑われた。

 誰が好んで年寄りのふりなんてするかと。そのようなことをすれば心が不健康になると。

 「あんなことをさせる糞爺が、どうやったらこんな優しい美人のおねえさまに変わるのよ」と笑い飛ばされた。 


 ここのところの当たりの強さの正体が知れると、師はもう一度だけ謝り、弟子を強く抱擁した。

 これからも仲良くしようと、旅での危険からは私が護ってあげるからと愛を囁かれた。


「仲直りしたんですね。良かった。ちょっとしたすれ違いじゃないですか」

 相方が微笑む。

「そうなんだけど、口ではなんとでも言えるからね」


 ミズメは師の抱擁を許しはしたが、抱き返すことはしていなかった。


「むむ……。三歩歩いて忘れられませんか?」

「休戦はするよ。理屈も通るけど。……でも、気が晴れないのはどうしようもないよ」

 同一人物の疑いは、即行の爆笑で返されたゆえにありえぬと思っていいだろう。

 だが、愛への疑いは未だに晴れぬままであった。


(シイ)の木はそっちじゃにゃーで! 日陰にならんように植えてください!」

 スズメが苗木を抱えた村人に指示をしている。土の好事家(コウズカ)が“たばっていた”虎の子の移植工事だ。

 大人の木の枝葉や根のせいで、子供の木が育たないことを注意しているようだ。


「ひとつ、約束をしたんだ」

「約束?」

「北に行きたがらなかった理由も聞いたんだけど、それは教えてもらえなかったんだ。ツクヨミの退治のあとに話してくれるって」

「退治のあとということは、知ると退治がしづらくなる話でしょうか?」

「ツクヨミとは関係がないらしい。でも、あたしにとって最悪なことらしい。なんか……オトリにとっても悪いかもって」

「私にとっても、ですか?」

 目を丸くするオトリ。

「でも、詳しい理由は教えてくれないんだ。今話しても気が散るだけだし、信じないだろうって」

 余程のことらしい。これを話したときのギンレイの表情は、かつてないほど深刻に見えた。

「その目で確かめるのが一番だって。皆でツクヨミ退治がやり遂げられるなら、きっと大丈夫だろうって」

「次はその忌み地に行くってことですか……。そこには一体、何があるんでしょうか……」

 不安に支配されていく相方の貌。


「ま、考えても分からないさ。どっちにしろ、ツクヨミ退治を失敗すれば、あたしたちは無事でいられないんだし。がつんとやっつけて、ぱっぱと行っちゃおう」

「また、そんな気楽で適当なことを言って……」

 口を尖らせるオトリ。しかし、表情一転、その目は疑いを孕む。


「だんないだんない。大丈夫、無理はしてないよ。すっきりもしてないけど、ましにはなったさ」

 笑ってみせるミズメ。



 さて、森の再生事業は一朝一夕(イッチョウイッセキ)で成せるものではない。

 間に合わせの手助けこそはしたものの、多くは自然の力に委ねるほかにない。

 枝葉がまた茂り実を落とし、獣を誘うのを待たねばならない。そしてその鳥獣の死骸や糞が草木を育て、草木が更なる鳥獣を招くのはもっと先だ。

 大火が奪うのはほんの一瞬であったが、元に戻るのは、いくつもの月日を重ねた果てとなるであろう。

 そのうえ、遠方に広がる禿山のように、またも朝廷の命令で伐られてしまう可能性も否めない。

 スズメは村民たちと山に種や苗木を植えたさいに、木材に欲しがられる赤松を避けるようにしていたが、その顔は浮かなかった。

 地相に関しても僅かな防風林では変じることができず、火の扱いを誤った村の焼き畑の自粛決定により、竈の神も更に委縮してしまった。


 結局、ツクヨミとの戦いは予定よりも風水の悪化した状態で挑むこととなった。

 だが、決行を指示したのは風水に長ける銀嶺聖母本人であった。


 そして訪れる対決の日。

 新月の山中に設けられた広場。月はまたも移り変わり、弥生(ヤヨイ)となった。


「風水が悪くても、私の()の力を使えば月神の一匹や二匹はぶっとばせるわ」

 座するミズメの前に立ちはだかるギンレイ。

 その表情は厳しい。相変わらず強い山風が星空のもとで白き癖髪を棚引かせている。

「私も手加減は無しです」

 オトリも真剣な面持ちで言った。彼女の憑ルベノ水(ヨルベノミズ)を活用するために、濠が祭祀場を囲うように掘られ、貯水も済ませてあった。

