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日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


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9月16日 野球部vsサッカー部(成長)

 颯希は、受験勉強をとても頑張っていた。受験まで後4ヶ月程度だから無理はない。俺も、もっと真剣に考えないといけないのだけれど、野球しかしていない。本当にどこの学校に行けばいいのかまったくわからないでいた。とりあえず、指定校推薦してくれる学校があったから、そこに行こうと考えていらけどはたしてそれでいいのか。


 ー9月10日ー


 賀川、狩野が走り出した頃、俺は直江と話をしていた。


 直江「守さん、1番に戻ってきてくださいよ」

 俺 「さぁな、それはわからんよ」


 負けたくない思いが直江も強い。たしかに負けたくない気持ちは理解できる。けど、負けたところで何かあるというわけではない。


 直江「なんでですかぁ、負けたら俺たち困るんですからね」

 俺 「勝っても負けても俺は影響ないからな」


 賀川リードで半周まできたようだ。


 直江「なんてこと言うんですか」

 俺 「ハハハハ」


 笑っちゃう。直江がこんなに真剣な表情をしてるなんて。考えたことすらなかった。


 直江「ホントに笑いごとじゃないですからね」

 俺 「そうかもな」


 ふざけてるのが直江は納得がいかないみたいだ。気持ちは理解できないが、勝ちたいという思いが伝わる。


 直江「サッカー部には負けたくないんですよ」

 俺 「なんでだよ」


 そこには俺たちにはわからない直江の想いがあった。それに応えたいという自分がいた。


 直江「サッカー部ムカつくじゃないですか?」

 俺 「誰だよ、それ」


 直江は、サッカー部がムカつくのか、サッカー部の特定のやつなのか。俺にはわからなかった。


 直江「そりゃあ、キャプテンでしょ」

 俺 「ああ、西ってことか」


 もうすぐ賀川が返ってくる。5番走者は、2年の近藤だった。


 直江「はい。僕も勝つんで、守さんも藤森さんに負けないでくださいよ」

 俺 「言うねぇ、キャプテン」


 俺に対して死ぬ気で走れというメッセージなのだろうな。


 直江「当たり前でしょ。じゃないとキャプテンつとまらないでしょ」

 俺 「お前も成長したな」


 少し関心してしまった。


 直江「この夏、大変だったんですから」

 俺 「一回戦負けだもんな」

 直江「言わないでくださいよ」

 俺 「いや、言うだろ」


 この夏、淮南高校は新チームになって初めての大会に挑んだのだが初戦負けという悔しい結果を味わっていたのだ。

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