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前書き

フィクションではありませんがもちろん実名などは出しません。そしてこれはあくまで”本音を言えないバンド達をわかってあげて欲しい”と思い書いたものです。その辺の趣旨をご理解ください。


これを読んでいる方は必ずこの言葉を耳に、目にした事があるはずだ。



「音楽性の違いで解散します」



バンドの解散の常套句。

愛してやまないアーティストのこの発言に憤りを憶えた事があるだろうか?



人間だもの。

100歩譲って解散はしょうがない。



でも音楽性が違うからって解散てどうなの!?

お前らプロなんだから仕事と思って割り切ったり譲り合ったりしろよ!!



こんな言葉が聞こえてもおかしくはない。

お笑いブームで腐る程お笑いコンビはいるが、お笑いはほとんど解散しない。

楽屋で無言でも。

たとえ仲が悪いと言われているようなコンビでも。



それはお笑いは各々別行動で仕事ができる点もあるが、

バンドだってスタジオミュージシャンとなりいろんな現場を渡り歩く事だってできる。

作曲、アレンジャー、プロデューサー。

自分のパートの講師だってある程度のテクニックでなることは実際可能なのだ。





実はこの言葉の奥にはファンには知られたくない事情が潜んでいる。

本当の事を言いたくないから、一番よく使われていて”アーティストっぽい”締めくくり方をする。


そう、ミュージシャンは”スター気分”がある。

スポットライトの輝きを失ったミュージシャンは救いようが無い。

どうしても世間の目から見た落ちぶれた感は拭えなくなってしまう。


だがお笑いは”人気者だけど汚れても進んできた”という経緯がある。


筆者はある街で元・芸人さんがやっている小さな居酒屋へ行ったが

その時は話も面白いし、笑いが絶えないと負の面が見えなくなる。





先ほどからお笑いとバンドマンを比べているが

それはお茶の間にわかりやすくするためだ。

もちろんどちらにも例外はあるので全てがこうだと思わないで欲しい。








ここからは筆者が体験、もしくは聞いた

「音楽性の違い」と告げて去って行ったバンドの

その実態を話していこうと思う。



実態というからには嘘はつかない。

誇張も隠蔽もしない。

プロもアマチュアも含めた実話である。

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