あとがき
思った以上に長編になってしまった本作。
何度も途中でやめようと思ったけど待ちわびる声もあった。
故に尽力して出来たのが当作品でした。
「ヤンデレ姉」と「小さな許嫁」と「ボク」の三人が絡む話。ですが、もう少しストーリイを膨らませたかった。朱音が言うほどヤンデレなのか? かなみの立ち位置はもっと美味しく活かせなかったのか? という疑問や心残りもある。
主人公の心理描写も悩んだ。高校一年ってしっかりしているようでしっかりしていない。情熱的であり空虚でもあり、常に揺れ動いてる年頃。この高一というの表すのが実に悩んだ。
しかし五ヵ月に及ぶ連載で、いざ終わったときにはかつてない充足感を味わえたのも事実でした。前作がどちらかというと鬱々とした作品だったので、精神的には非常に楽な状態で完結させられたと感じます。
病んでる朱音と空の関係はこれからどうなるの。どうなっていくの?
そんな「ヤンデレ姉」をお気に召した方に朗報がひとつ。
第二段があるかもしれません。
僕が何より彼女たちとの話をもっと見てみたいので。
もしそれがあるとしたら、より一層面白い作品にするよう努力します。まあ、更新頻度はお約束できませんが、気長にお待ち頂けたらと思います。
なので、次回作を投稿する際には、是非ともご一読よろしくお願い致します。