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不機嫌な姫君に捧げる薔薇の花  作者: 江本マシメサ
第四章【流れ星は地上で輝けるか?】
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 その日から数週間。私は侍女として働き始めたけれど、本当に王宮ってどこもかしこも騎士だらけ。侍女やメイドってあんまり居ないの。だからね、見ない顔の私が珍しいからか声を掛けられる事が多いのよ。でもね、「ごきげんよう。私の名前はフロース・ユースティティアよ」っていえば大抵の騎士は顔が驚愕に変わって引いていくのよね。公爵家の名前が自分のお守りになるとは思ってもいなかったわ。


 それにしても今の若い騎士達ってなんだか派手な服装をしていて、浮ついた振る舞いをする人が多い事に驚いたわ。服装は王族親衛隊の騎士服の形が特別に華美なせいもあるのだけれど、それ以上に髪を長く伸ばして結んでいたり、宝飾類を身につけていたり、きちんと制服を着ないで首元を寛がせていたり、騎士の風上にも置けない姿をしているの。


 それに騎士じゃなくても、髪を伸ばしていたり、香水を振っていたり、耳飾りをしている男の人って大嫌い。だって自意識過剰で男の癖に気持ち悪いでしょう?

 髪はきちんと短く切って、制服は決められた規定通りに着こなす、体を動かす仕事だから多少は汗臭くっても構わないのよ。そんな風にしているだけで少しは格好良く見えるのに、それを出来ている人って案外少ないの。どうしてかしらね?


 そんな事もあって、パライバの親衛隊の子達にも、気になる箇所があればついつい注意をしてしまうのだけど、いくら私が王族だからって言う事を聞いてはくれないのよ。見てくれだけを大事に思うその若さって罪よね。


 パライバの侍女をする事になって一週間。分かったことといえば、パライバの頑固な性格と、十代の後半から二十代の前半の親衛隊員達の奔放さかしら?あの子達ったら隊長の言うことすらまともに聞かないのよ。一体今までどう躾けられたのかしら、と各家々に問い詰めたい位だったわ。

 もう一つ分かった事と言えば、イグニス・パルウァエの性格かしら。ラウルスやパライバの言うとおり、本当に真面目な人なのね。早く出勤してきて朝から休憩所の掃除までしていたのにはびっくりしたわ。そんなのメイドの仕事なのに。それに紅茶を淹れて渡すでしょう?必ずすぐに一口飲んで「美味しいです」って微笑みながら言ってくれるのよ。

 あの人、年は私と同じ位だと思っているのだけれど、笑うと少年ぽいって言うか、子供っぽい顔になるのよね。その表情が面白くて、紅茶を淹れて差し出すのが楽しみになっているの。


 意外にも周囲と揉める事も無く、平和な日々を私は過ごしていたわ。お父様見たら驚くかもしれないわね。今度自慢をしてみようかしら?もしかしたら褒めてくれるかもしれないわ。

 …二十五にもなって父親に褒めてもらいたいなんて可笑しいとは思うけれど、今まで一度も褒められた事が無い事に気が付いたの。まあ、褒められるような行為をしていなかったのも事実なのだけれど。


 けれど生まれつきの悶着体質ってそうそう治らないものよね。今日も隊員の服装を注意して、危うく暴力を振るわれそうになったのよ。格好を非難されたのが嫌だったのかしら、眉間に皺を寄せて、拳をぎゅっと握られた時に、ああ、殴られるかもしれないわって思ったの。でも私って負けず嫌いだから、そのまま睨みつけて喧嘩を売るような形を取ってしまったのよね。本当、自分で自分の性格が嫌になってくるわ。


 周囲に感付かれないように奥歯を噛み締めて、勝った様な気持ちで相手の騎士を見上げた時、背後から止めが入ったの。


「姫、申し訳ありませんでした!」


 振り返ってみれば、イグニス・パルウァエが頭を下げていて、その必死の姿に私が注意をした騎士は毒気を抜かれたようで、呆然と佇んでいたわ。


 何とか助かったみたい、と安堵をしていたけれど、他の騎士から私を姫と呼んでいる事についてヒソヒソと疑問に思う声が聞こえて来て、何だか恥ずかしくなって顔に熱が集まってくるのを感じていたの。後で姫呼びはしないようにお願いをしなくてはいけないわ。


「部下の愚行は上司である私の責任です。どうかお叱りの言葉は全て、全てこの私にお願いします」


 あら、何かあの人が言っていたけれど、考え事をしていて全然聞いていなかったわ。どうしようかしら?聞き返したけれど、言い直してくれなないし。…まあいいわ。この場は上手く収まったのだから良い事にしなくては。

