「ゴミのなかは歩きづらい」 「虹」
「ゴミのなかは歩きづらい」
歩いて歩いて歩いても
ここはただのゴミ溜めで
救われることは期待するだけ無駄
どこにいようがゴミの山
それも世界と諦めて
澄みきった青空を見上げた
「虹」
空は陰り
昼に夜がやってくる
繰り返しの日々さよなら
二度と戻らない世界
あの日を境に変わった世界
色褪せていく日々のこと
風が吹いて明日の天気が変わり
予報は外れて今日も雨
誰も知らない新たな地獄
怯えていても夜はやってくる
だったら
これが僕の生きてる世界
変わり続ける景色のなかで
もう一度
虹を探しに行く