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日常で世界を変える(湯浅編)  作者: mei


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8月4日 白峰工業高校戦4

 白峰工業高校戦から、もう3日が経ったのか、、、。早いなぁ。俺は、自転車を乗りながら大粒の汗をかいていた。学校までもう少しだった。


 ー8月1日ー


 マウンド上にいる三好は、だいぶ疲れてきている様子だった。試合序盤は、急いで投げることはなかったが、さっきの直江や新内に対しては、キャッチャーから返球がされると、すぐに投げていた。

 俺は、1打席目と同じように甘く入った初球を狙っていた。打球は、レフト前へと飛んでいった。再び、一塁側からは、大きな歓声が響き渡っていた。続く、1番の村田も、初球をたたき、三遊間を抜けていった。連続で初球を打たれているということもあり、白峰高校キャッチャーの梅澤は、タイムをとり、マウンドへと集まった。

 俺は、二塁ベース上から、スタンドを見つめた。スタンドには颯希だけでなく、聖徳高校の永谷、守田工業高校の友利たちもいることに気がついた。めちゃくちゃ目立つところにいるじゃねえか。俺は、笑いそうになった。すると、さっきまでマウンドに集まっていた内野陣が解散され、ショートの丹生が二塁ベース近くにやってきた。

 

 丹生「元気?」

 俺 「てめぇたちのせいで、困ってるよ」


 俺は、リードをとる。体は投手の三好の方をみていたが、後ろにいる丹生に聞こえる声で話した。


 丹生「そりゃあ大変だ」

 俺 「頼むから点とらしてくれよ」

 丹生「三好に言ってくれよ」


 三好が投げるとともに、丹生は、俺の近くから離れていった。三好が投げたボールは、シュート回転してインコースから賀川の肘に当たってしまった。8回裏。2死満塁。打席には、3番の園山が入った。

 一塁側からは大きな声援が続く。俺は、三塁ベースから園山の打席を見守った。すると、またしても初球を振り抜いた。まるで、初球を振れと言わんばかりの初球攻撃が続く。園山が放った打球は、右中間へと飛んでいく。俺は、ホームベース踏んで、走ってくる村田を見つめた。村田は、滑ることなくホームへと返ってきてハイタッチを交わした。

 さらに、賀川も返ってきて一気に3点が入った。ベンチに返ってくると、監督から8回裏に投げることを告げられた。マジかよ、、、。想定していなかった。直江がきっちり投げていただけに驚きを隠せなかった。俺は、タオルで滴る汗を拭いて、直江を呼び出した。


 俺 「キャッチボールしてくれ」

 直江「は、はい!!」

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