 気を取り直して紅茶でも淹れようかしら。そういえば新しい茶葉が届いていたわ。そんな事を思いながら部屋を出たけれど、執務室の扉の向こうで聞いたことも無いような固く、冷たい声のイグニス・パルウァエの声が聞こえて、悪い事だと分かりつつも聞き耳を立ててしまったの。


「――イルデ・ウイットラン。俺はその服装について注意はしないが、服装の緩みは気の緩みにも繋がるという言葉がある。その格好を続けるのならば、覚えておけ」


 その言葉を聞いて、その通りだわ、と思ったのと同時に悔しさも沸きあがって来た。どうしてあの子達はこんなにきちんとした上司の言う事が聞けないのかしら、と。


 その後イグニス・パルウァエが部屋から出てきたので、捕まえて話をすることにしたの。


 休憩所で紅茶を淹れて差し出すと、いつものようにお礼を言ってから口を付け、喉が渇いていたからか一気に飲み干してしまったわ。熱くなかったのかしら?二杯目の紅茶を注ぎながら、ちらりと顔を見たけど平然としていたわ。


 そして私がイグニス・パルウァエにあなたは部下に舐められているんじゃないかしら?と問いかければ飲みかけの紅茶を喉に引っ掛けて苦しそうにしていたわ。なんだか悪い時機に聞いてしまったようね。


 話を聞いてみれば、王宮の騎士達は家柄を重視しているらしく、無名の家の者の言う事は聞かないんですって。公爵家の私の言う事を聞かないのは私が女だからでしょうね。全く下らない考えを持っていること。

 それにしたってパライバの親衛隊員達は酷い。隊長であるイグニス・パルウァエの威厳とかが足りないせいもあるわ、きっと。彼、若すぎるのよ。その事について指摘をすれば、驚くべき事にイグニス・パルウァエがラウルスと同じ三十一歳だという事が判明したのよ。信じられないわ。だってこんなに若いように見えるのに、もう三十代だなんて。でも良く考えれば、ラウルスと従騎士時代からの付き合いだと言っていて、騎士になれる十二歳の頃から入隊をしたと言っていたので、その同期といったら同年代か年上になるのは分かるのに、何故かずっと気が付かなかったのよ。それにしても詐欺だわ。その顔でよわい三十を過ぎているだなんて。


 この部屋に来た時はどうしてもっと注意をしないのかと怒るつもりだったのに、何だか興を醒めてしまっていたの。


 折角星が綺麗な夜なのに、何だか気分は沈んだまま服装の乱れについて、個人的な意見を言ってそのまま別れたわ。


 身分についての差別ってやっぱりまだ残っているのね。ずっとランドマルクに居たから、そんな古い考えが未だに貴族の間で根付いているなんて知らなくてとても驚いたの。王宮の中の毒を目の当たりにして、なんとも解せない気分を引き摺った状態で帰宅をしたわ。


◇◇◇


 今日はお休みの日だったけれど、前の日に休憩所に忘れ物をしたのでそれを回収しに王宮にやって来たの。私が休みの日は別の部署から侍女の女の子が来て、お世話を焼いてくれるのよね。ついでにパライバにその子の言う事を聞くように釘を刺して、今日の予定を聞かれたので雑談をしていたわ。

 下町にある靴屋に注文をしていた品を受け取りに行くと言えば、供の者は居ないのか?とパライバは聞いてきたの。公爵家の護衛が見えない所に潜んでいるし、問題は無いと言っているのに、あの子ったら誰か伴って行けとうるさいのよ。

 終いには親衛隊から誰か選んで連れて行けって言うの。冗談じゃないわ。男の人と二人っきりで行動するなんて、嫌に決まっている。馬車の中で何かされたらどう責任を取ってくれるのかしら!?自意識過剰かもしれないけれど、男の人っていつ何をするか分からないでしょう?だから余計なお世話だわってお断りをしたのよ。

 そんな風に揉めているとイグニス・パルウァエがやって来て、パライバは彼に私の護衛に付くように頼みだしたの。この人夜勤明けだし、私の買い物に付き合うのは悪い気もしたわ。護衛なんか要らないという私と護衛を連れて行けというパライバの姿を見ながら、イグニス・パルウァエは自分を連れて行くように進言して来たの。


 男の人と二人で出かけるのなんて初めてだし、緊張もするけれど、この人なら変な事をしない、という妙な信頼があったわ。だから特別に同行を許したの。

 それから馬車に乗っていく事になったんだけど、彼は恭しく足場に乗る前に手を貸してくれようとしていたけれど、恥ずかしくってお断りをしてしまったわ。だってこんな風に騎士からお姫様みたいに扱われた事なんて記憶に無かったんだもの。


