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日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


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9月1日 カレンダー

 俺は、布団から起き上がった。まだ眠たい顔をしているとなんとなく思っていた。頑張ろうと思う心とまだ寝ていたいという体がズレている気がしていた。俺は、ゆっくりと洗面台に向かった。「もう少し寝たいな・・・」。俺は、つい本音が出てしまっていた。

 そうは思ったけど、とりあえず、学校モードに意識を変えて、1階のキッチンに向かった。今日の朝食は、ご飯、お味噌汁、たらこというメニューだった。和食かぁ。内心、今日はパンが良かったと思ったが、それを口にすることはできなかった。お母さんは、俺がキッチンに来たとともに、コップにお茶を注いでくれた。「おはよう」。お母さんは、いつものように笑顔で挨拶をしてくれた。

 俺のお母さんは、どことなく颯希に似ていると以前から感じていた。だから、颯希を好きになったのかもしれない。お母さんは、愛嬌たっぷりで落ち込んだ時は、見たことがない。それなのにどこか天然さもあるみたいな感じの人だった。俺は、ささっと朝ごはんを食べ終え、洗面台へと向かった。

 ご飯を食べていると、少し目が覚めたようで、俺は、眠たそうな顔をしていないことが鏡越しからわかった。俺は、さらにキリッとした顔にするため、顔を洗い、歯を磨き始めた。最近、電動歯ブラシで歯を磨いているからなんとなく楽だ。今までは、手動の歯ブラシだったから、力を入れないと磨けている感じがきなかったけど、今は違う。ほっといても動く感じが心地いい。

 俺は、歯を磨き終えると、鏡を見ながら少しばかり生えた髪を整えた。そして、2階にある自分の部屋に戻っていく。戻っていく足取りは、起きた時より数段早い。俺は、制服をハンガーから出し、着替え始めた。そして、今日の授業がなんだったか考え始めた。何があったっけな?

 数学、英語、社会があるのは知っていた。後、何の授業だろうか?スマホをとり、今日の授業を調べた。あぁ、生物と美術と音楽か。鞄に今日必要な授業の教科書やノートなどを詰め込んだ。「こんな感じでいいか」。本当にテキトウにしかいれてない。これ以上、考えていれても仕方がない気がしたのだった。

 俺は、ふと、机の上にある白いカレンダーが目に入ってしまった。もう9月か。今年もあっという間に5ヶ月が経過していた。ここから、4ヶ月は、もっと早くすぎるんだろうなというイメージだった。俺は、学校に行く準備をしながら、これからのことを考えていた。

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