14話 天使降臨ヽ(*≧ω≦)ノ
【プロフィール No.13】
明野 華恋
華乃の妹。中学三年生。アイドル。
『めちゃめちゃ☆ねこねこシスターズ』の《めちゃねこ!》所属。通称はあかりん・あかにゃん等。
ツンデレキャラ(ツン強め)。
ぐ...
ぐぬ...
ぐぐぐ...
ぐはぁっ
...
......
.........
はっ、なんだか死んでいたような気がする。
顔をあげると、呆れ顔の勇とにこにこ笑ってる哲平と...俺を心配してくれている天使の風鳥くん...
「お兄ちゃん、だいじょうぶ?」
わーまじヤバいめっちゃかわいい(ノ≧▽≦)ノ
...あれ、俺さっきまで何してたっけ?
時を遡る。
皿洗いが亀のように遅い俺は、猫美ちゃんの逆鱗に触れた...?っぽい。
そして俺は地獄のような水汲みの刑を受けることになった。
《手順》
1、バケツ二個と細長い布切れを持って川へ行く
2、バケツに布切れを固く結びつける
3、橋の手すりに布切れをかける(結んでも良し)
4、川の滝部分に投入 バケツが割れないように!
5、引き上げる
6、持ち帰る
7、必要な水の量に応じて繰り返す
主に5と6がしんどかった...
しかも二往復もさせられたし...
「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ...」
「ようやく終わったの? 軟弱ね」
運び終えて倒れていた俺に追い討ちをかけてくる猫美ちゃん。
でも言い返せない...
「ごっ...ごもっともです...」
「はい、じゃあ次はここを耕すの刑ね。」
「ふぁっ!?」
そして勇が耕している畑とは違う区画の土を掘り返せとの命令を受ける。
一生懸命耕していたが限界が訪れ、俺は勇に助けを求めてそのまま倒れたのだった。
「だいじょうぶ?」
「だっ、大丈夫だよ風鳥くん!!」
こんなポンコツな俺を心配してくれるなんて...なんて良い子なんだ...!
「がんばったね...」
そして俺の頭をぽんぽんしてくれる。
ヤバい...
「風鳥くんめっちゃかわいい!!」
思わず声に出してしまう。
嬉しそうな顔の風鳥くんの背後に見えたのは...
...やっべ
勇と哲平がすげー顔してこっちを見てる...
さらにちょうどやって来た猫美ちゃんと雛さんと藤太くんと妹ちゃんが...見てる...
あっ、待って、畑耕してないの猫美ちゃんにバレた
「あんたショタコン?」
「違う違う違う!!」
「しょたこん...?」
猫美ちゃんにあらぬ疑いをかけられるし、風鳥くんは風鳥くんでショタコンって何か気になって哲平に訊いてるし、哲平はきっと光明は良いショタコンだよって言ってるし...!
やめて! 不名誉!!
雛さんも怪訝そうな顔してるし...
「あっ、そういえばオケの水増えてたんだけど!」
「あーあの男に運んでもらったの」
「あっ、そーなんだー、夜宮君ありがとー」
あれ、雛さんに褒められた。
嬉しい...
ちょっぴりやってよかったなって思ったり...
「ま、許してやろう」
すると猫美ちゃんからお許しの言葉が...!
「ありがとうございます猫美様!!」
宗教感漂うお礼の仕方。
今度は猫美ちゃんが雛さんに見られていた...




