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僕はやってないのだけど、罪を認める!

作者: 七瀬
掲載日:2018/05/16



『僕はやってない! 僕は無実だ!!!』


僕はやってない! その声は誰にも届かなかった...。

そのまま、僕は無実の罪で牢屋に入ることになる。



毎日の日常の中のほんの一コマだと思っていた。

通勤電車に乗り、何時もの車両に何時ものドアの前にいたら、、、?


ある女性が、僕の手を突然掴んで、こう言った!!!


『この人、痴漢です!! 誰か捕まえてください!!!』

『えぇ!? 僕は痴漢なんかしていない!』

『コイツを次の駅で降ろせ!』

『僕はやってない!』


次の駅で僕は降ろされ、駅員が来て直ぐに警察も来た!


『この人が痴漢に間違いないですね?』

『はい、私のお尻を触りました。』

『僕は、やっていません!』

『嘘よ! この人が確かに私のお尻を触りました。』


...そう言うと? 彼女は泣き出してしまった。

そして、そこにいた人達の僕に向ける眼が矢が刺さるほど痛かった。

【僕は彼女のお尻なんか触ってない!】


僕の声は、何度叫んでも誰にも届かなかった......。



僕はやってもない罪で、警察で取調べにあう。


『アナタは、彼女のお尻を触りましたよね!』

『僕は触っていません。』

『このままだと、、、? 家に帰れませんよ!』

『そんな、、、どうしてこんな事に...。』

『罪を認めてください!』

『だから! 僕はやってない!』

『この書類にサインしてくれさえすれば、すぐに家に帰れますよ!』

『同意書ですか? 僕はやってません!』

『認めるだけでいいんですよ。』

『僕はやってないんです!』



...ここで、警察の態度が一変した!


『お前がやったんだよ! あの女の子のお尻を触ったんだろう!!!』

『...僕はあの子のお尻を触ってない...。』

『可哀想に、、、あんなか弱い女の子のお尻を触るんて...!』

『僕はやってない!』

『いや? お前がやったんだよ! 認めろ!』

『僕は、、、やってない!』

『家に帰りたくはないのか? それなら認めて、この書類にサインしろ!』

『...僕は、、、うーん、、、やりました。』

『そうそう! そうやって認めれば家に帰れるんだぞ! ここにサインしろ!』

『...ははい。』



僕はやってもない罪で捕まり、やってもないのに罪を認めた。

それからというもの、、、。


僕の働いている職場に僕の書き込みをしてきたやつがいた!


『香川 ダイキ25歳は、電車の中で20代前半の女性のお尻を触り

警察に捕まり、罪を認める!!!』


職場の全パソコンに載っていた!


僕は職場では仕事も順調にいっていたし、次の企画では全てを僕に任せてくれる

ところまであったのに、人間関係も男女関係なく仲良く出来ていた...。

この時までは、、、。



それが、、、この事が原因で、音を立てて壊れていった。

僕は仕事をクビになり、【痴漢】と言うやってもないレッテル張られて

この職場から追い出された。


職場の人からも、こう言われていた。


『痴漢なんて! 本当に最低!!! 女の敵よ!!!』

『なんか? 香川さん、気持ち悪くない、、、!?』

『そんな人じゃないと思ってたのに、、、!!!』

『香川さんって? イイ人そうで本当はやらしい男だったんだねぇ~!』

『信じられない! お尻を触わられた女の子が可哀想よ!』

『女の子たちは、香川さんに近づいたらお尻触られるよ~!』


僕を見る冷たい視線が物凄く痛い...。


僕は逃げるように、自分の荷物を段ボールにいれて職場を後にした。



やってもない罪を認めただけで、僕の人生は最悪な方へ向かっている!

最早、、、逃げようがない!!!



この先、どうしたらいいのか、、、?

そんな時に、一人の女性と僕は運命的な出逢いをする!


『彼女だけは僕を信じてくれた! 今はそれだけでいい! それだけがいい!』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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