「あたしの身体なんだからね。あんまり無茶しないでよ」

 身体が返されたら痛みで悶死するのではないだろうか。

「肉体を傷付けずに済ませる手は考えてあるわ。私とオトリちゃんが居れば、そう難しくない」

「水は防衛用の予定です」

「穴だらけにされるのかと思ったよ。それで、どうやって退治するの?」

 胸を撫で下ろすミズメ。

「ギンレイ様がツクヨミの神気(カミケ)を全て陰ノ気に転換させて、私がそれをお祓いしてしまうんです」

「月の神様を悪神に化けさせて祓うなんて、とんでもないやり口だね。師匠と友人が神殺しの下手人(ゲシニン)だなんて鼻が高いね」

 ミズメは途方もない話に空笑いを漏らす。

「人聞きの悪いことを言わないでください。呼び出されるツクヨミは片面だけですし、消滅はさせますけど、あくまでお祓いのていなんですから」

 巫女はどこか自分に言い聞かせるような口調である。


「神はなかなか死なないわよぉ。私も刺し殺されたけど、こうして生きてるしねぇ」

 ウケモチは茣蓙(ゴザ)の上に器を並べている。彼女流のツクヨミ招きの仕度だそうだ。

「生きてるなんて知ったら、目の色を変えて復讐しようとするに違いないわぁ。今度は皆揃って串団子にされちゃうかもぉ」


 あるいは、復讐者は闇に染め上げられ、滅される運命(サダメ)となるか。


――生きてると知ったら、か。



 ミズメは親友とのやり取りを反芻する。

 ギンレイとの話し合いの首尾を伝えたのち、今度はこちらがオトリに問い詰められる側となったのである。



「本当はギンレイ様が何を隠しているのか、予想がついているんじゃないんですか?」

 連れ合いの瞳はどこまでも見通すように鋭かった。


「まあね。あたしにとって最悪って言ったら、あのじじいが生きてるってことだと思う」

「そうですよね……。でも、私にとっても悪いというのは、どういうことなんでしょう?」

「そりゃあー……邪仙は仙人だし、地上に降りた仙人は人間と変わらない暮らしをしているだろうからね。でも、あたしはきっと止まらない」

 先日の牛ではないが、見つけた途端に斬りつける自信があった。

「本当は、悪人でも殺して欲しくはありませんが、こればっかりは止められません。もしも復讐をなさるのなら、私も一緒に罪を背負います」

 握られる手。

「オトリを人殺しにさせるなんてやだよ。あたし独りでやる」

 振り払って。

「私だって、もうすでに人殺しと同じかもしれません。これまで斃してきた鬼や物ノ怪にだって、人と同じように意思があったんですよ。家族や仲間がいたかもしれません。それに、元人間や半分人間だったかもしれない……」

「昔のことは昔のこと、今のことは今のこと。気にするなよ」

「復讐をしようとしてるくせに、どの口が言うんですか。怨みに呑まれて力を振るえば、物ノ怪の気性が勝つどころか、鬼に成ってしまいますよ。もしも、罪の無いかたまで手を掛けるような存在になったら……」

 言葉を詰まらせる友人。


「その時は、オトリがあたしを殺してよ。物ノ怪の魂なんか受け入れてくれるか分からないけど、寿(コトホ)ぎをやって、高天國(タカマガノクニ)へ送ってよ」

 ミズメは軽く言ってのけた。


「そんなことをさせるなんて、一番酷いじゃないですか」

 相方は今にも泣き出しそうな顔をして抗議をした。


「そうでもないさ。里に居るときに小耳に挟んだけど、オトリの流派の巫女は、死んだあとに高天國へ招かれるんだろ。向こうでもまた会えるんじゃないの?」

「そんなの、ずうっと先の話じゃないですか。先の話をするなんて、あなたらしくないです。私は今、一緒に居たいのに。ふたりで旅をする約束だって、まだなのに」

「そうだね……」

 らしくない続きの自分に辟易するミズメ。

 いよいよ袖で顔を拭った娘の肩を叩き、深く溜め息をついた。


――先のことより、今のことに集中しないと。


 意識を回想より引きずり戻す。

 ツクヨミのことにしたって、なるようにしかならない。自身は身体を奪われて気を失ってるだけなのだ。

 あとは仲間を信じて全てを委ねるだけである。


「一端とはいえ、馬鹿みたいな量の気を塗り替えて祓わなきゃきゃいけないから、時間が掛かるわ。力が弱まるのを当てにして新月を選んだけど、命懸けなのは変わらないでしょうね」

