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日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


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9月25日 連絡先

 これまでは、ずっと体育祭の練習もあったしちゃんとした授業は受けていなかった。しかし、今日はいつもの授業が行われている。やっぱり、勉強は憂鬱だな。ちょうど今は、6時間目と7時間目の間の時間だった。休み時間ということもあり、高い笑い声が響き渡っていた。あそこにいるの"BIG3"なんじゃない?俺たちの教室はざわついた。誰?"BIG3"って?聖徳高校の"BIG3"には、名前の通り3人いる。篠木、高田、そして颯希。颯希が来てたりしないよな?少しドキッとしてしまう。俺も、窓の方に歩き出す。たしかに、誰かが歩いている。でも、これくらい離れていたら誰かはわからない。


 中田「ここからだとわかんねぇな」

 俺 「そうなの?」


 残念そうに戻ってくる。


 中田「あー、会いたかったな」

 俺 「誰に?」

 中田「そりゃあ、高田さんと矢田さんだね」


 俺は、急に反応してしまう。名前出すなよ。


 中田「守は、会いたいか?」

 俺 「いや、会いたくないよ」

 中田「なんでだよ?」


 なんでって言われてもな、、、、、。付き合ってるなんて口が裂けても言えなかった。


 俺 「だって、アイツら相当モテるんだろ?」

 中田「ああ。特に矢田さんはヤバいらしいぞ?」

 俺 「そうなの?」


 聞いてて心が痛かった。


 中田「全てがそろってるんだよなー」

 俺 「誰情報だよ?」

 中田「聖徳の友だちが言ってたよ」


 やっぱり、聖徳と淮南はつながってるんだなと改めて感じる。


 中田「お前も知っている奴いるだろ?」

 俺 「まぁ、何人かは。でも、そんなに会ってないからしらないよ」


 中田は、何かを考えている様だった。


 中田「そう言えばさ、、、、」

 

 なんか言いたそうだった。


 俺 「なんだ?」

 中田「お前、矢田さんと同じ中学だろ?」

 俺 「ああ」

 中田「連絡先知ってるのか?」

 俺 「グループとか見たらあるかも」


 嘘を嘘で包んでいくのが大変だった。颯希の連絡先はある。なんなら、上の方にある。


 中田「教えてくれよ」

 俺 「勝手に教えたら怒られるんじゃねぇの?」  

 中田「ええ、いいじゃん。教えろよ」

 俺 「じゃあ、今度聖徳行ったらいいんじゃない?」


 結局、外を歩いているのが誰かはわからなかった。本当に"BIG3"だったのだろうか?

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