 馬車で移動する間、イグニス・パルウァエは私の斜め前、出入り口に近い方に座り、腕を組みながら窓の外の景色を眺めていたわ。馬車の中に差し込んできた光に当たった赤い髪は、燃える炎のように鮮やかで、とても美しいと思ったの。思えば外で彼を見たのは初めてかもしれないわね。私の髪なんて白に近い銀色だしつまらないと思っていたのよね。あんなに綺麗な髪色を羨ましく思って見つめていたら、目が合ってしまって、ツンと不機嫌に逸らしてしまったわ。どうして私ったらこんなに素直じゃないのかしら?綺麗な髪色ねって一言伝えれば済む話なのに。


 馬車に乗って目的の靴屋を目指す。その靴屋は鍛冶屋や冒険者御用達の道具屋がある下町にあった。


 ここはお祖母様から教えてもらったお店で、腕のいい職人が居て、長持ちで質の良い品を毎回提供してくれるお店なの。少し油っぽくて、無骨だけれどどこか温かみのある店内は嫌いじゃなかったわ。


 靴を試し履きする為に置かれた椅子に座り、主人が頼んだ品物を持って来てくれて、地面に置かれた敷物の上に品物を置こうとした時、腰を抑えて苦しそうな顔で呻いたのよ。聞けば先日から腰を悪くしているようで、治療を受けている最中なんですって。そんなに体調が悪いだなんて知らずに朝から訪問をして来て悪いと思ったわ。そんな店主と話をしているうちに、イグニス・パルウァエが私の靴を持ち、目の前に片膝を付いてしゃがみ込んで、こちらを見上げていたの。


 最近の騎士はこんな事までしてくれるの!?と驚いたわ。普通、自分の主人の以外に騎士は簡単に膝を付かないものなの。

 それなのに、靴を履かせてくれる為に膝を付くなんて、こんなの物語に出てくる空想上の騎士みたいでしょう?それに目の前で騎士に膝を付かれたのなんて初めての事で、思わず間の抜けた声を出しながら動揺をしてしまったわ。


 動揺を押し隠すように片方の足を上げれば、丁寧に紐を解いてくれて、真新しい靴を履かせてくれたの。何だか小慣れた手つきなんだけれど、いつも女性相手にこんな事をしているのかしら?


 そんな甲斐甲斐しくお世話をしてくれるイグニス・パルウァエの姿を見て、店主が謝罪をしていると、彼は前の主人が靴の収集家でこのような行為は慣れていると言ったわ。仕事で慣れていることを知って何故か安堵をしていたの。どうしてかしらね?


 それから彼を家に送り届けようと住所を聞いたのだけれど、市場に寄るからと断られてしまったわ。ここから近いと言っても今日はとても冷えていて、風も強いし馬車に乗るように無理矢理誘って送り届ける事にしたの。


 そういえば、前にラウルスが市場に行った話をしていたわね。前から気になっていていたのだけれど、少しだけなら覗いて帰っても大丈夫よね?それとも付いていくのは迷惑になるのかしら?でも護衛を申し出た以上は多少の我儘位は聞いてくれるかもしれないわ。


 そう思って一緒に市場に降り立ったけれど、案の定、困った表情で見下ろされてしまったわ。だって仕方がないじゃない。興味があるんだもの。

 市場は治安も悪いし、来るべきでは無いとはっきり言われたけれど、こんな機会なんて滅多にないから強引について行ったのよ。ラウルスの名前を出したら、仕方がないといった感じに同行を許してくれたわ。彼がラウルスの友達で本当に良かったと、初めて思った瞬間だったわね。


 そして初めて行った市場は凄い人だったの。売っている物もびっくりする位山盛りに積まれていて、落ちないのが不思議だったわ。でも何度か前を見ないで通行する人とぶつかりそうになって、避けるのが大変だったけれど。

 次に大通りにある食品街を通り抜けます、と説明されてイグニス・パルウァエはさっさと人と人の間を器用に通り抜けて、先へと行ってしまったわ。今まで居た雑貨街と違って食品街は人との隙間が無いように感じるほど、大勢の人たちで溢れていたのよ。


 いつ入ればいいのか考えているうちに、なかなか追いつかないからか、戻って来てくれたイグニス・パルウァエが突然「帰りましょう」と言って来たわ。


 人込みの中に入れなかった私を見て、これ以上は進めないと判断したみたいね。でもそれでは途中で諦めたみたいで悔しいって思ったのよ。目の前の騎士が困っているのは分かっていたけれど、その時の私は仕様もなく意地になっていたわ。