「ギンレイ様がツクヨミを染め上げるまでは、私とスズメちゃんが足止めと、ウケモチ様の護衛をします」

「怖いわぁ。土下座して謝ったら見逃してくれないかしら」

「謝るのはツクヨミ様のほうでは? それに、そんなことをしたら、帰っちゃうんじゃにゃーでしょうか……」

「そもそも出てきてくれるのかな? 月が出てないから、勾玉から神気はほとんど感じないよ」

 首に掛けた勾玉に触れるが、感じる気配は幽かで頼りない。


「そのあたりは自信があるわぁ。月は見えなくとも、あいつは絶対に居るのよぉ。まあ、私に任せておいてねぇ」

 ウケモチはにこにこしている。


神代(カミシロ)になるためには、神様が入りやすいように自身の気を全て体外に排出しなければいけません」

 オトリが助言し、肩を軽く叩く。

「そうは言われても……」

 ついつい肩が張ってしまう。師のこと、ツクヨミのこと、仇の生存のことが頭を駆け巡り続ける。

 いずれかを消そうとも、また別の不安が喰い合うように現れ続けてしまう。

「ぼけーっとなさるだけでいいんですよ」

「温泉にでも浸かってればできそうだけど」

「水を霊気で目いっぱい振るわせれば、お湯にできますよ。加減を調整するのは苦手ですけど」

「湯で上がっちゃうよ!」

「そしたら、何も考えないで済むかもしれませんね」

「それ、死んでない?」

 相方の冗談に苦笑する。


「馬鹿やってないで、そろそろ始めるわよ」

 ギンレイの合図で月讀命(ツクヨミノミコト)を降臨させる儀式が開始された。


 保食神は食器を並べた茣蓙の上に座し、祝詞を奏上し始める。


 ……夜の食国(ヨルノオスクニ)神留坐(カムヅマリマ)月讀命(ツクヨミノミコト)よ、

 葦原中國(アシハラナカツクニ)より保食神(ウケモチノカミ)命以(ミコトモチ)て……


 いにしえの国津神(クニツカミ)から貴き天津神(アマツカミ)へと捧げられる祝詞。

 眠たげな女の瞳は閉じられ、あたりを神々しい気配が包み込み始めた。

 闇の森から不気味な鳥の悲鳴が上がり、羽ばたきと木々の騒めきが空に響き渡る。


 そしてウケモチは、


「おえええっ!!」


 椀に山盛りほかほかの米飯を吐き出した。


「びちびちびちっ!!」


 続いて口から皿へ魚が躍り出る。


「げろげろぉ!!」


 そして、獣の肉……は途中で詰まり、スズメが女神の背中をさすったり叩いたりしてようやく吐き出された。


「さ、ツクヨミ様。たぁんと召し上がれ」

 笑顔と共に、膳がこちらへ押しやられる。


「ひっでえ召喚の儀式。なんか、どうでも良くなってきた……」

 ミズメは肩を落とし溜め息をついた。


 須臾(シュユ)の間であるが、気が抜け、種々(クサグサ)の煩いごとがなりを潜めた。


「……さ、出ていらっしゃい。私を刺殺した男女の悪神さん。おもてなしをして差しあげるわぁ」

 女神の目が鋭くなる。


――あれは、満月?


 遠く、女神の背後の夜空に、ありもしない月が満ちた。


「おいで……ったわ……」

 師の声がとぎれとぎれに聞こえる。


「ミズメ……ん、絶対に、生きて明日を迎……しょうね……」


 友人の言葉を最後に、ミズメの意識が朧げになってゆく……。


*****

卒塔婆(ソットウバ)……供養の経文の書かれた墓の後ろに立てられる木製の仏塔。

雌松(メマツ)……アカマツの別名。クロマツは雄松(オマツ)とも。

ぼってしまう……取ってしまう。

たばっていた……大事にしていた。

弥生(ヤヨイ)……三月。

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