表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/80

8月16日 悩み

 

 颯希「勉強は、どうなの?」

 俺 「うーん。まぁ、なんともかな」


 これからの進路に俺たちは迷っていた。


 颯希「大学どうするの?」

 俺 「一応、何個かは探したんだけど、どうだろ?って感じかな」


 素直に言うと、そんなに行きたい大学はなかった。


 颯希「そうなの?」


 不思議そうに俺の方を向いた。


 俺 「うん。なんか、まだ実感わいてなくて。颯希みたいにもう少し目指すところを決めていきたかな」


 高校野球で燃え尽きてしまった俺は、これからどうしたらいいのだろうか?まだ、わからないでいた。


 颯希「守ならできると思うよ」

 俺 「目標さえ見つかればなんとかなると思うんだけどな」

 颯希「一旦、考えるのやめたら?」


 よくわからなかった。


 俺 「どういうこと?」

 颯希「考えすぎたら、行動にうつせなくなるよ」

 俺 「あー、そういうことね」


 なんとなく、颯希の言いたいことが理解できた。


 颯希「もうすぐで、夏休みも終わるしどっか行ってきたら?」

  

 そんなことを言われてもな。


 俺 「どっかねぇ、、、、、」

 颯希「これも、ピンとこないかな?」


 ピンとこない。


 俺 「例えば、どうしたらいいの?」

 颯希「そうだな、、、、。オープンキャンパス行くとかは?」


 オープンキャンパスかぁ。たしかに、そんなものもあるな。


 俺 「ああ、なるほどな」

 颯希「なんか、そういう感じじゃない?」

 俺 「じゃあ、やってみようかな」


 颯希は、いつも前向きな言葉をくれる。


 颯希「それがいいと思うよ

 俺 「ありがとう、ちょっと考えてみるわ」

 颯希「よかった、守のヒントなって」


 とても嬉しそうにしてれた。


 俺 「颯希は、頭がいいから、助かるわ」

 颯希「いや、守は、勉強してないからでしょ。本当は、賢いんだから」


 颯希の中で、俺は賢いという風になっていた。


 俺 「いやいや、昔から颯希には敵わないって」

 颯希「そうかな?中学校の頃は、同じだったじゃない?」

 俺 「それは、ないよ」


 この話になると、いつと中学校時代の話が出てくる。


 颯希「そうかな?」

 俺 「そうだよ」


 颯希は、おどけながら俺の方を向いた。


 颯希「私の守の学力は、昔のままなのか。ハハハ」


 今日も笑顔だった。やっぱり俺には颯希しかいない。そう思えた瞬間だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