 そんな風に困らせていると、いきなり肩を引かれて抱き寄せられたの。何事かと思えば、背後から物凄い速さで、前が見えないほどに沢山の品物を積んだ荷車が迫っていて、さっきまで私が居た場所を走リ抜けて行ったわ。多分助けて貰えなかったら、荷車に轢かれていたのかも知れないわね。始めにあの人の言った通り、ここは危ない場所だわ。


「――姫?」

「!!」


 姫、と呼ばれて漸く自分が彼の胸に縋ったままになっていることに気が付き、顔が赤くなっているのを感じながら体を離す。


 あまりにも不自然に体を離したものだから、心配して顔を覗き込んで来たの。でも恥ずかしくって顔を逸らしてしまったわ。きちんとお礼も言えないなんて、どうして失礼な態度でしか振舞えないのかしら。混乱している頭の中で考えても分からなかったわ。

 それに身を以って危険だと分かったのに、帰ろうと言葉を掛けるあの人に従わないで、このまま先に行きたいと言っている自分が信じられないと思ったわ。これ以上困らせたくないのに、と思っていても口からでるのは可愛気の無い言葉ばかり。


 彼は怒ったからか背を向けて黙り込んでしまったの。夜勤明けで我儘お嬢様のお世話をしなければいけないなんて、迷惑の他でしかないのは分かっているわ。その背中にごめんなさいって言えば許してくれるのかしら。そう思って口を開きかけた時、イグニス・パルウァエが言った言葉は驚くべきものだったの。


「では、私の服か腕に掴まっていただけますか? 先ほどのようにはぐれてしまってはお守りすることができませんので」

「!!」

「無理だというのなら、私はこのまま帰らせていただきます」


 ――なんて、心の広い人なのでしょう。この人は本当に本当の騎士なのね。


 小娘の我儘をものともしないで、与えられた任務を確実にこなしてくれるなんて。

 

 このまま先に進むことに罪悪感を覚えていたけれど、イグニスが付き合ってくれると言ってくれたので、その言葉に甘える事にしたの。


 男の人にしがみ付くなんてした事が無いから服を少し掴んで顔を見上げたら、驚いた表情をしていたわ。本当に先に進むと思っていなかったのかしら。


 それから色々質問をしながら食品街を回り、大勢の人を掻き分けながらやっとの思いで飲食街へたどり着いたわ。人の多い道を進むのは大変だったけれど、イグニスの話が面白かったからさほど不快には思わなかったの。なんだか不思議な現象ね。


 イグニスが揚げたお菓子を売っているお店を見つめていたから、食べたいのかしら?と思って今日のお礼も兼ねて注文をしたの。お金を財布から取り出して、店主に渡そうとしたら、変な顔で見られたわ。


「お嬢さん、そのお金ではおつりが出せないから、中央にある両替する場所で細かくしてから来てくれるかい?」


 おつりが無い?お店なのにどういうことなのかしら?だったらおつりは要らないわ、って言うとイグニスが慌てて私から金貨を奪い取って、自分の財布からお金を出して支払いを済ませてしまったの。それから背中を押されて店の前から移動をして、ため息をついている横顔を見れば、今度は慌てて私の手を握って走り出したのよ。

 もう、訳が分からない!と思いながらも、手を振り払うことも出来ずに引かれるままに全力疾走をしたわ。


 少しだけ走った先には公園があって、手を離したイグニスは突然走り出した訳を話したの。なんでも知り合いが居て、見つかりそうになったんですって。二人でいる所を見られたら無粋な噂の種になって困った事になるそうよ。


 その後も私の足が痛くないか心配したり、買ったばかりの靴の汚れを謝罪したりとイグニスは忙しそうにしていたわ。あんまりにも申し訳なさそうにあれこれ聞いてくるので、こちらも落ち着かない気分になったものだから、大人しく隣に座ってもらう事にしたのよ。


 それから奪われたままになっていた金貨を返してくれて、彼はお金について少しだけ教えてくれたの。私が気軽におつりなんかいらない、って言った金貨は騎士の平均的な給金だと。


 …正直恥ずかしいって思ったわ。だって騎士が一生懸命働いて得る事の出来るお金の価値も知らないで使おうとしていたのだもの。今まで意識していなかったけれど、私って世間知らずなのかしら?


 彼とはそこで別れて家に帰ったけれど、何ともいえない複雑な気持ちは晴れる事は無かったわ。


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