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あの夏から、  作者: 宝くじ夫
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1話 出会い

主人公 小倉純平

友人 真中翔

セミがミンミンと鳴いているのを僕は教室で一人机に突っ伏しながら聞いていた。

季節はもう夏だ、グラウンドでは部活をしている人たちの声が聴こえる。

廊下から小走りでくる音がして扉が開けられた。

「おい!純平!いつまで寝てるつもりだ?どうせ部活入ってないんだしさっさと帰ろうぜ。」

そう呼びかけるのは僕の友人、真中翔(まなかしょう)だ。こいつとは中学で会ってから気が合い一緒にいる。

「そうだな、いつまでも学校に居てもやること無いもんな、帰るか。」

そう言いながら机の横にあったバックに手をかけ翔の方へと歩いて行った。

今年で中学2年になるけど特にやりたい部活もなくただダラダラと毎日を過ごしている。

もちろん今一緒にいる翔も同じだ。

「なぁ翔?お前部活とかやらねぇの?」

「今更なんだよ、特にやりたいこともねぇし今更部活入ってもだろ。笑わせるなよ」

そう笑いながら翔は言った。

「今更かもしれないけどやっぱり何かに打ち込んだほうがいいのかなぁって思ってさ」

そう言いながら校門を出ていくと目の前を通った女の子がいた。翔がその子を見て

「うわ!めっちゃかわいいじゃん!あんな子と付き合いてぇな」

翔がそう言った女の子を僕は知っていた。


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