8月12日 完食
昨日、深澤と話をして、やっぱりむやみやたらに勉強するんじゃなくて、やりたいことを探すことにした。
ー8月11日ー
俺と深澤は、話し始めて約1時間半が経過しようとしていた。
俺 「深澤これからどうする?」
深澤「うーん。まぁ、とりあえず今のままかな」
深澤は、しめのデザートを食べようとしていた。
俺 「そっかぁ」
深澤「そっちは大学?」
俺 「ああ。でも、どこの大学行くか迷っててな」
俺の近くにあったフォークとスプーンを渡した。
深澤「そんな行きたいところあるんだ」
俺 「いや、逆だな。行きたいところがなくて」
行きたい大学は、全くない。近くにいる颯希は、社会人を、見据えて勉強している。だからこそ、大学も見つかるんだろうな。
深澤「ないの?」
俺 「うん。まだ、やりたいことも決まってないしな」
深澤「そっちも大変なんだな」
俺 「今まで、野球してきてねぇからな」
野球。それだけ、俺にとって大事なものだったんだろうな。今になって気づく。
深澤「ハハハ。それもいいんじゃね」
俺 「どうだかね」
深澤「矢田さんは?」
俺 「矢田さん?」
突然、颯希の話。コイツが何を言っているか全然理解できなかった。
深澤「うん」
俺 「なんで、矢田さんなの?」
深澤「お前なら知ってるかなって」
まさか、、、、。
俺 「いやいや、知らないよ」
俺は、知らないで通した。
深澤「知ってるよ、お前ら付き合ってるの」
俺 「えっ、、、、?」
深澤「ハハハハ。嘘下手だろ」
俺 「誰、情報だよ」
俺は、真っ赤になっていたのがスマホ越しでわかった。
深澤「篠木」
俺 「誰、それ?」
深澤「うーん。知らない、篠木七海?」
俺 「知らないな」
俺は、ピントこなかった。誰だろ、、、、。
深澤「あっ、BIG3だったら知ってる?」
俺 「聖徳高校のやつ?」
聖徳高校のBIG3。直江からずっと聞かされていた。
深澤「そうそう」
俺 「もしかして、そのうちの一人?」
深澤「ああ」
俺 「そいつは、仲いいの、お前と?」
たしかに、深澤だったら友だちでもありえるか。
深澤「仲いいっていうか同じクラスだったんだよ」
俺 「へぇー。そうなんだ」
深澤「篠木七海ね。覚えとくわ」
俺たちは、デザートまで全て食べ終えた。




